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THETA(ThetaToken/シータトークン)の概要
通貨名称 | THETA(ThetaToken/シータトークン) |
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最大発行数 | 10億枚 |
公開日 | 2018年1月 |
公式サイト | https://www.thetatoken.org/ |
ホワイトペーパー | https://s3.us-east-2.amazonaws.com/assets.thetatoken.org/Theta-white-paper-latest.pdf |
THETAの特徴や目指しているもの
THETAは、イーサリアムのブロックチェーン上で動作する分散型動画配信プラットフォーム「Theta Network」上で使用されるトークンです。eSports系のゲーム配信サービス企業「Sliver.tv」が立ち上げたサービスで、当面のサービスの対象は数百万のeSports視聴者です。
Theta NetworkとTHETAの仕組み
Theta Networkは、特定の企業が用意した中央サーバではなく、視聴者のコンピュータがデータ処理を負担する動画配信プラットフォームです。多数のコンピュータがネットワークに参加するため、1つのコンピュータに掛かる負荷が小さくて済むのが大きな特徴です。データ処理への参加は任意ですが、処理能力を提供すると見返りにトークンが受け取れます。
トークンと広告を組み合わせたエコシステム
THETAはTheta Network内部で循環します。企業はTHETAを使って広告を動画表示をして視聴者はその広告を見ることでマイニングをして、トークンを受け取ります。そして、そのトークンを使って動画を視聴します。その他、動画配信者に寄付したり、サービス関連グッズの購入代金に当てたりすることもできます。
また、THETAトークンは現時点ではイーサリアムベースとなっていますが、2018年第四四半期には新しいネイティブトークンと1対1で交換される予定です。
THETAの将来性
現時点ではなかなか将来有望であると言えるでしょう。すでに数百万人以上の視聴者を抱えているという点は強力ですし、開発メンバーも優秀な人が揃っています。現状では競合するサービスも少ないのもポイントです。
ただ、eSportsの発展に大きく依存したプロジェクトであるため、eSportsそのものが大きく停滞すれば、それに合わせてTheta Networkも停滞する可能性が高いです。その市場規模は年々大きくなっていく見通しではありますが、不安定な面もあることは忘れてはいけません。
THETAが日本に上場する可能性
現時点では日本の取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外の大手取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用すると言いでしょう。