目次
SNGLS(SingularDTV/シンギュラーDTV)の概要
通貨名称 | SNGLS(SingularDTV/シンギュラーDTV) |
---|---|
最大発行数 | 10億枚 |
公開日 | 2016年7月 |
公式サイト | https://singulardtv.com/ |
ホワイトペーパー | https://coss.io/documents/white-papers/singulardtv.pdf |
SNGLSの特徴や目指しているもの
SNGLSは、イーサリアム(ETH)上に構築されたプラットフォーム「SingularDTV」上で使用するためのトークンです。
SinglarDTVは音楽や映像、電子ブックなどの各種コンテンツの制作・配信、あるいはそれらのコンテンツの著作権などの管理を可能にするもので、製作者により従来より多くの収益を、消費者により安く利用できるコンテンツをもたらします。
現状のコンテンツ配信の問題点
現時点でもすでにエンターテインメント配信のためのプラットフォームはいくつも存在しています。映像作品なら動画配信サービスがありますし、電子書籍も配信サービスが急成長しています。これらの配信サービスは魅力的ですが、一方で問題点も少なくありません。
高止まりする利用手数料
最大の問題点は、プラットフォームの利用手数料が高いことです。見方を変えればその手数料を利用者が負担しているということでもあります。また、配信プラットフォームでは著作権侵害も度々起こっています。その傾向が特に顕著なのがYoutubeで、他者の著作物が勝手にアップロードされているのが簡単に見つけられます。こうした問題を解決することを目的にしているのが、SingularDTVです。
コンテンツを手軽に配信できる「Singular」
Singularはコンテンツを簡単に配信・管理できる配信プラットフォームです。現在は映像配信のみに対応していますが、将来的には音楽配信などにも対応予定です。Singularでは開発、制作、流通のアプリケーションをリリースしています。これらのアプリケーションはバラバラであり、そのことが管理の効率化を阻害していました。
Singularはすべてが一体化しているので、製作者は作品を効率的に管理できます。権利の存在も明確になるので、他者の権利侵害に怯える心配はもうありません。プラットフォーマーに支払う手数料も節約できるので、今よりもずっと高い収益を得つつ、なおかつ消費者に対しては安い価格でコンテンツを配信できるようになります。
消費者にも優しい小額決済を実現
SingularDTVの各種サービスを利用するにはSNGLSを利用します。SGNLSは既存のメジャーな支払手段であるクレジットカードや銀行振込などと比べると、遥かに手数料が安く、少額決済でも手数料の割高感を感じることはありません。
従来は月額課金型がメジャーなコンテンツ業界でしたが、少額決済が可能になれば、使ったぶんだけ料金を支払う都度課金がメジャーになるかもしれません。
口コミが価値を持つ
SinguLarDTVでは、口コミを書いた人が間接的に価値を得ることが出来ます。ある作品のファンは、製作者のトークンを所持します。口コミでその作品の価値が高まれば、製作者のトークンの価値が上がるため、間接的に利益を得られる、という仕組みになっています。
これまでは特定のコンテンツの熱心なファンがいくら作品の良さを広めても得られるのは満足感だけでしたが、これからは口コミ自体に価値が発生するようになるのです。
SNGLSの将来性
SNGLSの将来性はかなり有望だと考えています。改変が極めて難しいブロックチェーンと、それを支えるスマートコントラクトはもともと、こうした配信との相性に優れているため、似たようなプロジェクトは複数あるのですが、Singularはその中でも特に開発が進んでいる印象を受けます。
すでにTOKITが実際に可動しているというのは大きく、製作者に対するアピールにもなります。中抜きがないというのは製作者に対して大きなメリットであるためです。
SNGLSが日本に上場する可能性
現時点では国内取引所に上場される予定はありません。海外の取引所の利用をおすすめします。取引高が多いのはバイナンス、アップビット、リクイの3箇所なので、このいずれかを利用するといいでしょう。
SNGLSが購入できる海外の取引所一覧
- バイナンス
- Liqui
- UPbit