テックビューロ株式会社が運営し、フィスコへの事業譲渡が決まっている仮想通貨取引所「Zaif」。その利用口座数が約73万口であることがフィスコの決算短信から明らかになりました。
日本全体の「仮想通貨人口」は約350万人
日本仮想通貨交換業協会が発表している資料によれば、2018年3月時点でいずれか1つ以上の仮想通貨取引所を利用している人の数は約350万人です。一方、決算短信によると利用口座数は約73万口ですので、概ね5人に1人がZaifを利用していることがわかります。
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73万口は多い？少ない？
一部の仮想通貨取引所は、利用口座数を公表しています。
例えば、BitFlyerはTwitterで3月に利用口座数が200万口を超えたことを発表している他、コインチェックも同月時点での口座数が約170万口であることを発表しています。
また、GMOコインは10月末時点で20万8000口座です。海外ではバイナンスが6月時点で900万人、Huobiが350万人です。
流石に海外や国内大手と比べると数字的に見劣りしますが、それでも73万口という数字は無視できるものではなく、これだけの口座を持つ仮想通貨取引所が移管されるというのは市場に大きなインパクトを与えそうです。
