LBCの特徴や仕組み、今後の将来性を分かりやすく解説!

LBCの特徴や将来性を分かりやすく解説

LBCの概要

通貨名称 LBC(LBRY Credits)
最大発行数 約4億6600万枚
公開日 2016年7月
公式サイト https://lbry.io/
ホワイトペーパー

LBCの特徴や目指しているもの

LBCは、ありとあらゆるデジタルコンテンツを取り扱う分散型ライブラリープラットフォーム「LBRY Credits」で使用されるトークンです。クリエイターはLBRY Creditsに自身の作品をアップロードし、ユーザーはそれを購入します。

クリエイターとユーザーの間に第三者を挟まないという斬新なシステムであり、クリエイターはより多くの利益獲得を、ユーザーはより安い価格での作品購入を実現できます。

現在のデジタルコンテンツ販売プラットフォームの問題点

現時点でもすでに多数のデジタルコンテンツ販売プラットフォームが存在していますが、その殆どは運営が存在する中央集権型のプラットフォームです。例えばAmazon・Youtube・App Store・Google Play・iTunesなどは、全て運営が存在します。

運営が存在するプラットフォームの利用には、当然費用がかかります。運営も別に慈善事業でプラットフォームを提供しているわけではないのですから当然の話しですが、この費用はクリエイターにとっては無視できないものです。

例えば、App StoreやGoogle Playで自身のアプリを販売する場合、売上の30%が手数料として運営に徴収されます。例えば1万円売り上げた場合、AppleやGoogleが手にする手数料は3000円で、アプリの販売社が手にする金額は7000円、ということになります。

これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思いますが、Epic GamesのTim Sweeney氏は「手数料を取るのは理解できるが、30%は不当に高すぎる」と述べています。

Amazon電子書籍の場合、ロイヤリティ率(販売者の取り分)は35%か70%です。言い方を変えれば、手数料は65%か30%ということになります。当然、多くの人はロイヤリティ率70%(手数料30%)を選ぶかと思いますが、そちらを選ぶにはいくつかの条件があります。

具体的には、KDPセレクトに登録する必要があります。KDPセレクトへの登録自体は簡単にできますが、登録した電子書籍はAmazon以外では販売できなくなります。また、Amazonの読み放題サービスであるKindle Unlimitedにも登録されます。

現状、多くのクリエイター、及びユーザーは、運営側が主導で用意したこのような条件を事実上飲まざるを得ない状況が続いています。弱小プラットフォームでは十分な売上が達成できないからです。LBRY Creditsはこうした従来の中央集権型プラットフォームに取って代わる可能性を秘めている、クリエイターとユーザーのための新たな仕組みです。

LBRY Creditsの仕組み

LBRY Creditsはありとあらゆるデジタルコンテンツの売買を可能にするプラットフォームです。クリエイターはLBRY Creditsでデジタルコンテンツを販売し、ユーザーがそれを購入します。ライブラリーは分散型であるため、運営は存在しません。

そのため、運営に対して手数料を支払う必要はありませんし、運営の規制を受けることもありません。従来よりもずっと安くて自由で、第三者を介さないプラットフォームなのです。

取り扱われるコンテンツは動画、音楽、画像、電子書籍など様々です。従来のように動画はYouTube,音楽はiTunes、電子書籍はAmazonと行ったような面倒な使い分けもなくなります。

他者が配信したコンテンツの再配信

LBRY Creditsでコンテンツを購入した人は、そのファイルを使ってLBCを稼げます。他の人が同じコンテンツを買った場合に、ファイルを送るホストになったときに、その見返りとしてLBCが受け取れるのです。LBRY Creditsは分散型のプラットフォームであるため、特別なサーバーなどを用意する必要はありません。

Proof of Capacityについて

LBCは、コンセンサスアルゴリズムにProof of Capacityを採用しています。コンセンサスアルゴリズムとは、簡単に言えばブロックチェーンのブロックの健全性を保つためのルールです。もう少し詳しく言うと、誰にブロックチェーンのブロック作成(=記帳)をさせるか、というルールです。

分散型のブロックチェーンには中央管理人が存在しませんが、その通貨の健全性を保つためには誰かが記帳しなければなりません。この記帳する誰かの決め方を記したルールブックがコンセンサスアルゴリズムです。記帳をしたもの、つまりブロックを生成したものには、見返りとして報酬が与えられます。報酬は記帳に参加する動機づけになり、同時に不正のメリットをなくす抑止力にもなります。

コンセンサスアルゴリズムの中でも最も有名なのはPoW(Proof of Work)です。これは簡単に言えば、一番早く計算を解いた人にブロックを作成する権利を与えるシステムです。ビットコインを筆頭に、多くの通貨で採用されています。

それ以外にもコインの保有量に応じて権利が与えられるPoS(Proof of Stake)や、コインの保有量と取引量の両方を考慮して権利が与えられるPoI(Proof of Importance)などがありますが、LBCは非常に珍しいPoC(Proof of Capacity)を採用しています。

PoCは簡単にいえば、ネットワークに接続したディスクの割当容量に応じて権利が与えられる仕組みです。ディスクをたくさん提供したものほどたくさんブロックが生成でき、その見返りとして報酬がもらえるわけです。この仕組は最もメジャーなPoWと比べて電力消費量を大幅に抑えることができ、なおかつASICのような高額なコンピュータがいらないという長所もあります。

筆者が考えるLBCの今後の将来性

現時点では、なかなかに将来性があるのではないかと考えています。コンテンツ配信プラットフォームとブロックチェーンを組み合わせたプロジェクトはいくつかありますが、LBRY Creditsはその中でもコンテンツの種類が豊富で、PoCなどの差別化点もしっかりとあります。クリエイターとユーザー、双方に得があるので、利用者も集めやすいでしょう。

LBCが日本に上場する可能性

現時点では日本の仮想通貨取引所に上場される見通しはかなり低いです。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用してみましょう。

LBCが購入できる海外の取引所一覧

  • Upbit
  • Bittrex
  • Poloniex
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