日本発の仮想通貨「モナコイン」をTwitter上で気軽に投げ銭できるサービス「tipmona」が、2019年9月10日以降に終了することが明らかになりました。Twitterのアカウント「モナコインちゃんbot」は、入出金の停止に備えて残高を引き出すように呼びかけています。
参考ページ:今後の運用が困難なため「tipmona」は9月にサービス終了
tipmonaってどんなサービス?
tipmonaは、Twitter上で投げ銭(金銭の送付)ができるサービスです。
自分のウォレット(仮想通貨取引所やウェブウォレット、ハードウェアウォレット)に入っているモナコインをTwitter上のtipmonaの残高に写し、更にそれを他者に送金するという仕組みになっています。モナコインを受け取った人は、それを自分のウォレットに移せます。
名前や口座番号等はもちろん、メールアドレスなどの個人情報も明かすことなくモナコインを送れることから、ちょっとした創作に対する謝礼や募金集めなどの際に使われてきました。
しかし、tipmonaを運営するTiwtterアカウントのモナコインちゃんbotは、運用や管理が追いつかないこと、より高性能なbotが公開されていること、譲渡した場合にリスクを保証できないことなどを理由に、2019年3月3日に「9月10日以降サービスを停止する」と明言。サービス終了までに残高を引き出すことを呼びかけました。
サービス終了までにやるべきことは?
現在tipmona上に残高が残っている場合は、Twitter上で「@tipmona balance」で残高を確認したあと、手数料0.01monaを引いた金額を「@tipmona withdraw 金額 アドレス」で出金してください。
tipmonaに変わるサービスを紹介してほしい
現在、Twitter上でモナコインを送付できるサービスには「MonaTipBot」や「Mona Tiproid」があります(前者のみ日本語対応)。両者ともにtipmonaとは直接関係ないサービスですが、今後もTwitter上でモナコインをやり取りしたいという場合は、こちらに残高を移すと良いかもしれません。