R(Revain/リヴェイン)の概要
通貨名称 | R(Revain/リヴェイン) |
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最大発行数 | 4億8445万枚 |
公開日 | 2017年8月 |
公式サイト | https://revain.org/ |
ホワイトペーパー | https://revain.org/pdf/wp/jp-wp.pdf |
Rの特徴や目指しているもの
Rは、インターネットの口コミ(レビュー)の信用性を高めることを目的とするプラットフォーム「Revain」上で使用される暗号資産です。公正なレビューの投稿を促すことで、消費者と企業に利益をもたらすことを目指しています。
Rの仕組み
Revainでは、各ユーザーが投稿したレビューはイーサリアムのブロックチェーンに記録されます。これにより投稿したレビューが勝手に改ざんされるリスクはありません。また、高評価を集めたレビューにはRVNという暗号資産が配布されるため、正しいレビューを書こうというモチベーションが維持されます。
報酬が設定されているとでたらめなレビューでお金を稼ごうとする人が現れるリスクが心配されますが、スパム投稿はRVNが逆に回収されるため、そのリスクを抑えています。1人が1日5回以上のレビューをすることはできないため、自作自演の高評価レビューが大量投稿されることもありません。
否定的な意見であっても、その内容が適切なものならばRVNを受け取れます。スパムか否かの判断はAI及び人間が行います。
AIはどこまで信頼できる?
Revainの正当性は、その内容がスパムか否かを判断する人工知能(AI)に大きく左右されます。RevainはIBMが開発した機械学習とニューロンネットワークをベースとしたAIシステム「Watson」を利用したものを使います。これはInstagramにも導入されているAIであり、レビューの文章の感情的側面、記述スタイル、社会的傾向を判断します。
Rの将来性
現時点では、それなりに将来性はあると考えています。信頼性を確保するためのシステムも良くできていますし、すでにプラットフォームが稼働しているのも評価点です。分散投資先の1つとしては、なかなか有力かと思います。
Rが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。