SUMO(Sumokoin/スモコイン)の概要
通貨名称 | SUMO(Sumokoin/スモコイン) |
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最大発行数 | 8888万8888枚 |
公開日 | 2017年4月 |
公式サイト | https://www.sumokoin.org/ |
ホワイトペーパー | https://cryptonote.org/whitepaper.pdf |
SUMOの特徴や目指しているもの
SUMOはMoneroからハードフォークして誕生した仮想通貨であり、Moneroをも上回る高い機密性・追跡不可能性が大きな特徴です。
SUMOの仕組み
SUMOの基本的な仕組みはMoneroと同様ですが、匿名性はさらに高められています。SUMOはMoneroでは隠すことができなかった送金量や送金アドレスなども非公開にできるので追跡不可能性も高くなっており、ブロックチェーントランザクションにおいてIDリンクは不可能となっています。Moneroのいいところはそのままに、更に匿名性を高めたのがSUMOという仮想通貨です。
また、SUMOの創始者のブログには、競争力がある開発チームと、親切なコミュニティはSUMOならではの長所であると記載されています。このあたりは「創始者がそう主張している」程度に考えて下さい。
SUMOの将来性
確かに、SUMOの匿名性はMoneroよりも高いものの、別の匿名通貨であるZcashと比べると、五分五分といったところです。Zcashはゼロ知識証明という技術によって匿名性を確保しており、SUMOと同様に送金量やアドレスも非公開にできます。
性能的に互角ならばSUMOにもチャンスがある、と思われるかもしれませんが、現時点ではZcashが全ての面でSUMOを圧倒しています。非常に高い匿名性を求める人は少なくありませんが、そのほとんどはより入手が容易で価格変動幅も比較的少ないZcashを使おうとするはずです。
また、SUMOに限った話ではありませんが、匿名通貨は将来、国家によって厳しく規制される可能性が高いです。匿名通貨はその匿名性故に、違法取引に使われやすいからです。
ビットコインやライトコインなどの取引履歴はすべて公開されているため、アドレスと個人情報の紐付さえ行えればその後の追跡は非常に容易ですが、SUMOの場合はそうもいきません。このような決済手段の存在は国家にとっては非常に危険な存在です。SUMOに投資する際には、このような規制に関する情報にも気を配る必要があります。
SUMOが日本に上場する可能性
現時点では日本の仮想通貨取引所に上場する見通しはありません。すでに複数の海外の取引所で取り扱われていますので、そちらを利用するといいでしょう。ただし、取引所はどちらもメジャーとは言えず、セキュリティにもいささか不安が残りますので、資産管理には注意が必要です。
SUMOが購入できる海外の取引所一覧
- Livecoin
- TrageOgre