マイニングにかかる電気代の目安とマイニングに適した場所

マイニングにかかる電気代と適した場所

マイニングと聞いて一番気になるのは利益です。初期投資にどれだけ掛かり、その費用の回収にはどの程度の期間がいるのか。また、多く利益を出すためにやるべきことなど、色んな疑問があると思います。今回は、マイニングの出資と収入がどうなるのかを見てみましょう。

自宅マイニングをすると電気代は普段の何倍?

マイニングで利益を出すのに最大の障害となるのが電気代です。個人のマイニングでは相当のマシンパワーがなくては成果がでませんが、パワーを上げるほど電気代も高くなっていきます。もちろん、最終的な採掘数が増えれば利益は出ますが、少しでも電気代を抑えるのがマイニングで稼ぐコツです。

マイニングにかかる電気代の目安

基本的にクラウドマイニングでは電気代を使うことはないので、ソロマイニングとプールマイニングを中心に解説します。まずは、GPUを使用したマイニングをするケースから見てみましょう。
電気代の計算には、GPUの消費電力を調べる必要があります。GPUは大きく『GeforceGTX』と『RadeonRX』に分類されますが、マイニングする通貨によって相性があるので、どちらが良いという事はありません。それぞれの消費電力は以下のようになります。

GPU名 消費電力 値段
GeForce GTX 1080 Ti 250W 100000円
GeForce GTX 1080 180W 67000円
GeForce GTX 1070 Ti 180W 65000円
GeForce GTX 1070 150W 48000円
GeForce GTX 1060 120W 31000円
GPU名 消費電力 値段
Radeon RX Vega 56 210W 44000円
Radeon RX 580 185W 33000円
Radeon RX 570 120W 26000円

実際のマイニングでは、GPU以外も電力消費するので誤差が出ますが、今回は主に電力を消費するGPUだけで電気代を算出します。では、具体的な電気代の計算方法を見ながら解説します。

電気代の計算方法

GeForce 1070(150W)
電気代を算出するには以下のような計算式を使います。

消費電力(kW)) × 電力量料金(円) × 電力使用量(h)+基本料金+α※=電気代

もしくは

電気量(kWh) × 電力量料金(円)+基本料金+α※=電気代
(※αとは、再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料費調整、割引額を合計したものです)

では、1つずつ見ていきましょう。
今回は【GeForce 1070(150W)】を4枚使ったマイニングマシンを用意して、1ヶ月間フル稼働させたと仮定します。電力会社は東京電力で、プランは『従量電灯30A』を契約して時間あたりの電気代は29.93円/1kWhとします。

  1. 電気代の計算をする場合は、最初に電力量(Wh)を算出します。
  2. 算出方法は【消費電力(W)×時間(h)=電力量(Wh)】となっています。それを今回の条件に当てはめると【150×4×24=14400Wh】という答えが出ました。このマイニングマシンの1日の電力量は『14400Wh』です。

  3. 電力量を用いて計算する場合はkWh(キロワットアワー)でするため、Wh(ワットアワー)をkWhに換算します。
  4. kWhには【Wh÷1000=Kwh】で換算出来ます。今回ですと【14400÷1000=14.4kWh】となりました。

  5. 最後は、換算したkWhに契約プランの1kWhあたりの電力量料金を掛けると1日の電気代が算出出来ます。
  6. 【kWh×1kWhあたりの電力量料金=電気代】なので【14.4×29,93=430.99】となるので、今回のマイニングマシンの1日あたりの電気代は約431円で、1ヶ月(30日)だと約12,930円がかかり、東京電力の基本料金である842円と個別の+αを足せばおおよその目安が判明します。

先ほどは4枚で例を挙げましたが、各GPUを1枚使用した場合の電気代(東京電力)の目安がいくらになるかまとめてみました。複数枚を使用する場合は、その枚数分掛けていけば算出出来ます。

GPU名 消費電力 Wh 電気代(1日) 電気代(1ヶ月)
GeForce GTX 1080 Ti 250W 6000 179.58円 5387.4円
GeForce GTX 1080 180W 4320 129.29円 3878.9円
GeForce GTX 1070 Ti 180W 4320 129.29円 3878.9円
GeForce GTX 1070 150W 3600 107.74円 3232.4円
GeForce GTX 1060 120W 2880 86.19円 2585.9円
GPU名 消費電力 Wh 電気代(1日) 電気代(1ヶ月)
Radeon RX Vega 56 210W 5040 150.84円 4525.4円
Radeon RX 580 185W 4464 133.6円 4008.2円
Radeon RX 570 120W 2880 86.19円 2585.9円

『GeForce GTX 1080 Ti』と『GeForce GTX 1060』を比較すると、単純計算だと倍以上の電気代が掛かる事が分かります。初期費用も高くなりますが、それだけ採掘数も増えるので総合的には1080 Tiが黒字になることが期待できます。

ただし、電力会社によって電気代やプランが変わり、GPU以外の要素も電気代に上乗せされるので、あくまで目安として参考にしてください。後述で電力会社の解説もしますが、電気代の差を実感出来るような結果が出ているので確認してみましょう。

確実に電気代を知りたい人におすすめのアイテム

ワットモニターを使う

確実な消費電力を算出するには、実際の電力量を測るしか方法がありません。目安を知ることも大切ですが、マイニングで使用する電力が確実にわかれば、利益の計算や、電気代の節約方法なども分かるので非常に重要なものです。

しかし、各パーツの消費電力を1つ1つ計算するのは時間の無駄ですし、必ずズレが生じます。そこで使用するのが、パソコンのワット数をリアルタイムで計測してくれるワットモニターと呼ばれる機器です。その名の通り、使用するマイニングパソコンのワット数をモニターで提示してくれる優れもの。PCの電源ケーブルをワットモニターに差し込むだけで、パソコン全体で使用してる電力量が出ます。

値段も2000円から3000円程度と安価なパーツであり、Amazonでも多く取り扱っているので、購入も容易です。オススメの商品を貼っておくので、参考にしてください。

商品名 AC デジタル LCD 80-260V 20A
マルチメーター 電圧 アンペア数 電力 エネルギー メーター ブルー バックライト 表示 電圧計 電流計 モニター
値段 2015円(2018年2月現在)
パラメータ 動作電圧: 80~260VAC
測定範囲: 80~260VAC
定格電力: 20A/4500W
動作周波数: 45-65Hz
測定精度: 1.0級

大画面ディスプレイで非常に見やすい多機能マルチメーターです。コンパクトでありながら、電圧、電流、有効電力、エネルギーを同時に表示出来ますし、値もほぼ正確なので重宝します。残念ながら、取扱説明書接続は日本語非対応ですが、接続方法は簡単なので初めての方でも問題なく配線出来ます。

定格電力も4500Wまで測れるので、多くのGPUを使用している場合などにオススメしたい商品です。値段も2000円前後なので、お買い得ですよ。

商品名 サンワサプライ ワットモニター TAP-TST8N
値段 2336円(2018年2月現在)
パラメータ 定格容量:15A・100V(1500Wまで)

定格電圧:100V
プラグ仕様:2P
ワットモニター

コンセント一つで消費電力(W)や積算電力量(KWH)、積算時間(H)、積算電力料金、さらに二酸化炭素量まで測定できるマルチメーターです。画像を見て分かる通り、使い方も差し込むだけですし、見やすいディスプレイなのでオススメです。消費電力は1500Wまでしか測定出来ないので、GPUを5枚以上使うのであれば、測定出来ないかも知れませんので注意してください。

定価6000円以上のアイテムなので非常にお得な値段であり、マイニングへの初期投資でギリギリの人にも購入しやすいですよね。

他にも、多数のコンセント口が多く備わっているものや、消費電力を秒単位で計測してくれる、一定の電力に達したらアラームが鳴る、電気代も同時に表示してくれる、などの機能が備わったものもあるので、自分に合ったワットモニターを探してみてください。

フリーソフトを活用する

ワットモニターにお金を掛けたくない人は、消費電力を計測してくれるフリーソフトの利用を検討してみましょう。それぞれのソフトのインストール方法や使い方は製品ページに記載されているので、そちらを参考にしてください。

製品名 joulemeter
提供元 Microsoft Research
対応OS Windows 7/8.1/10

各種ハードウェア(CPU、ハードディスク、モニタ等)の消費電力と、特定プロセスの消費電力を計測してくれます。合計値も同時にリアルタイムに計測してくれるので電気代の算出にも非常に役立つソフトです。提供元もMicro softなので安心感も高いのもメリットの一つ。

製品名 Open Hardware Monitor
提供元 Arthur Liberman
対応OS Windows XP/Vista/7/8/8.1/10

現在使用しているパソコンのCPU や GPU、メモリ、HDDのシェア率/クロック周波数/温度/消費電力/電圧/ファンの回転数まで様々な数値をリアルタイムに計測してツリー表示してくれます。他にも、指定した情報を折れ線グラフや独自のガジェットに表示したりするなど、柔軟にカスタマイズ出来るのも魅力的です。

最新のマザーにも対応しているので、マイニングパソコンに適している電力チェッカーソフトの一つです。特に欠点らしい欠点もありませんし、後述するGPUクロック/GPU使用率の情報も取得出来るのは非常に有難いです。

製品名 HWMonitor
提供元 CPUID
対応OS Windows XP/Vista/7/8.18.1/10

各種ハードウェアの温度/シェア率/消費電力/電圧等をモニタリング出来るソフトです。リアルタイムに計測&表示が可能で、各値の最小値と最大値を記録する機能や、モニターの結果ログをテキスト様式で書き出す機能も付いています。シンプルに使うのであれば、このソフトがオススメです。

欠点としては、正式サポートが追い付いていない最新のマザーだと、正確な値を読み取れない項目が出てくる可能性があることで。
有料版『HWMonitorPRO』であれば、他の機能も充実しています。

電気代を抑えるポイント

MSIが提供している『Afterburner』と呼ばれるオーバークロックソフトウェアを使えば、電気代の節約に繋がります。こちらのソフトは、NVIDIA、ATI Radeon、どちらのGPUにも対応しているので安心してください。主な特徴は以下のようになります。

  • GPUクロック、メモリクロックの変更が可能
  • GPU電圧の調整・変更が可能
  • NVIDIA、ATI両方のビデオカードで変更が可能
  • ファン回転数も、かなり柔軟に変更可能
  • ユーザーモード/カーネルモードの選択が可能
  • 画面のキャプチャ(動画/静止画)も可能
  • ほとんどのメニューが日本語化されています

では、何故このようなソフトを使うのでしょうか。それにはちゃんとした理由があるのです。

マイニング効率を上げるにはハッシュレートを上げるか消費電力を下げて電気代を抑える必要がありますが、ハッシュレートを上げるには別途でGPUを購入するしかありません。各GPUは決められたハッシュレートしか出力できないため、消費電力を下げる努力が欠かせません。

『Afterburner』を使用すれば、GPUに流れる電流制御が可能になります。電流を下げるのと比例してGPUのパワーは下がってしまい、結果的にハッシュレートも落ちてしまいます。しかし、ハッシュレートの落ち幅は完全比例ではないため、マイニング効率はかえって上昇が期待できます。こういった理由のため、マイニング効率を上げるため(電気代を抑える)には『Afterburner』がオススメです。

Afterburnerの使い方は、コチラを参考にしてみてください。インストールURLも載っています。『8570w blog

このソフトのデメリットとしては、市販のGPUに元から設定されているクロック数は安全に使えてメーカーが保証できる範囲となっています。オーバークロックとは、その名の通り任意でクロック数を超えさせて動作させるので、この操作をした時点でメーカーの保証外になるので注意してください。

電気代が安いお得な電力会社を選ぶ

まず、各電力会社の電気料金を比較してみましょう。電力会社によって料金プランが多く存在していますので、今回は最も一般的なプランである『従量電灯』で30Aの契約、月間の使用量を300kWhとした場合です(※アンペア数に応じて基本料金は変化します)。

電力会社 基本料金 120kWhまで 120~300kWh 300kWh以降 電気料金(月間)
北海道 1004.4 23.54 29.72円 33.37円 9,353円
東北 972円 18.24円 24.87円 28.75円 8,528円
東京 842.4円 19.43円 25.91円 29.93円 8,866円
中部 842.4円 20.68円 25.08円 27.97円 8,540円
北陸 712.8円 17.48円 21.29円 22.98円 7,164円
関西 343.76円 20.84円 27.27円 31.09円 8,181円
中国 330.26円 20.34円 26.9円 28.98円 8,034円
四国 403.92円 20円 26.5円 29.95円 7,821円
九州 874.8円 17.13円 22.63円 25.57円 7,708円
沖縄 394.65円 22.49円 27.93円 29.87円 7,718円

※電気料金(月間)には燃料費の価格変動に応じて支払う『燃料費調整額』も含まれる。
※北海道電力のみ『120kWh~280kWh』と『280kWh以降』になります。

この表から、北海道電力と北陸電力では約2000円近い価格差があります。東京電力とも1500円以上の差があるのが分かりますね。東日本大震災以降、電気料金は軒並み値上げされたため、料金格差も大きくなりつつあります。特に、マイニングを行う際には大量の電気を使用する事もあり、基本料金や第一・二段階も大事ですが、それよりも三段階目の単価に注目する必要があります。

そこを考えて、結果だけ言うと『北陸電力』が一番マイニングに適していると言えます。その他でしたら『九州電力』や『沖縄電力』でしょうか。電力自由化によって様々な電力会社と契約出来るようになったことで、用途に合わせたプランを選べるようになりましたが、マイニングにオススメしたいのが株式会社Looop(ループ)の提供する『Looopでんき』の新プランである『マイニングフラット』です。その特徴をまとめてみました。

会社名 Looop(太陽光発電関連会社)
プラン名 Looop電気 マイニングフラット
メリット マイニングフラットは最低料金制を採用しているため、最低料金さえ払えば指定の消費電力まで使えます。10A契約の最低料金は6,170円で、250kWhまでは追加料金が発生しない仕組みです。
本格的にマイニングをするなら30A以上での契約になると思いますが、仮に30Aで契約して1000kWh使ったとしたら、従来の電気代よりも15~20%ほど安くなります。因みに、どのプランで契約しても超過分は1kWhあたり22円と割安なのも魅力です。
更に、初期費用は0円となっており、ブレーカートラブルなどの問題にも365日24時間対応する徹底振りです。普通であれば1万円掛かる作業費も0円となってます。
デメリット まず、現状の提供エリアは東京電力エリアのみとなります。今後、マイニングの需要が上がればエリア拡大の可能性もあります。
そして、支払いはクレジットカード決済のみとなっています。電気料金を安く設定するためには仕方のない事かも知れませんね。

ここから分かるように、東京電力エリアでマイニングする人にとっては非常に心強いプランになっています。では、他のエリアの人はどうでしょう?実は、『Looopでんき』そのものが非常にお得な電力会社なのです。

基本料金は0円で、使った分だけ支払う従量課金制となってます。使った分に応じて1kWhあたり21~29円になるのが基本になっているのですが、シミュレーションした結果、東北エリア以外のエリアでは300kWh以上使った時点でLooopでんきの方が安くなっています。北海道電力や関西電力に至っては、年間1万円近く安くなっていました。月に400kWh以上にもなると2万円もの差が出てくるんですね。

一人暮らしなら割高になる可能性が高いですが、マイニングに限っては非常に有難いプランだと思います。もちろん、マイニングフラットと同じようにスマホで電気使用量の確認やトラブルの際の駆け付けサービス(無料)もあるので安心してください。

結論

  • 東京電力エリアに住んでいるのであればLooopでんきの『マイニングフラット』一択
  • それ以外のエリアであればLooopでんきでの契約が最適
  • 大手電力会社であれば『北陸電力』、『九州電力』、『沖縄電力』がオススメ

マイニングに適した地域・場所

電力会社によって電気代に差があることは分かりましたが、地域に限定したらどういった場所でマイニングするのが適しているのでしょうか。以下のツイートでは、どの地域がマイニングに適しているか地図で表しています。それを参考に解説していきます。

マイニングには寒冷地が向いている?

多くのマイニング業者は北欧などの寒冷地に構えてます。その理由はいくつかありますが、もっとも大きい理由は寒冷であることからマシンの冷却に電力を多く使わなくて済むことがあげられます。

マイニング作業で発生する熱は凄まじく、少しでも熱管理を怠ると火災を招くことも珍しくありません。それを防ぐためには、冷却ファンだったり排熱するための機器や環境を整えなければいけません。そうなると投資が大きくなってしまいますよね。だからこそ、寒冷地はマイニングとの相性バッチリなんです。

マイニング大国として知られる中国

マイニングでより多くの報酬を得るポイントは、電気代の安い地域で高スペックのマイニングマシンを使って効率よくマイニングを進めることです。初期投資さえ終わってしまえば、マイニングに掛かる費用は電気代なので、電気代は低ければ低いほど効率のよい採掘が期待できます。では、中国と日本の電気代にどのくらいの差があるのか見てみましょう。

国名 1kW/hの電気代 1日あたりの電気代
日本 約27円(一般的な家庭契約) 778円
約15円(高圧契約、データセンター) 432円
中国 約4円(契約難) 115円
約7円(データセンター委託) 202円

こうして見ると、その差が一目瞭然ですよね。日本の一般的な家庭契約で1kwhあたり27円ですが、高圧契約やデータセンターを用いた場合ですと1kwhあたり15円まで下がります。しかし、これでも中国の約2倍~3倍となります。
最近では、マイニング専用プランも出来ていますが、それでも足元にも及ばない安さです。1日換算にすると、その差がよく分かります。ただし、1kWhあたり4円という破格の電気代は誰でも契約可能ではありません。様々な要因が重なって出来る事なので参考までに!

ロシアがマイニングに最適?

ロシアは言わずと知れた寒い国です。マイニングするのは非常に適している環境であり、水力発電・火力発電が豊富な事で電力が余っていると言われています。そのため、電気代も安い地域が多くマイナーに一目置かれる国になりました。

そんな中、面白い記事を読みました。シベリア地方に住んでいるイルクーツク市民は、暖房機器として仮想通貨マイニング設備を利用しているらしいのです。
参考サイト:仮想通貨まとめNEWS

マイニングで発生する熱を利用して暖房機器に活用するなんて寒冷地ならでは!それまでに掛かってた暖房機器コストが無くなるのは大きいですね。マイニング報酬のアップも充分に見込める素晴らしい考えだと思います。いずれ、日本でも同じ事が出来るようになって欲しいものですね。

北海道がマイニングに最適な地になる?

日本でマイニングは適していないの?と思われるかも知れませんが、一概にそうとも言えません。確かに、日本の電気代は他の国よりも高いですし、四季があるので環境の変化も多いです。しかし、個人的に北海道が今後マイニングに適した地域になるのではないか、と感じています。

実は、ロシア側はある提案に強い関心を持っています。それが、サハリン(樺太)から北海道に海底ケーブルで繋いで、日本に電力を供給する『エネルギー・ブリッジ』と呼ばれる構想です。ロシア極東の発電コストは日本の1/3ともいわれていて、電力輸入の恩恵として電気料金の引き下げに繋がるかも、と期待されています。

実現したとして、どの程度下がるかは分かりませんが噂では半分くらいになるのでは?とも言われています。そうなれば、電気代が足を引っ張っていた北海道もマイニングに適している地域になるでしょう。寒冷地ですし、前述したロシアの暖房機器へのエネルギー利用も実現すればコストも大幅に削減出来ます。

この構想はロシアのプーチン大統領自らが日本側に『サポートする準備はしている』と具体的に言及したと言われています。(参考:産経ニュース

そう考えると現実味を帯びてきますよね。ケーブル敷設は大手ソフトバンクグループが検討しているので安心感もあります。この話が実施に移されるならば、北海道でのマイニングも一つの案として考えてみてもいいでしょう。

マイニングにかかる電気代のまとめ

電気代だけを考えれば、中国や韓国、アメリカ、フランスなどが適していますが、寒冷地としてであればロシアが一番適しているように感じます。日本もマイニングファームの設立や、北海道におけるロシアとの電力供給によって道が開ける可能性も充分に秘めていますね。

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