OTNの特徴と主な使い道、今後の将来性まとめ

OTNの特徴・使い道・将来性まとめ

OTNの概要

通貨名称 OTN(Open Trading Network)
最大発行数 1億枚
公開日 2017年10月
公式サイト https://otn.org/
ホワイトペーパー https://otn.org/assets/resources/Open-Trading-Network-white-paper_en.pdf?1510572905948

OTNの特徴や目指しているもの

OTN(オープントレーディングネットワーク)は、仮想通貨の分散型取引所プラットフォーム「Open Trading Network」上で使用されるトークンです。Open Trading Networkは世界ではじめての「クロスチェーン利用・担保付きの分散型仮想通貨取引所」であり、従来の分散型取引所よりも更に安心して取引が行えるのが大きな特徴です。

中央集権型取引所と分散型取引所の違いは?

仮想通貨取引所は大きく、中央集権型取引所と分散型取引所に分類できます。前者は運営が存在する取引所で、国内で言えばBitFlyerやZaif,海外で言えばBinanceやBittrexなどが該当します。こうした仮想通貨取引所のほぼ全ては、企業によって運営されています。

一方、分散型取引所とは、運営が存在しない取引所です。EtherDeltaやKyberNetWork、そして今回の記事のテーマであるOpen Trading Networkなどが該当します。大抵の分散型取引所はブロックチェーンで管理されており、その履歴は逐一ブロックチェーン上に刻み込まれていきます。交換はすべてP2P、つまり直接個人間で行われます。

現状では中央集権型取引所のほうが遥かにメジャーですが、分散型取引所もその独自の特徴から少しずつ利用者を増やしています。

それぞれの長所と短所

中央集権型取引所と分散型取引所はそれぞれ違った長所と短所を持ちます。中央集権型取引所は運営が存在するので、運営のサポートを受けたり、仮想通貨の管理を任せたりできるのが大きなメリットです。利用者も多いので板が厚く、取引も成立しやすいです(取引所にもよりますが)。

一方で中央集権型取引所は秘密鍵を取引所に預けることになるため、ハッキングや盗難のリスクが高いです。もっと具体的に言えば、仮想通貨を失うリスクが高いのです。銀行などでは万が一の際にも預金が補償されますが、仮想通貨取引所にはそのような法的な仕組みはありません(任意のサービスとして補償をしているところはありますが)。

取引所内に信頼できない人間が紛れ込んでいる可能性も否定できません。従来の仮想通貨取引所に多くの資産を預けるのが危険だと言われている理由はこのためです。

一方、分散型取引所は秘密鍵を自分で保持できるため、ハッキングリスクは低いです。取引所自体が高度に分散化されているため、システムダウンのリスクも低く、中央集権所と比べると総じて安全と言えます。ノード(ネットワークに接続されたコンピュータ)が多ければ多いほど、その安全性は高まります。

一方でユーザーが少ないため板が薄く、手数料が高いという欠点もあります。手数料は今後下がっていく可能性が高い(運営に支払う手数料はないため)ですが、取引自体は完全に自己責任になります。また、情報が少なく、日本語の情報ともなればなおさら少ないです。

Open Trading Networkの基本的な仕組み

Open Trading Networkは分散型取引所の1つです。既存の分散型取引所との差別化点は大きく2つ。1つはクロスチェーンの利用、もう1つは担保です。

クロスチェーンとは、簡単にいえば、異なるブロックチェーンを接続する仕組みのことです。Open Trading Networkはクロスチェーンを採用した初のプラットフォームです。

現状、異なるブロックチェーンを持つ仮想通貨(例えばビットコインとライトコイン)を交換する際には、仮想通貨取引所を使って通貨同士を交換する必要があります。しかし、クロスチェーンを使えば、取引所を解することなく仮想通貨を直接交換できるようになります。クロスチェーンを実現する仕組みをアトミックスワップといいます。2017年9月には、ビットコインとライトコインの間で世界初の直接交換が成功しています。

担保とは、要するに補償のことです。Open Trading Networkは分散型取引所であり、しかもクロスチェーンを採用しているため、もともと盗難被害には極めて合いづらいですが、Open Trading Networkにはさらに補償までついてくるため、より安心して取引ができます。

OTNの役割

OTNの最も基本的な役割は、Open Trading Networkの内部通貨です。中央集権型の取引所がビットコインやドージコインなどを内部通貨として採用するように、Open Trading NetworkはOTNを内部通貨として採用するのです。

この通貨はカスタムブロックチェーンの一部として実装されますが、将来は別のErc-20トークン(イーサリアムの機能を利用して発行されたトークン)との1体1での交換も行われる予定です。

新しい仮想通貨の発行機能

Open Trading Networkでは、企業が簡単に独自の仮想通貨(トークン)を発行できます。発行したトークンを決済に導入するも、クラウドファウンディングに導入するも、企業の自由です。

仮想通貨を発行するためのプラットフォームは多数ありますが、Open Trading Networkは基本的なソリューションをすぐに利用できるセットが用意されているため、他のプラットフォームよりも簡単に使えるというメリットがあります。発行したトークンは自動的に取引所に上場されるため、時間が経てば経つほど取扱通貨は増えていくということになります。

筆者が考えるOTNの今後の将来性

現時点では、なかなか期待できると思っています。分散型取引所自体はすでに多数ありますが、Open Trading Networkはクロスチェーンの採用や担保、トークン発行機能などで十分な差別化を図っています。

ただ、現時点ではOTNは時価総額の低い草コインであることもまた事実です。Webサイトではホワイトペーパーも公開されていますが、その仕様どおりに開発が進められるという保証はありません。買う場合も、あくまでも分散投資の投資先の1つにとどめておくことをおすすめします。

OTNが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。

OTNが購入できる海外の取引所一覧

  • HitBTC
  • Cryptopia
  • ForkDelta
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