FTCの特徴や今後の将来性は?BTCとFTCの性能を徹底比較

BTCとFTCの性能を徹底比較

FTCの概要

通貨名称 FTC(Feathercoin)
最大発行数 3億6000万枚
公開日 2013年4月
公式サイト https://feathercoin.com/
ホワイトペーパー

FTCの特徴や目指しているもの

FTC(フェザーコイン)は、BTC(ビットコイン)の性能をアップグレードさせたような仮想通貨です。ビットコインよりも早い送金速度と高度な分散化、多い発行枚数が特徴で、日常的な決済手段として優れています。また、ASIC耐性があるため、GPUでもマイニングできます。

BTC・LTC・FTCの比較表

以下の表は仮想通貨の王様であるBTC(ビットコイン)、ビットコインの欠点を補完するように作られたLTC(ライトコイン)、そしてFTCの主な性能を比較したものです。

BTC LTC FTC
総発行枚数 2100万枚 8400万枚 3億6000万枚
ブロック生成時間 10分 2.5分 1分
半減期 4年 4年 4年
ASIC耐性 なし なし あり

総発行枚数について

FTCの発行枚数は3億6000枚で、BTCの約17倍、LTCの約4.3倍です。発行枚数が多いということは、単価が安いということでもあります。単価が安いということは、より日常的な決済手段として使いやすいということです。LTCももともと日常的な決済手段のために作られたものですが、FTCはよりそれに適した設計になっています。

ブロック生成時間について

ブロック生成時間とは、ブロックチェーンのブロックが生成される間隔のことです。ブロック生成時間が短いほど、送金にかかる時間も短くなります。FTCのブロック生成時間は1分です。BTCの10分の1であり、LTCと比べても半分以下であるため、高速送金が期待できます。

ASIC耐性について

ASIC耐性とは、ASICと呼ばれる集積回路ではマイニングされないという性能のことです。

マイニングとは、ブロックチェーンのブロックを生成し、その見返りとして報酬を得る行為のことです。マイニングを行う人たちのことをマイナーといいます。マイナーは世界各地に点在しており、彼らが自らの利益のためにマイニングに励むことによってブロックチェーンが健全に保たれています。

マイニングのコンセンサスアルゴリズム(ルール)にはPoW(Proof of Work)やPoS(Proof of Stake)などがありますが、最もメジャーなのはPoWです。BTC,LTC,FTCのいずれもPoWを採用しています。

PoWとは簡単に言えば、特定の計算を最も早く解いたコンピュータに対して、ブロックを生成し報酬を受け取る権利を与える仕組みです。ハッキングに強く、通貨の流動性を確保できるという点で優れていることから、多くの仮想通貨で採用されています。

一方で、PoWは競争であるため、弱小マイナーが淘汰されやすく、マイニングの寡占化を招きやすいというデメリットもあります。実際、BTCのマイニングは上位数グループが全計算能力の50%以上を占めている状態です。かつては比較的安価で汎用性の高いGPUやCPUでもマイニングできましたが、競争が激しくなった現状ではASICでなければまともにマイニングできません。

こうした状況を見て開発されたのがASIC耐性です。これは文字通り、ASICではマイニングされない(されにくい)仕組みで、後発の仮想通貨で採用されています。ASIC耐性を持つFTCはBTCやLTCと比べて寡占化されづらく、それゆえに高度な分散が可能です。

筆者が考えるFTCの今後の将来性

現時点では、あまり期待していません。性能はBTCやLTCと比べれば確かに優れていますが、後発の仮想通貨にはもっと高速でなおかつASIC耐性を持つような通貨が少なからず存在するからです。そうした後発組と比べるとFTCは中途半端気味であり、急激に伸びる要素には欠けていると思います。

FTCが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。

FTCが購入できる海外の取引所一覧

  • Upbit
  • Bittrex
  • Cryptopia
0 0

この記事の共有はここから