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BOS(BOScoin/ボスコイン)の概要
通貨名称 | BOS(BOScoin/ボスコイン) |
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最大発行数 | 50億枚 |
公開日 | 2017年5月 |
公式サイト | https://BOS.io/ |
ホワイトペーパー | – |
BOSの特徴や目指しているもの
BOSは、ブロックチェーン上で契約を交わす自己進化型プラットフォーム「BOS」で流通するトークンです。スマートコントラクトをの利便性をさらに改善した「トラストコントラクト」を導入しているのが最大の特徴です。
BOSの仕組み
BOSは自己成長することが特徴のトラストコントラクトを搭載するプラットフォームです。自己成長するとは、自ら機能を拡張できるということです。イーサリアムは分散型アプリケーション(DApps)で機能を拡張しますが、BOSは内側から拡張するのです。
また、前述の通り、BOSはスマートコントラクトに取って代わるトラストコントラクトを搭載しています。トラストコントラクトの基本的な仕組みはスマートコントラクトと同じく、契約内容と遂行条件を予め定義しておくと、条件が達成された時点で契約を執行する仕組みです。トラストコントラクトでは一般的な言語を使用するため、プログラミングに馴染みがない人でも契約内容の更新や、細かい条件の確認ができます。セキュリティ面もさらに強化されていて、外部からのハッキング耐性も確保されています。
コミュニティの意思を反映させるコングレスネットワーク
コングレスネットワークとは、BOSに関する重要な事項に対する決定権を持つ人たちが集まってできたネットワークです。分散型システムは高い公平性が期待できる一方、意思決定が遅くなるという欠点があります。コングレスネットワークはこうした分散型ネットワーク特有の弱点を解消するものです。
新規発行されるBOSはマイニング報酬などにも割り当てられますが、それとは別に公共予算と呼ばれる特別な口座にもプールされていきます。ここに集まったBOSがコングレスネットワークの活動資金となります。2023年までに18億BOSがプールされる予定が公表されているので、意思決定は慎重となり、公共予算口座内のトークンは勝手に引き出されません。
BOSのコングレスネットワークには、ネットワークを支えるコンピュータ(ノード)を立てるという条件を満たせば、誰でも参加できます。BOSネットワークでノードを立てるためには、少なくとも4万BOSを保有する必要があります。2019年1月19日時点でのレートは1BOS≒5円ですので、4万BOS集めるためには20万円が必要ということになります。
BOSの将来性
現時点では、一定の将来性はあるのではないかと考えています。もしプロジェクトが順調に進歩すれば、イーサリアムに取って代わる可能性もあります。ただ、現時点では上場している暗号資産取引所は少なく、知名度もそこまで高くありません。機能のみならず、マーケティングにもさらに尽力してほしいところです。
BOSが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
BOSが購入できる海外の取引所一覧
- GDAC
- Kucoin