QUOINEXの取扱い通貨や手数料、メリットなどを徹底調査！

QUOINEX（コインエクスチェンジ）は、QUOINE株式会社が運営する取引所です。シンガポールで誕生した会社ですが、2017年に日本に本社機能を移しています。現在は日本、シンガポール、ベトナムに拠点を構えており、アジアを中心に仮想通貨取引所を展開しています。

日本ではあまり有名ではありませんが、QASHトークンの取り扱いや優秀なセキュリティなどを要因に、確実にユーザーを獲得しています。取扱銘柄数はあまり多くはありませんが、それを差し引いても優秀な仮想通貨取引所です。

QUOINEXで取り扱っている銘柄、取引手数料、取引の大まかな流れなどをわかりやすく解説しました！

QUOINEXの概要

QUOINEXの取扱い銘柄

QUOINEXのメリット・デメリット

QUOINEXの最大のメリットは、すべての通貨をコールドウォレットで保管しているため非常に安全性が高いことです。コールドウォレットとは、インターネットから切り離されたウォレットのことです。これに対して、インターネットに接続されたウォレットはホットウォレットといいます。

ホットウォレットは利便性が高いものの、インターネットと接続されているため、悪意ある外部のユーザーにハッキングされる危険性があります。2018年1月にコインチェックで発生した大規模な仮想通貨の不正流出は、一部の仮想通貨をホットウォレットに保管していたがゆえに発生した悲劇です。

QUIONEXは顧客から預かった資産を100％完全にコールドウォレットで保管しているため、外部からのハッキングのリスクはありません。

加えて、ビットコインとビットコインキャッシュはマルチシグ（複数の秘密鍵を使うシステム）を採用しているため、更に安全です。出金時には4つのステップを踏む決まりになっているため、意図しない出金も防げます。QUOINEXは総じて安全性の高い取引所であると言えるでしょう。

また、QUOINEXは国内の取引所では唯一、QASHを取り扱っています。QASHとは、QUOINE株式会社が発行する仮想通貨であり、同社の通貨取引プラットフォーム「LIQUID」上で使用されるデジタルトークンです。

LIQUIDは仮想通貨の流動性の低さを解決するために作られたプラットフォームで、メジャーなものからマイナーなものまで、ありとあらゆる仮想通貨・法定通貨をスムーズに交換するためのものです。世界中のオーダーブック（注文）を迅速にマッチングし、正確に取引を成立させます。この取引で使用されるのがQASHです。LIQUIDの取引量が増えるほど、QASHの価値も高まります。QASHが買える国内取引所はQUIONEXだけです。

》QASHの使い道や今後の将来性についてはこちら

サポートにはLINEを使用しています。メールと比べて迅速な対応が期待できます。

QUOINEXの最大のデメリットは、出金反映に時間がかかることです。メリットの点で出金では4つのステップを踏むため安心であると述べましたが、それは裏を返せば出金に時間がかかるということでもあります。速度を犠牲にして安全性を確保しているわけです。ただし、時間はかかってもしっかりと反映はされますので、安心してください。

取り扱いのコインがやや少なめですが、QASHはこの取引所でしか買えないのでQASHが欲しい人や長期保有しようと思っている人には是非、おすすめしたい取引所の一つです！

QUOINEXの手数料・スプレッド一覧

QUOINEXにはベース通貨というルールがあります。
ベース通貨は法定通貨のことで、日本の場合はJPYです。日本円でコインを売買するのは無料ですが、BTCでコインを売買したりするノンベース通貨の場合は手数料が必要です。ベース通貨とノンベース通貨では取引手数料が異なりますので注意しましょう。

取引所の手数料

入金手数料

出金手数料

通貨により異なります。

ビットコインFXのスワップ手数料

QUOINEXの使い方

会員登録と本人確認

まずは公式サイトのトップページ（https://ja.quoinex.com/）に移動します。検索で探そうとするとよく似たフィッシングサイトが上位に表示される可能性が否定出来ないため、念の為に上記の確実に正しいURLを使ってアクセスしましょう。

表示されたページの右にある「新規登録」をクリックします。

居住地国から日本を選択し、「次へ」をクリックします。

口座情報の詳細登録を行います。パスワードは8文字以上、なおかつ大文字、小文字、数字のすべてを含むものにする必要があります。また、外部から推測可能なもの（誕生日など）は使わないようにします。すべて入力したら、最後に「次へ」をクリックします。

以下のような画面が追加されますので、すべてのPDFファイルに目を通し、チェックボックスにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

画像を用いた確認が行われますので、指示に従い「確認」をクリックします。

確認をクリックすると、仮登録は完了です。先ほど登録したメールアドレス内に本登録の案内メールが送られてきているはずですので、その中に記載されているリンクをクリックします。リンクをクリックすれば、本登録は完了です。万が一届かない場合はまずは迷惑メールボックスを確認し、それでも見つからない場合は運営に問い合わせましょう。

本人確認のやり方

なお、登録はこれだけで終わりですが、実際に取引を行うためには本人確認が必要です。本人確認に当たっては、本人確認用の書類（運転免許証、パスポート、保険証など）が必要になります。

まずはWebサイト右上の横線が3つ並んだ記号「≡」をクリックし、プルダウンメニューの中から「プロフィール＆口座開設状況」をクリックします。

口座審査状況が「書類提出前」になっていることを確認し、「口座の認証をするにはクリック」をクリックします。

必要な画像をアップロードしていきます。身分証明書の表面と裏面のほか、自分の顔写真も必要です。身分証明書に記載されている文字が不鮮明だと、本人確認がうまくいかないかもしれないので、なるべくカメラで撮影するのは避け、スキャンすることをおすすめします。

スキャナがなく、カメラで撮らざるを得ない場合は、身分証明書の端が欠けたり、ピントが外れたりしないように気をつけましょう。

コインの購入方法

QUOINEXにはシンプルトレードと多機能トレードがあります。どちらでも購入手順は似たようなものですが、今回はQUOINEXを初めて使う人におすすめのシンプルトレードの使い方を解説します。

シンプルトレードでは価格と数量の両方を指定するいわゆる「指値注文」ができます（価格を指定しない成行注文をしたい場合は多機能トレードを選びます）。

まず、売買する通貨ペアを左側から選択します。今回は最も基本的な組み合わせのBTC/JPYを選択します。

購入数量のところに（25％ 50％ 75％ 100％）のボタンがありますが、これを押すと自分が持っている資産（買付余力）に応じて、自動で売買の数量を入力してくれます。

コインを他の取引所に送金する方法

右上のアイコンメニューで（ウォレット→出金）の順にクリックします。

その後、出金したい仮想通貨を選択します。今回はBTCを選びます。

後は以下の指示に従って、出金依頼をするだけです。

QUOINEXは結局どんな人におすすめできる取引所なのか

• QASHを買いたい人
• セキュリティを重視する人

QUOINEXはQASHが唯一買える国内の仮想通貨取引所です。デメリットらしいデメリットもあまりなく、QASHに積極投資したいならば必ず登録しておくべきです。また、セキュリティも優秀なため、資産の預け先を探している人も登録しておいたほうがいいでしょう。