GMOコインの評判はどう？メリット・デメリットを徹底調査！

GMOコインはGMOコイン株式会社が運営する、仮想通貨取引所です。

GMOコインは販売所形式（ユーザー同士の売買ではなく、GMOコインと売買する方法）を採用している取引所の中では比較的スプレッドが狭く、アルトコインFXができ、FXで追証が発生しないなどの特徴があります。

後発の取引所ではありますが、GMOが運営しているという安心感もあり、徐々にユーザー数を増やしています。GMOコインで取り扱っている仮想通貨の銘柄、メリット・デメリット、取引手数料、取引の大まかな流れなどをまとめました！

GMOコインの概要

GMOコインの取扱い銘柄

GMOコインのメリット・デメリット

GMOコインのデメリットは、長い目で見れば取引所形式と比べると損（業者側に多くのお金を取られる）ということです。GMOコインは確かに販売所形式の中ではスプレッドが狭い方ではありますが、それでも取引所形式の手数料と比べれば遥かに大きいです。

また、GMOコインに限った話ではありませんが、取引所のスプレッドは、相場急変時には一時的に大きくなることがあります。慌てて売買する前に、よくスプレッドを確認する癖をつけましょう。

GMOコインの最大のメリットは、販売所形式であるがゆえに、売買が非常に簡単にできることです。取引所形式は「指値注文」「成行注文」「板」だの投資初心者には聞き慣れない用語が並んでいるため、はじめての仮想通貨取引には向きません。

GMOコインは販売所形式であるため、そのような用語を理解していない方でも、数量と金額を指定するだけで簡単に取引できます。

取引所形式に比べるとスプレッド（手数料）が高い…とは書きましたが、GMOコインは仮想通貨販売所の中では比較的スプレッドが狭いです。スプレッドとは売却価格と購入価格の価格差＝仮想通貨販売所が得る収益のことです。スプレッドが狭いということは、ユーザーにとって有利だということです。

サーバーが安定しているのも大きな強みです。新興企業の提供する仮想通貨取引所はサーバー安定せず、売りたいときに売れない、買いたいときに買えないということも多いのですが、GMOコインにはその懸念は殆どありません。

また、GMOコインは仮想通貨交換業者の中では珍しく、アルトコインFXを提供しています。アルトコインFXとは、その名の通りアルトコインを用いたFXです。

FXとは、証拠金を預け入れることによって、その金額の数倍～数十倍の取引ができる仕組みです。将来の値上がり・値下がりを見込んで買い注文・売り注文を行って建玉を保有し、その建玉を決済することで利益を得ます（現物は保有しません）。

ビットコインFXを提供している仮想通貨取引所・販売所は数多くありますが、アルトコインFXを提供しているのは国内ではGMOコイン、DMM Bitcoin、QUOINEXの3箇所しかありません。追証（証拠金が一定の比率を下回った場合に発生する追加証拠金）も発生しないので、安心して取引ができます。

GMOコインの手数料・スプレッド一覧

GMOコインの手数料・スプレッドは以下のとおりです。

販売所の手数料

ログイン後に確かめられます。通貨によって異なるので注意しましょう。

入金手数料

出金手数料

ビットコインFXのスワップ手数料

GMOコインの使い方

会員登録と本人確認

まずは公式サイトのトップページ（https://coin.z.com/jp/）に移動します。検索で探そうとするとよく似たフィッシングサイトが上位に表示される可能性が否定出来ないため、念の為に上記の確実に正しいURLを使ってアクセスしましょう。

アクセスしたら赤い部分の「口座開設はこちら」をクリックします。

テキストボックス内にメールアドレスを入力し、「私はロボットではありません」にチェックを入れ、「無料口座開設」をクリックします。

FacebookやGoogleのアカウントでも口座開設ができますが、安全性を考えるとおすすめできません。専用のメールアドレスで登録することを強く推奨します。

その後、入力したメールアドレス宛にGMOコインからメールが送られます。メール内にパスワード設定フォームへのリンクが記載されていますので、それをクリックします（リンクの有効期限は1週間です。時間切れになった場合は再度最初から手続きをやり直して下さい）。

パスワード設定フォームが表示されたら、指示に従ってパスワードを入力していきます。パスワードの強度とは、そのパスワードがどれくらい安全かを示す指標で、文字数を増やしたり、大文字と小文字、記号などを交えたりすると高くなります。

最低でも「普通」、できれば「高い」になるようなパスワードを採用しましょう。すべて入力したら「設定する」をクリックします。

ここまで終えると、ログインできるようになるので、設定したメールアドレスとパスワードを利用して、ログインしてください。

以下のような画面が表示されたら、指示に従って電話番号を入力し、コード送信をクリックします。GMOコインでは電話番号の登録が必須になっています。携帯電話の場合はSMS、固定電話の場合は音声通話で必要なコードが送られてきます。

送信されてきたコードを入力すれば、口座開設は終了です。

本人確認の手順について

口座開設後初めてログインすると、個人情報の登録と本人確認書類の提出を求められます。これを行わないと、取引が始められません。個人情報を登録する際には、誤入力に注意しましょう。

本人確認書類の提出方法には、Webを通じて送信する「Webアップロード」と、配達業者に本人確認書類を提示する「対面」があります。基本的にはすぐに完了するWebアップロードをおすすめします。やり方はとても簡単で、必要書類の画像を撮影し、アップロードするだけです。撮影時にはピントがずれたり、書類の端が切り取られたりしないように気をつけましょう。

なお、Webアップロードと対面では、本人確認に使える書類に微妙に差があります。詳しくは以下の表を参考にして下さい。

コインの購入方法

GMOコインの購入方法には、何円分の仮想通貨を購入するかを指定する「金額指定」と、どれだけの仮想通貨を購入するかを指定する「数量指定」があります。

まず、左側の「仮想通貨現物売買」をクリックし、表示された取り扱い仮想通貨の中から売買したい銘柄をクリックします。すると右側に売却価格、並びに購入価格が表示されます。今回はBTCを選択します。次に、金額指定と数量価格のどちらかを選び、金額もしくは数量を指定します。最後に「購入」をクリックすれば、取引が成立します。

コインを他の取引所に送金する方法

まず、左側の「入出金」にある「仮想通貨」をクリックします。すると右側に入出金ができる仮想通貨が表示されますので、その中から出金したい仮想通貨を選びます（今回はビットコインを選択します）。

あとは画面の指示に従って、入力を進めていくだけです。初めてのアドレスに送金する際には「新しい宛先を追加する」を選択し、そのアドレスを入力すればOKです。これで次回以降は、そのアドレスを再び入力する手間が省けます。

GMOコインを使った方がいい人と使わない方がいい人

GMOコインを使った方がいい人

• お試しで仮想通貨を買いたい人
• アルトコインFXがしたい人

GMOコインは販売所形式を採用しており、簡単に取引ができるため、とりあえずお試しで仮想通貨を買ってみたい人にはおすすめです。

また、アルトコインFXをしたいという上級者の方にもおすすめです。アルトコインは価格の値動きも大きいので、無理な投資は控えましょう。

GMOコインを使わない方がいい人

• 頻繁に取引をする人

頻繁に取引をする場合、取引所形式の取引手数料よりも高いスプレッドが大きな負担になります。そういった方には、取引所形式を採用している取引所をおすすめします。

》国内のおすすめ取引所ランキングはこちら

そんな頻繁に取引をするつもりはないよーという方にとっては、スプレッドが少々高くても安全性や運営会社的にも、利用する価値は十分にあるかと思います。開設しておいて損はない取引所でしょう。