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NCASH(Nucleus Vision/ニュークリアスビジョン)の概要
通貨名称 | NCASH(Nucleus Vision/ニュークリアスビジョン) |
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最大発行数 | 100億枚 |
公開日 | 2018年2月 |
公式サイト | https://nucleus.vision/ |
ホワイトペーパー | https://docsend.com/view/sfdfg6p |
NCASHの特徴や目指しているもの
NCASH(Nucleus Vision/ニュークリアスビジョン)は、小売店で顧客情報を分析して最適な提案をするシステムを構築するERC20準拠のトークンです。
実店舗での買い物にも独自のセンサーを利用して顧客動向を取得・蓄積して、顧客のニーズに合わせた提案ができるシステムを提供します。
NCASHの仕組み
既存の大手ECサイトでは、顧客の登録リストや購入履歴から独自にデータ解析をすることで、顧客のニーズにマッチした商品を提案をするシステムを開発・導入することで、急速にシェアを伸ばしています。
実際に現物を目で見て確認したいというニーズがある以上、実店舗が無くなることはありませんが、オンラインストアと比べるとコストをはじめさまざまな点で不利なことは否めません。NCASHは、オンラインストアのデータ分析・顧客へのレコメンドをオフラインの実店舗でもする仕組みです。
ホームセキュリティにも応用
NCASHの技術は実店舗の顧客分析に留まりません。たとえば、ホームセキュリティへの実装も検討されています。侵入者やセールスなど、脅威となりうる対象を来客者や通行者のデータを関係者へ送信し、セキュリティ対策の役立てることもできます。
これだけではなく、スマートシティや農業、医療分野などへの応用も検討されているようですので、これから新しいプロダクトがリリースされる可能性は十分にあります。
NCASHの将来性
まず、プロダクト自体が秀逸です。アプリもwi-fiも導入せずに実顧客のデータ分析ができるのは、実店舗の経営者であれば、喉から手が出るほど欲しいプロダクトではないでしょうか。初期段階ではトラブルや正確性にかける可能性はありますが、それは徐々に回収されていくでしょうから、大きな問題にはならないでしょう。
懸念材料は、NCASHがどれだけ流通するかという点です。画期的なシステムですが、広がらなければ先行きの見通しは不透明になります。
また、競合の存在も気になります。現時点ではこれといった競合は見当たりませんが、今後は類似のトークンが出てくる可能性もあります。定期的なアップデートやプロダクトのローンチが重要がどうなるかには要注目といえそうです。
NCASHが日本に上場する可能性
魅力的な暗号資産であるNCASHですが、知名度はまだまだです。となると、日本の暗号資産取引所に上場する可能性も低いでしょう。しばらくは海外の取引所から購入しましょう。
NCASHが購入できる海外の取引所一覧
- バイナンス
- idex
- Koinex