GASの特徴や将来性、GASが購入できるおすすめの取引所

GASの今後の将来性

GAS(ガス)の概要

通貨名称 GAS(Neogas)
最大発行数 1億枚
公開日 2017年7月6日
公式サイト https://neo.org/
ホワイトペーパー

GASの特徴や目指しているもの

GAS(ガス)は、NEOのガス(燃料)として利用されるトークンであり、NEOと密接な関係にあります。NEOのプラットフォームを動かすのにGASが必要になります。以前はAntcoinsとい名称でしたが、2017年6月のAntshares(NEOの旧名)のカンファレンスにおいてNEOが名前を変更した際に、同様にGASと名称を変更しました。

GAS自体もNEOのプラットフォーム内で利用できるトークンでもあります。NEOの燃料としても利用され、仮想通貨としても利用できる珍しいタイプのトークンです。NEOは中国のイーサリアムと呼ばれており、将来有望なトークンです。そんなNEOと密接な関係にあるGASとは一体、どんなトークンなのでしょうか?

GASはいつ生成されるのか?

GASはNEOのブロックが生成されるタイミングで発行されます。発行されたGASはNEO保有者へと配分されます。発行枚数の上限は1億枚と決まっていて、22年かけて1億枚まで発行される予定です。はじめのころは多く発行されますが、徐々に発行する枚数が減っていきます。

予定では以下のように発行される予定です。

  • 最初の1年でGASの16%が作成
  • 4年間でGASの52%が作成
  • 12年間でGASの80%が作成
  • 約22年間でGASの100%が生成

dBFTはビザンチン将軍問題を解消

GASはNEOのブックキーパーのインセンティブとしても利用されます。このブックキーパーへのインセンティブについて順番に説明していきます。

まず、NEOはコンセンサスアルゴリズムにdBFTを採用しています。仮想通貨が世の中に浸透するにともない、コンセンサスアルゴリズムという言葉もよく耳にすることが多くなりました。
コンセンサスアルゴリズムとは、

  • コンセンサス→合意
  • アルゴリズム→やり方

つまり、「合意するための方法」のことです。

ビットコインをはじめとする仮想通貨は、ブロックチェーンという技術が利用されていて、それぞれのブロックを皆で管理するのが基本です。中央管理者がいません。
そのために何が正しくて、何がいけないか、ルールを決める必要があります。それがコンセンサスアルゴリズムなのです。

コンセンサスアルゴリズムにはいくつか種類があり、POW(proof of work)やPOS(proof of stakes)などがあります。GASでは、dBFTというコンセンサスアルゴリズムが採用されています。dBFTはdelegated Byzantine Fault Toleranceの略で、ビザンチン耐障害性コンセンサスメカニズムと訳されています。

ブロックチェーンには、「ビザンチン将軍問題」という課題があります。「ビザンチン将軍問題」は、ブロックチェーンについて調べていると、よく目にするキーワードです。
ビザンチン将軍問題とは、いくつかのプログラムが相互に作用しながら動いている状態で、故障や故意によって誤った情報が伝わってしまった場合に、全体として正常に正しい合意を得ることができるかどうか、という問題です。

ビザンチン将軍問題という名称は、ビザンチン帝国の首都、コンスタンチノーブルを包囲するオスマン帝国の将軍たちの物語からつけられました。

首都攻略のために9人の将軍が包囲していた、としましょう。多数決によって攻撃するか撤退するかを決める、というルールになっていたとします。4人は「攻撃する」に投票し、他の4人が「撤退する」に投票しました。攻撃するか撤退するかは残り1名の投票に託されています。この時、最後の将軍に悪意があり、「攻撃する」と言った4人の将軍にたいしては「攻撃する」と伝達し、「撤退する」と言った4人の将軍には「撤退する」と伝達しました。

すると、一方は攻撃を開始し、一方は撤退を始めてしまい合意がとれずに混乱を招くことになります。しかも、それぞれの将軍は物理的離れた場所にいるため、すぐに確認をとることは出来ません。これがビザンチン将軍問題です。

dBFTでは、ビザンチン将軍問題が起こりにくいように設計されています。

dBFTのしくみ

まず、NEOトークンを持っている人の中からブックキーパーと呼ばれるブロックチェーンの帳簿係を投票により選出します。選ばれたブックキーパーの中からさらにランダムで一人の代表者が選出され、それ以外のブックキーパーは投票者となります。

代表者が作成したブロックチェーンに対し、投票者から66%以上の支持が得られれば、そのブロックをブロックチェーンにつなぐことができます。支持率が66%に達しない場合は、あらたに代表者が選ばれます。GASはブックキーパーへの報酬として支払われます。

以上がdBFTの仕組みです。

投票によって選ばれたブックキーパーの中から代表者を選び、作成されたブロックの正当性も投票によって合意を得るので、悪意のある人がいても、ビザンチン将軍問題が起こりづらい、というわけです。

筆者が考えるGASの今後の将来性

GASはNEOの人気に大きく影響されるでしょう。GASはNEOの価格が上がれば、比例して価格は上がる傾向にあります。逆にGASの価格が上がったからといってNEOが上がることはなさそうですが・・

NEOは、中国版イーサリアムと言われ、鳴り物入りで仮想通貨界に登場しました。スマートコントラクト機能はもちろん、処理速度の速さがウリです。Bitcoinが1秒間に処理できる件数が7件、イーサリアムが15件に対し、NEOは1,000件を処理できるといわれています。Ethereumの約70倍ですから、段違いに早いです。

しかしNEOにも懸念材料があります。中国産の仮想通貨ですから、中国の規制を直接受けてしまうこと。そして総発行数1億枚のうち半分をNEOの協議会で保有していること。コンセンサスアルゴリズムにdBFTを採用しているため、投票でブックキーパーを選出する際に、安心して任せられる人を選ぶためです。悪意のあるユーザーを選出しないように目を光らせている、というわけです。

NEO協議会が大量にNEOを売り出すことはないでしょうが、一部の組織が大量に保有している、という点は頭に入れておいた方がいいでしょう。

NEOは仮想通貨全体の中でも6位(2018年3月下旬現在)の位置をキープしています。GASも18位となかなか優秀です。価格の変動が大きいのがやや気になりますが、それは仮想通貨全般に言えること。変動の大きさはあまり気にしなくても大丈夫でしょう。

懸念材料はありますが、NEOは魅力的なトークンです。今後のアップデートにも期待しつつ、買いでいいかと思います。同様にGASも無理ない範囲で買っておいても大きく損することはないでしょう。

GASが日本に上場する可能性

いまのところ、GASが日本の取引所に上場する気配はありません。NEOも上場していませんが、NEOが日本の取引所に上場すれば併せてGASも上場する可能性は多いにあります。NEO自体はいつ上場してもおかしくない仮想通貨ですので、期待して待っていいと思います。それまではバイナンスなどの海外の取引所で購入してください。

GASが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • Gate.io
  • Huobi
  • OKEx
  • Kucoin
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