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LBC(LBRYCredits/ライブラリークレジット)の概要
通貨名称 | LBC(LBRYCredits/ライブラリークレジット) |
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最大発行数 | 約4億6600万枚 |
公開日 | 2016年7月 |
公式サイト | https://lbry.io/ |
ホワイトペーパー | – |
LBCの特徴や目指しているもの
LBCは、デジタルコンテンツを取り扱う分散型ライブラリープラットフォーム「LBRY Credits」で使用されるトークンです。クリエイターはLBRY Creditsに自身の作品をアップロードし、ユーザーが購入するときにLBCを利用します。
LBRY Creditsの仕組み
LBRY Creditsはありとあらゆるデジタルコンテンツの売買を可能にするプラットフォームです。クリエイターはLBRY Creditsでデジタルコンテンツを販売し、ユーザーがそれを購入します。ライブラリーは分散型であるため、運営は存在しません。
そのため、運営に対するコストが発生しないプラットフォームなのです。取り扱いコンテンツも多岐に渡り、1つのプラットフォーム上でさまざまなコンテンツを利用できるのも魅力と言えるでしょう。
他者が配信したコンテンツの再配信
LBRY Creditsでコンテンツを購入した人は、そのファイルを使ってLBCを稼げます。他の人が同じコンテンツを買った場合に、ファイルを送るホストになったときに、その見返りとしてLBCが受け取れるのです。LBRY Creditsは分散型のプラットフォームであるため、特別なサーバーなどを用意する必要はありません。
コンセンサスアルゴリズムにはProof of Capacity(PoC)を採用
LBCは、コンセンサスアルゴリズムにProof of Capacity(PoC)を採用しています。
その特徴を簡単にいえば、ネットワークに接続したディスクの割当容量に応じて権利が与えられる仕組みです。ディスクをたくさん提供するほどたくさんブロックが生成できて、その見返りとして報酬がもらえるわけです。
この仕組みは最もメジャーなPoWと比べて電力消費量を大幅に抑えることができて、なおかつASICのような高額なコンピュータがいらないという長所もあります。
筆者が考えるLBCの今後の将来性
現時点では、なかなかに将来性があるのではないかと考えています。コンテンツ配信プラットフォームとブロックチェーンを組み合わせたプロジェクトはいくつかありますが、LBRY Creditsはその中でもコンテンツの種類が豊富で、差別化点もしっかりとあります。クリエイターとユーザー、双方に得があるので、利用者も集めやすいでしょう。
LBCが日本に上場する可能性
現時点では日本の仮想通貨取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になる方はそちらを利用してみましょう。