FLASHの主な使い道や特徴、今後の将来性を詳しく解説

FLASHの使い道・特徴・将来性を解説

FLASHの概要

通貨名称 FLASH
最大発行数 9億枚
公開日 2016年8月
公式サイト https://www.flashcoin.io/
ホワイトペーパー

FLASHの特徴や目指しているもの

FLASH(フラッシュ)は、小額決済の手段として非常に優秀な、ライトコインベースの仮想通貨です。独自のDPoWというアルゴリズムを採用しており、高い効率と高速な処理でユーザーの快適な支払いをサポートします。

小額決済には向かないビットコイン

仮想通貨の中でも最も時価総額が高く、有名なビットコインは、実は小額決済(マイクロペイメント)にはあまり向いていません。ビットコインはブロックサイズが小さく、なおかつブロック生成にも時間がかかるからです。少額決済とは、明確な定義はありませんが、日常的に使用されるような金額の決済の総称と思っていただければ間違いありません。

現状、ビットコインの送金には早くても1時間、遅い場合は数時間~数日かかることもあります。送金時間の遅延に伴い、送金手数料も高騰しています。なぜこのような事態が起きているのでしょうか。その根本は、ビットコインのブロックサイズの小ささにあります。

ビットコインはブロックチェーンという分散型取引台帳にその取引のすべてが記録されています。ブロックチェーンはブロックと呼ばれる電子的な箱をチェーンで時系列順に繋いだものです。ビットコインのブロックは概ね10分毎に生成され、中にはその間に行われた個別取引データが格納されます。

個別取引データの大きさは、送金金額によって大きく変わることはないため、基本的には送金件数に比例するように格納されるデータの合計値も増えると考えていただいて間違いありません。つまり、ビットコインが頻繁に取引されるようになればなるほど、ブロックに格納される個別取引データのサイズの合計値も大きくなるわけです。

一方で、ビットコインのブロックサイズには1MBという上限があります。ビットコインの個別取引データのサイズは概ね0.5KBなので、1つのブロックには概ね2000件の個別取引データを収録できるということになります。一方、ブロック生成時間は前述の通り10分=600秒なので、2000件の取引を600秒で処理できるということになります。2000件÷600秒、つまり3.33件/秒です。これはVISAカードの2500件/秒(平常時)などと比べると非常に少なく、十分とは言えません。

このような処理性能が低いビットコインで大量の取引が行われた場合、ブロック生成が間に合わず、処理が後ろにずれ込んでしまい、送金遅れが発生します。すると送金者は少しでも早く送金を済ませるために手数料を高く設定し、その結果送金手数料が高騰します。このような問題をスケーラビリティ問題といいます。

ビットコインはスケーラビリティ問題を解決するためにSegwitと呼ばれる個別取引データサイズを圧縮する技術を導入しましたが、根本的な解決には至っていません。現在はミリ秒という単位で数千件の取引処理をする「ライトニングネットワーク」という技術の導入が検討されていますが、そのハードルは高く、仮に導入されるとしてもかなりの時間がかかるものと思われます。

このように送金に時間がかかるビットコインは、日常的な少額決済、例えばコンビニやスーパーなどでの利用には向いていません。決済するのに1時間も待っていられませんからね。このようなビットコインに変わり、ユーザーの小額決済をサポートするのがFLASHです。

FLASHは少額決済の高速・低手数料化を実現した仮想通貨

FLASHはビットコインを補完するために作られたライトコインからさらに派生した、少額決済のための仮想通貨です。ビットコイン、ライトコイン、FLASHの特徴をまとめると、以下のようになります。

ビットコイン ライトコイン FLASH
処理性能 約3.33件/秒 約15件/秒 約2万5000件/秒
送金時間 1時間~ 数分~20分程度 5秒程度
総発行枚数 2100万枚 8400万枚 9億枚

表を見ても分かる通り、FLASHは様々な面でビットコインはもちろん、それよりも高性能なライトコインも大幅に凌駕しています。処理性能はVISAをも大幅に上回る2万5000件/秒、決済時間はわずか5秒。これならば店頭などでの少額決済にも十分耐えうるでしょう。相当使われるようになってもスケーラビリティ問題発生せず、したがって手数料も高騰しません。

FLASHを支えるDPoWの仕組み

FLASHはコンセンサスアルゴリズムにDPoWを採用しています。コンセンサスアルゴリズムとは簡単に言えば、記帳に関するルールをまとめたものです。DPoWはビットコインなどでも採用されているPoWと類似していますが、PoWと比べると高速です。

FLASHのネットワークは、GovNodesと呼ばれるコンピュータによって維持されています。GovNodesはFLASH delegatesが運営しており、FLASHブロックチェーンと各種ソフトウェアの動作を担っています。これらは実際にFLASHを保有する人たちの手によって行われており、比較的用意に新規参入ができます。

ユーザーやネットワーク参加者は、GovNodesやFLASHに対する提案も行えます。重大な提案は投票にかけられます。

FLASHはインフレが発生しない

FLASHは現時点ですでにすべてが発行されており、今後新たに追加で発行されることはありません。つまり、今後はインフレが起こらず、需要が増すに従って価格が上昇するということです。

筆者が考えるFLASHの今後の将来性

現時点ではそれなりには期待できるかと思います。仮想通貨としての性能は非常に優秀で、少額決済の用途にも確かに耐えうるでしょう。ただ、現状ではビットコインと比べるとあまりにも知名度が低く、海外の主要な取引所にも上場されていません。いくら性能が優れていても使われなければ意味がないので、今後のマーケティング・広告に期待したいところです。

FLASHが日本に上場する可能性

現時点では日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。

FLASHが購入できる海外の取引所一覧

  • Coinexchange
  • Cryptopia
0 0

この記事の共有はここから