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Unobtanium(アンオブタニウム)の概要
通貨名称 | Unobtanium(アンオブタニウム) |
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最大発行数 | 25万枚 |
公開日 | 2013年10月 |
公式サイト | https://unobtanium.uno/ |
ホワイトペーパー | – |
Unobtaniumの特徴や目指しているもの
Unobtaniumは、希少性の高さと高速なブロックチェーンが特徴の仮想通貨です。Unobtaniumは金(Gold)のような代替不能な希少性を持ちます。
Unobtaniumの仕組み
Unobtaniumの発行枚数は25万枚と、ビットコイン(BTC)の2100万枚やライトコイン(LTC)の8400万枚、リップル(XRP)の1000億枚などと比べると、かなり少なくなっています。総発行枚数が少ないということは、それだけ単価が上がりやすいことです。
プレマイニングなしによって公平な配布を実現
Unobtaniumはプレマイニングを行っていません。プレマイニングとは、仮想通貨を広く公開する前に、限られた人の間で公開し、マイニング(ブロックチェーンのブロックを生成し、その見返りとして報酬を受け取る行為のこと)を行うことです。
プレマイニングは一般的に、開発者の利益を確保する目的で行われます。仮想通貨を開発しても、開発者はそれだけで利益を得られることはありません。そのため、プレマイニングによって開発者の利益を確保するのです。開発者が利益を確保できればモチベーションアップに繋がります。
一方で、プレマイニングは限られた人が対象となるので、公平性に欠けているという指摘もなされます。Unobtaniumでは、現状では一長一短なプレマイニングをしないという選択をしています。
法定通貨と仮想通貨の発行枚数の違い
法定通貨と仮想通貨の違いはいくつもありますが、その中でも特に大きいのが発行枚数に上限があるかないかです。
法定通貨には原則として発行上限がありません。日本であれば中央銀行である日本銀行が供給量を増やせば、それだけ発行枚数が増えます。現実的に考えれば無制限に発行枚数が増加するということは考えられませんが、それでも日本銀行という1機関の意向で発行枚数が左右されることは確かです。
発行枚数が増えれば、それだけ通貨の価値は下がります。供給量が多いほど価値(単価)が安くなるという原則は、法定通貨にも当てはまります。日本銀行が通貨の発行量を増やせば、海外通貨と比べて安くなります(円安)。逆に日本銀行が通貨の発行量を減らせば、海外通貨と比べて高くなります(円高)。せっかく貯金をしても、円安になれば実質的な財産は目減りしてしまいます。
発行枚数を制限することで価値を担保する仮想通貨
仮想通貨は予め発行枚数の上限が定められており、それ以上増えることはありません。例えばビットコインは2100万枚、Unobtaniumは25万枚が発行上限と定められています。中央銀行も、各国政府も、金融機関も、これ以上の枚数を増やすことは不可能です。
発行上限が定められているということは、インフレ(通貨の発行料を増やすことによって生じる通貨の価値低下・物価上昇)が起こらないということでもあります。つまり、貯金したぶんの価値がなかなか失われないということです。
あらかじめ発行量の上限が決まっているという点では、仮想通貨は金(Gold)にも似ています。金も予め埋蔵量が定められており、市場にそれ以上の量が出回ることはありません。それ故に価格が安定しやすく、価値を残す手段として根強い人気があります。仮想通貨は実体こそないものの、その菌の役割に取って代わる可能性を秘めています。
筆者が考えるUnobtaniumの今後の将来性
現時点では、あまり期待していません。仮想通貨としての特徴も弱い上、知名度にもかけており、他の仮想通貨との競争に勝てるビジョンが見えません。この銘柄に投資するお金があるのならば、他の銘柄に投資することをおすすめします。
Unobtaniumが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の仮想通貨取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
Unobtaniumが購入できる海外の取引所一覧
- Bleutrade
- Ccex
- Cryptopia
- Coin Exchange