CTXCの今後の将来性は?CTXCの特徴と主な使い道まとめ

CTXCの将来性・特徴と主な使い道まとめ

CTXCの概要

通貨名称 CTXC(Cortex)
最大発行数 約3億枚
公開日 2018年2月
公式サイト http://cortexlabs.ai/
ホワイトペーパー

CTXCの特徴や目指しているもの

CTXC(Cortex/コーテックス)は、AIを搭載したアプリを分散型で運用するためのプラットフォーム「Cortex」上で使用されるイーサリアムベースのトークンです。Cortex上ではAIを搭載したアプリ(検索エンジン、ニュースライティングサービス、投資アドバイザーなど)を少ない費用で開発・公開できます。
今まで費用面からAI分野への参入に二の足を踏んでいたベンチャー企業などにとっては大きなメリットがある仕組みです。

AIとは結局なんなのか?

近年やたらともてはやされている感があるAIですが、皆さんはその正しい意味についてどこまでご存知でしょうか。実は現時点ではAIの厳密な定義というものはありません。研究者や研究機関によって、解釈に微妙な差異があるのです。

ただ、それでは話が進まないので、ここではAIを「人間の脳が行っている様々な作業を、コンピュータで再現したソフトウェア、システムなどのこと」と考えることにします。ここでいう人間の脳が行っている様々な作業とは例えば

  • 自然言語を理解する
  • 論理的な推論を行う
  • 将棋や囲碁、その他ゲームで最適な手をうち、勝利を目指す
  • 様々な経験から新たな知見を得る

などのことです。

強いAIと弱いAI

AIは大きく、強いAIと弱いAIに分けられます。強いAIは汎用人工知能とも呼ばれるもので、簡単に言えば「広い知識と自意識を持ち、人間のように振る舞う」ものです。大まかなイメージとしては、ターミネーターやドラえもんみたいなものです。

一方、弱いAIは特化型人工知能と呼ばれるもので、簡単に言えば「あまり広くない分野において深い知識を持ち、自意識を持たない」ものです。現時点では弱いAIは幾つか実現していますが(プロ棋士にも勝利した将棋AIなど)、強いAIは未だに実現していません。将棋AIは専門外であること、例えば歌を歌ったり、買い物をしたり、大学入試の問題を解いたりと言ったことはできません。

AIはどのように賢くなるか?

AIは人間と同じように、「学び」を経験することによってその性能が強化されていきます。AIは一般的に機械学習という形で物事を学びます。機械学習とは、人間がAIに対して様々なデータを与え、AIはそれを元に反復的に学習を行い、そこに潜むパターンを学習することです。

人間の脳は似たような処理を幼少期のうちから自然に行なえますが、これをコンピュータ上で人為的に再現するためには多くの時間と費用がかかるのが現状です。

機械学習はさらに「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」に分類できます。

教師あり学習とは、教師がデータを与え、正解を教えることによって学習させるものです。例えば、迷惑メールを自動で判別するAIを作るとします。この時、教師はAIにたいして「このメールはこういう単語が入っているから迷惑メールである」などと言ったことを教えます。AIはそのように教師から与えられたデータを元に、迷惑メールとするかしないかの判断基準を構築していきます。

教師なし学習とは、与えられたデータから規則性を発見し、学ぶ方法です。教師はデータを与えるだけで、AIに正解が教えられることはありません。例えば、顧客に対しておすすめの商品を推奨するAIを作るとします。この時、AIは顧客情報から顧客の趣味嗜好や行動パターンなどを解析し、その人に最も合った商品を推測します。

強化学習は教師がデータを与え、なおかつ正解を教えない事によって学習させるものです。教師は正解の代わりに報酬を与えます。AIが価値を最大化する行動をした場合は大きな報酬を与えることによって、AIが自動的に価値を最大化する行動を取るようになります。選択肢が無数にある将棋や囲碁などと相性がいい仕組みです。

機械学習にはお金がかかる

このように機械学習はAIの開発とは切っても切り離せないものですが、一方で多額の費用と時間がかかるという欠点もあります。何しろたくさんの良質なデータを与え、学ばせないといけないのですからね。現時点ではベンチャー企業や個人が高性能なAIを作るのは難しく、自由なAIの開発が阻害されています。そうした問題を解決する可能性を秘めたのがCTXCです。

CTXCは誰でもAIを搭載した分散型アプリを作れるプラットフォーム

CTXCはイーサリアムベースの分散型アプリ開発プラットフォームです。分散型アプリとは、GoogleやAppleなどの中央管理人が存在せず、ブロックチェーンによって管理されるアプリです。中央管理人の一方的な都合で削除されることもなく、手数料も非常に安価で済むことから、最近注目を集めています。

Cortex上ではオープンソースでAIを開発します。開発者は自由にAIに機械学習をさせるためのデータを投稿できます。別の開発者はそのデータを使って自らの開発するAIを強化できます。この仕組のもとでは、十分な開発費用が確保できないベンチャー企業や個人などでも、比較的少ない費用でAIを開発できます。

ホワイトペーパー上では、Cortex上で以下のようなアプリを構築できるとしています。

情報サービス

  • パーソナライズドリコメンデーションシステム(個人に合わせておすすめ商品やコンテンツを表示するシステム)
  • 検索エンジン
  • ニュースライティングサービスなど

ファイナンス

  • クレジット
  • インテリジェント投資アドバイザリーなど

AIアシスタント

  • 自動Q&A
  • 業界知識マップ
  • 音声合成
  • 顔属性予測など
  • シミュレーション環境

オートドライビング

  • 囲碁などの強化学習アプリケーションなど

こうしたアプリはすでに存在していますが、いずれも中央管理人にコントロールされているものばかりです。今は使えていても明日には使えなくなっているかもしれませんし、中央管理人に対する多額の手数料を理由に開発者が開発をやめてしまうかもしれません。

CTXCは分散型プラットフォームであるためそのようなことはまず起こりえません。開発者は少ない費用で優秀なAIを開発・搭載したアプリを公開し、多くの収益を得られます。ユーザーは開発されたアプリを自由に使えます。提供する側と使う側、どちらにとっても大きなメリットがある仕組みと言えます。

筆者が考えるCTXCの今後の将来性

現時点では、それなりに将来性があると見ています。AIとブロックチェーンを組み合わせたプロジェクトは多いですが、CTXCはその中でも比較的進捗状況が優秀です。

ただ、このプロジェクトの成否は世間のAIに対する意識や評価に左右されやすい一面もあります。現時点ではAIというのは過小評価されている部分と過大評価されている部分があります。この評価が落ち着いてくるまでは購入を見送るというのも1つの手です。

CTXCが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入してください。

CTXCが購入できる海外の取引所一覧

  • OKEx
  • Huobi
  • Bkex
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