PRLの特徴や将来性、PRLが購入できるおすすめの取引所

PRLの特徴・使い道・将来性を解説

PRL(OysterPearl/オイスターパール)の概要

通貨名称 PRL(OysterPearl/オイスターパール)
最大発行数 約9860万枚
公開日 2017年11月
公式サイト https://oysterprotocol.com/
ホワイトペーパー https://oysterprotocol.com/assets/pdf/OysterWhitepaper.pdf

PRLの特徴や目指しているもの

PRLは、Webサイトを収益化させたいサイト運営者と安全なファイルストレージを利用したいサイト訪問者のためのマッチングシステム「Oyster Pearl」で使用されるイーサリアムベースのトークンです。

サイトの訪問者は、ストレージにファイルを保存するときにCPUやGPUの機能の処理能力の一部を貸し出します。提供されるファイルストレージは、既存のものよりも遥かに安全で堅牢です。サイト運営者は、そのたびに間接的に報酬を受け取れます。

Oyster PearlとPRLの仕組み

Oyster Pearlは、Webサイト内に広告を貼り付けずに収益を得たいWebサイト運営者と、安全で使いやすいストレージを探しているWebサイト訪問者を結びつけて、双方に価値のあるサービスを提供します。

サイト運営者は、Webサイトに短いHTMLコードを貼り付け、サイト訪問者がそのWebサイトに訪問したときに、CPUやGPUなどのマシンパワーを提供して、ファイルを分散された元帳に保存します。サイト運営者はその見返りとして、間接的に報酬をPRLで受け取ります。

Webサイトの運営者は、Webサイトを運営するだけで、広告を貼ることなく収益を受け取れます。Webサイトの訪問者は、CPUやGPUの機能の一部を提供することにより、安全にファイルを保存できる上、余計な広告を見ずに済みます。

ファイル保存の仕組み

Oyster Pearlでは、ファイルはIOTA Tangle上に保存されます。IOTA TangleはIoT(ありとあらゆるものをインターネットに接続するという概念)のための技術で、ブロックチェーンに類似した技術です。

IOTA Tangleは各トランザクションをブロックにはまとめず、時系列順に複数のチェーンで繋ぎます。トランザクションからトランザクションに伸びるエッジには決められた向きがあります。新しいトランザクションを発行する際には、先行する2つのトランザクションを検証します。ブロックチェーンよりも量子コンピュータに対する耐性が高いのが大きな特徴です。

IOTA Tangleに保存されたデータはネットワーク全体に保存されるため、データの損失やハッキングに対しても極めて強いです。そのかわりに独自のハンドルが与えられ、さながらプライベートキーのように動作します。ハンドルを持つ人は、別のコンピュータからでも預けたデータを取得できます。イーサリアムのブロックチェーンの機能によって、誰が支払いを行なったかを隠せます。

利用にあたって個人情報やユーザー名などは必要ないため、それらの情報が流出する心配もありません。

IOTA Tangle上に接続されたコンピュータはノードと呼ばれます。ノードはProof of Workの仕組みに基づいて、データの検証を行います。これらの仕組みはすべて利己主義の仕組みに基づいたものであり、個々人が自分の利益を考えることによってシステムが成立します。

Oyster Pearlはオープンソース(外部にソースを公開すること)であり、誰でも許可を取らずに機能を拡張できます。

PRLの将来性

現時点では判断が難しく、なんとも言えません。サイト運営者とストレージの利用者という、一見関係のなさそうな2者を結びつけるというアイデアは秀逸ではありますが、新しい発想であるがゆえに少し受け入れ連れられづらいのではないか、とも思ってしまいます。

PRLが日本に上場する可能性

現時点では日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外の暗号資産取引所に上場されているため、そちらを利用するといいでしょう。

PRLが購入できる海外の取引所一覧

  • Kucoin
  • Cryptopia
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