QTUMの特徴や将来性、QTUMが購入できるおすすめの取引所

QTUMの今後の将来性

QTUM(Quantum/クオンタム)の概要

通貨名称 QTUM(Quantum/クオンタム)
最大発行数 1億枚(その後年1%で増加)
公開日 2016年12月
公式サイト https://qtum.org/
ホワイトペーパー https://qtum.org/uploads/files/a2772efe4dc8ed1100319c6480195fb1.pdf

QTUMの特徴や目指しているもの

QTUMは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のいいとこ取りを目指した、独特な立ち位置のオープンソースのブロックチェーンです。中国初のプロジェクトですが、開発はシンガポールを拠点とするQTUM財団が進めています。

ビットコインの仕組みを元にスマートコントラクトを実現

QTUMの残高管理は、ビットコインでも採用されている、受け取った金額のうち未使用分を残高として計上するUnspent Transaction Output(UTXO)ベースです。UTXOをベースに安全性を確保しつつ、ブロックチェーンにAALという独自階層を加えることで、スマートコントラクトを実現しています。

本来、UTXOベースではスマートコントラクトを扱えないのですが、AALを橋渡し役にすることによって、それを実現しています。ビットコインの安全性を取り入れつつ、イーサリアムの拡張性も手に入れたわけです。

コンセンサスアルゴリズムはPOS

QTUMはコンセンサスアルゴリズムにProof of Stake(PoS)を採用しています。Posはビットコインで採用されているPoWのように過度のマイニング競争による過度な電力消費や寡占化が発生しづらい反面、一部に利益が集中するという欠点は十分解消されていないという批判もあります。

QTUMの将来性

QTUMの将来性は高いと考えています。機能自体もさることながら、中国の中央銀行や地方政府などと対談を進めていることもその一つです。QTUMのCEOであるPatrick氏は、中国の政府要人と対談をすることで、暗号資産にネガティブな中国政府をポジティブにさせようと奮闘しています。中国という国家は、巨大マーケットなだけに、これが成功すればQTUMは計り知れない価値を持つと考えられます。

懸念点として、ビットコインやイーサリアムの影響を受け易いことがあげられます。QTUMとビットコインやイーサリアムは本来別の通貨ですが、ベースになっているだけに、BitcoinやEthereumのネガティブなニュースに引っ張られる可能性はあります。

QTUMが日本に上場する可能性

現時点ではその兆しはありません。早めに仕込んでおきたい場合は、海外の暗号資産取引所の利用をおすすめします。

QTUMが購入できる海外の取引所一覧

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