TNTの使い道や今後の将来性をチャートから徹底分析

TNTの使い道や将来性を解説

TNTの概要

通貨名称 TNT
最大発行数 10億枚
公開日 2017年8月28日
公式サイト https://v1.tierion.com/
ホワイトペーパー https://tokensale.tierion.com/TierionTokenSaleWhitePaper.pdf

TNTの特徴や目指しているもの

TNT(Tierion/ティリオン)は大規模なデータの検証・証明を行うために開発された仮想通貨です。書き換えることができない、というブロックチェーン の特徴を生かし、不正のためのデータ改ざんを防ぐためのプラットフォームを目指します。

いつの時代もどの国も、不正は必ずあります。日本でも大手企業が良くみせようと情報を改ざんしていたことで大きなニュースになりました。コスト削減を強いられる現場の人間の気持ちも分かりますが、企業の存続すら揺るがす致命的なショックを与えることもしばしばあります。情報の正確性は、これからの時代に益々ニーズが高まるでしょう。

TNTの特性やメリット、将来性について解説していきます。

Microsoftも注目!連携しながら開発を進めている

TNTは、データが正しいということを証明するためのシステムを提供します。データが正しいということは本来なら当たり前なのですが、企業や個人にとって不都合なデータは改ざんされたり削除されたりというのは、いままでもありました。当たり前ですが、あまり頓着してこなかった分野に目をつけたのがTNTです。攻めるというよりも守るためのプロジェクト。一見地味ですが、大切なことです。

このプロジェクトには大手企業も注目しています。
誰もが知っているIT企業のマイクロソフト社や、フィリップス社もTNTの技術に注目し、提携してサービスを提供していくことが発表されました。このニュースがあり、TNTは急速に注目を集めました。大手企業が提携するということは、それだけ技術力が高いということです。ICOも25億円もの調達を1日あまりで成功させました。

チェーンポイントという根幹の技術

TNTのプロジェクトを支えている技術に「チェーンポイント」があります。チェーンポイントは、ブロックチェーン上にデータの存在証明をまとめて書き込むための仕組み・システムです。すでの多くの企業がチェーンポイントに注目し、実際に使用しています。

チェーンポイントはデータの検証・証明を行うTNTの根幹となる技術。タイムスタンプも付きますので、人々は情報がいつ生成されたか、いつ変更されたかを知ることができます。

ハッシュAPIによりWEBアプリからデータを簡単に収集できる

TNTのハッシュAPIとは、チェーンポイントが利用可能なフリーのAPIです。最大100レコード(行)/秒のアンカーを無料で作成することができます。IT用語でアンカーとは、リンクのことです。HTMLでは、<a href=”http://○△#$%&”>$$$$”$”$A”A$A”</a> のように記述します。

ハッシュAPIのおかげで、データセキュリティ、タイムスタンプ、暗号化監査証跡をスピーディにアプリケーションに追加することが可能になります。

GmailやSlack、セールスフォースなど、500以上のアプリと連携可能!

TNTはGmailやセールスフォース、Slackなど500以上のオンラインサービスと連携することが可能です。これは何を意味するかというと、TNTで集めたデータを他のオンラインサービスに送ることが可能になります。逆に、オンラインサービスで集めたデータをTNTに送って保存しておくこともできます。

TNTに出資している企業一覧

前述のように、マイクロソフト社とフィリップス社がパートナー会社についています。TNTの根幹技術であるチェーンポイントを実際に利用している企業も世界中にあるため、これからも出資しようとする企業は増えるのは確実でしょう。

日本では知名度はまだそこまでありませんが、NTTやKDDIといった個人情報を扱う企業も出資する可能性は十分にあります。マイクロソフトがタッグを組んでいるということで、NECや日立といった日本の電機メーカーも注目しているかもしれません。日本は保守的な企業が多いので、実際に日本のメーカーが出資を決断するのは時間がかかるかもしれません。

筆者が考えるTNTの今後の将来性

TNTの詳細は比較的悪くないと思います。
データの信頼性という直球に挑んだTNTの方向性と、それを実現する技術力は素晴らしいものがあります。技術力があるからこそ、マイクロソフト社やフィリップス社がパートナーとして名乗りをあげたのですから、これはとても大きな強みです。

データの信頼性というのは絶対的に必要なことなのですが、そこまで気にしていない人が多いような気がします。データが改ざんできないということは建前では良いことですが、改ざんできないと都合の悪い企業もあるでしょう。しかし、多くの企業はTNTのようなシステムを取り入れれば不正は格段と減るのも事実。

データの真実性は、これからの時代、高いニーズがあります。とくに医療や金融、保険といった産業では、データが正しいことが必須です。TNTの技術は大いに利用される可能性があります。ニーズがあるのに競合が意外と少ないのも強みの一つです。

SlackやGmailとも連携できるという点もニーズがありそうです。

懸念点は、一般ユーザー向けのプロダクトが弱いという点です。データの整合性やセキュリティはなくてはならないものです。そういう意味ではTNTが目指している方向性は確実で安心を届けるシステムです。しかし、「便利」や「面白い」という点では、ちょっと感動に欠けるというのが正直な筆者の気持ちです。感動を可視化できる・投げ銭できる仮想通貨のWOWやMONAの方が、一般人から見たら面白いと思ってしまうのではないでしょうか。

TNTのプロジェクトはオフェンスではなくディフェンスです。そのため、多くの企業が取り入れる可能性はあります。そうなれば価格は上がるので、投資対象として考えればいい仮想通貨でしょう。

また、ブロックチェーン の利点を用いれば同様のプロジェクトを実現するのはそれほど難しくはないのではないか?という点が気になります。競合がこれから現れる、という可能性も十分あるでしょう。セキュリティソフトを販売しているマカフィーやトレンドマイクロ、カスペルスキーがブロックチェーンの技術を製品に取り入れていく可能性も十分に考えられます。そうなるとセキュリティ分野のノウハウをもっている既存の企業が手強い企業になることは確実です。競合が力をつける前に圧倒的な差をつけて、世間に浸透させていくことがこれからのTNTの課題となるでしょう。

チャートを見てみましょう。
TNTチャート
2017年8月に発行されたTNTは、2018年1月23日にピークの 0.000034BTC(2018年1月7日に 43円)2018年3月19日に 0.00000731BTC(6円)と最低値を向かえ、その後は徐々に回復し、2018年4月29日現在、 0.0000134BTC(14円)となっています。

強力なバックがついていてサービス内容も固いので、少額であれば買っておいて損はないのでしょう。よっぽど問題を起こさない限り、大きく値崩れすることも無いと思います。

TNTが日本に上場する可能性

マイクロソフト社やフィリップス社と手を組んでいるので上位に位置しているかと思いきや、仮想通貨全体では315位とまあまあの順位。もっと上位でも良さそうですが、まだ様子を見ている方が多いのでしょう。この様子だと、しばらくは日本の取引所に上場することはなさそうです。購入の際は海外の取引所を利用してください。

TNTが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • HitBTC
  • Huobi
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