旅行の手数料が0円になるLOCとは?LOCの使い道と購入できる取引所を徹底解説

LOCの使い道と購入できる取引所を徹底解説

LOCの概要

通貨名称 LOC(LockTrip)
最大発行数 不明
公開日 2017年9月
公式サイト https://locktrip.com/
ホワイトペーパー https://locktrip.com/whitepaper_v1.2_t.pdf

LOCの特徴や目指しているもの

LOC(LockTrip/ロコ)は、手数料無料で使える宿泊施設予約プラットフォームのためのブロックチェーン「LockChain」上で使用されるイーサリアムベースのトークンです。イーサリアムのスマートコントラクト(契約を自動化する仕組み)を活用しており、ユーザーは安全かつ仲介手数料無料でホテルが確保できます。従来の旅行代理店のシステムを一新する可能性を秘めており、今注目を集めています。

現状の宿泊施設予約の仕組みと問題点

現状、多くの旅行者は宿泊施設を確保するために、様々な仲介サービスを使っています。仲介サービスとは要するに旅行代理店のことです。

旅行代理店は飛行機、宿泊施設、その他の施設の利用チケットなどを1つの窓口で取得できる便利なサービスですし、直接予約できない場合でも旅行代理店を通してなら予約できることもあります。決して悪いサービスではありません。

しかし、旅行代理店にそれらの取得を依頼すれば当然仲介手数料が旅行代金に上乗せされることになります。サービスに応じて料金を払うのは当然のこととは言え、できることならば節約したいと考える方は少なくないでしょう。実際のところこの仲介手数料は結構高く、言われるがままに払うのは損なことも多いです。

旅行代理店ごとに手数料は異なりますが、日本の場合は15%程度が相場と言われています。例えばユーザーが宿泊施設に対して100円払った場合、15円が旅行代理店の手数料の取り分になるというわけです。

最近はこの手数料の高さに嫌気が差して、旅行代理店に頼らない集客を目指す宿泊施設も増えてきています。かつては「ホテルは公式サイトから予約すると高い」というのが当たり前でしたが、最近はそうでもなくなりつつあるのです。

参考記事:旅行サイト「手数料1割」に抵抗するホテル勢

LockChainはこうした中抜きを目指す宿泊施設を後押しするだけでなく、ユーザーにも大きなメリットを提供する、新しい宿泊施設予約プラットフォームです。

LockChainの基本的な仕組み

LockChainは、ユーザーが旅行代理店のような仲介業者を介さずに宿泊施設を直接予約できるサービスを提供するためのブロックチェーンです。LockChainを活用して作成されたサービスが「LockTrip」です。LockTripはすでに稼働しており、ここで多くの宿泊施設を予約できます。

今までは直接予約をするためには個別に用意されているホテルの公式サイトや電話を使う必要がありましたが、LockTripでは1つのWebサイト・アプリ上で複数のホテルを比較できるので非常に便利です。

Webサイト・アプリ上には実際の室内の画像も掲載されているため、その宿泊施設がどのようなところなのかを簡単に想像できます。ユーザーのレビューも掲載されています。

滞在日や部屋数、人数などで細かく絞り込み検索をかけることも可能であり、通常ホテル比較サイトと同じ感覚で使えます(流石に掲載されているホテル数はそれらと比べれば少なめですが……)。

LockTripが安全・公平・安価な理由

LockTripはLockChainによって管理されています。LockChain上には宿泊施設のリスト、顧客情報、予約内容、保証金の管理記録など、必要な情報がすべて記録されます。この記録を外部の人間が一方的に書き換えることは事実上不可能であるため、不正な会計処理、悪質なユーザーによる不当評価などが行われる心配はありません。

また、LockChainは予約のためにスマートコントラクトという仕組みを採用しています。スマートコントラクトとは、簡単に言えば契約を自動化する仕組みです。予め契約の内容と、それを実行する条件を定義しておくと、その条件が満たされた時に契約が実行されるという仕組みになっています。この仕組はイーサリアムの特に重要な機能の1つとして知られており、宿泊施設に限らずすべての仲介業者にとって脅威と考えられています。

LockTripの具体的な使い方

LockTripは非常に簡単に使えます。大まかな流れは以下のとおりです。

  1. ユーザーは仮想通貨やクレジットカードなどで宿泊施設を予約する
  2. ユーザーの支払ったお金が自動的にLOCに交換される
  3. 「ユーザーが滞りなくサービスを利用したら、宿泊施設に料金が支払われる」というスマートコントラクトがLockChainに記載される
  4. ユーザーが宿泊施設を予約し、利用し、チェックアウトする
  5. スマートコントラクトに基づいてホテルにLOCが支払われる
  6. ホテルはLOCを法定通貨に交換する

支払いはLOCで行うのが基本ですが、その他にもBTC,ETH,更にはクレジットカード(法定通貨)も使えます。LOC以外で支払った場合、自動的にそれと同額のLOCに交換されます。

支払いはスマートコントラクトで自動化されるので、ユーザーやホテルが面倒な作業を行う必要はありません。支払われたLOCは法定通貨に交換できます。

この仕組は海外旅行とも相性がいいサービスです。例えばユーザーが普段使っている法定通貨が米ドルで、宿泊施設が使っている法定通貨がユーロという場合でも、LOCを間に挟むことによってスムーズにやり取りが成り立ちます。

LockTripの開発状況

LockTripのサイト上では、ロードマップ(開発の道のり。すでに行われたこと、及びこれから行われることの一覧表)が掲載されています。これによればすでに

  • 10万のホテルと1500バケーションレンタルが予約できるAndroid&iOS向けサービス(上記のLockTripのアプリ版)のリリース
  • マーケットプレイスのベータ版導入
  • マーケットプレイス普及のためのエアドロップキャンペーン実施
  • 内容の大幅な改善(ハイクオリティーな写真、説明などの追加)

などがすでに行われています。

今後の予定

  • 手数料無料国際便予約サービス開始
  • LockTripテストネット開始
  • 追加で30万ホテルを利用可能に

などが行われる予定です。

2017年10月にICOが行われたばかりのプラットフォームとしてはかなりのペースで開発が行われており、今後の成長も期待できます。

クレジットカード決済の導入(法定通貨を用いた決済が可能になる)

筆者が考えるLOCの今後の将来性

現時点では、なかなかに将来性があるサービスではないかと考えています。サービス自体の仕組みも優秀ですが、それ以上にすでに開発がかなり進められているというのが評価点です。大々的にICOだけ行ってその後、ろくに開発も行われないような仮想通貨も多いのですが、LOCに限ってはそのようなことはなさそうです。

LOCが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の仮想通貨取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入してください。

LOCが購入できる海外の取引所一覧

  • HiTBTC
  • Bancor Network
  • Kucoin
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