BAYの主な使い道や仕組み、今後の将来性まとめ

BAYの使い道・仕組み・将来性まとめ

BAYの概要

通貨名称 BAY(Bitbay)
最大発行数 約9億5000万枚
公開日 2014年11月
公式サイト https://bitbay.market/
ホワイトペーパー

BAYの特徴や目指しているもの

BAY(ビットベイ)は、オンライン取引プラットフォーム「Bitbay」上で使用される仮想通貨です。Bitbayは無料で使える分散型取引プラットフォームであり、売り手や買い手は匿名性を保ったまま安全に取引をできます。従来のAmazonや楽天市場などに取って代わる可能性を秘めたプラットフォームであり、通貨価格維持システムや投票などの機能がそれを支えます。

現状の中央集権型オンライン取引プラットフォームの問題点

オンライン取引プラットフォームとは、読んで字のごとくオンライン上で取引をするための基盤となる場所のことです。具体的にはAmazon,楽天市場、Google Play、App store、メルカリなどが該当します。

これらのプラットフォームにはいずれも運営者が存在します。このような中央集権型のプラットフォームは知名度が高く、売り手にとってはメリットも大きい一方で、以下のようなデメリットもあります。

  • 高い取引手数料
  • システム障害の可能性
  • 突然のサービス終了の可能性

この中でも特に売り手にとって大きな障害となるのが高い取引手数料です。中央集権型のプラットフォームには運営者がいますから、売り手は彼らに対して手数料を支払わなければなりません。この手数料はプラットフォームによって異なりますが、例えばAmazonの場合、手数料は売上の8~45%です(取扱商品によって異なります。殆どの商品は10%もしくは15%です)。

こうした取引手数料は運営者がプラットフォームを管理するために必要不可欠なものではありますが、売り手の大きな負担になっていることには代わりありません。売り手の負担が大きくなれば、彼らはそれを価格に上乗せするので、買い手の負担にもなります。

また、こうしたプラットフォームは突然終了する可能性を否定できません。中央集権型のプラットフォームは民間企業によって運営されているからです。

民間企業は利益を追求するための組織なので、そのプラットフォームで採算が取れないと判断した場合、提供を終了させるはずです。運営者にとっては当然で正しい判断ではありますが、売り手や買い手にとってはデメリットをもたらします。

Bitbayはこのような中央集権型のプラットフォームに取って代わる可能性を秘めた、分散型のオンライン取引プラットフォームです。

Bitbayの仕組み

Bitbayは運営者が存在しない、ブロックチェーンとスマートコントラクトによって成り立つ分散型のオンライン取引プラットフォームです。売り手や買い手はAmazonや楽天市場に近い感覚で利用できます。

さらに運営者が存在しないので手数料を支払う必要もなくなり、その結果売り手は利益を増大させられます。その一部を価格に反映させれば、買い手もメリットを享受できます。

高度な分散化でシステム障害のリスクなし

Bitbayは高度に分散するように設計されています。インボイス(送り状)や領収書、公証人などはすべて検索可能で透明性があり、なおかつ世界中のコンピュータに分散保存されています。

中央集権型のプラットフォームはサーバがダウンしてしまう可能性がありますが、Bitbayにはそれが実質的にありません。プラットフォームに参加するコンピュータが増えるほど、それはより確実なものになります。

安全なスマートコントラクト

スマートコントラクトとは、第三者の介入なしに取引を安全かつ確実に執行させる仕組みのことです。事前に契約の内容と、それが実行される条件をブロックチェーン上に記載し、その条件が満たされると自動的に契約が実行されるという仕組みになっています。

Bitbayでは不正行為に対する罰則があるため、スマートコントラクトによって結んだ契約を強引に破棄するインセンティブがありません。

この仕組を確実に達成するために、売り手と買い手は共同で仮想通貨BAYをロック(使えない状態にすること)します。両者の契約が記載通りに実行された場合、ロックが外され、両者はBAYを取り戻せます。契約が破棄された場合、ロックされたBAYは取り戻せません。この仕組みがあるため、両者は契約を誠実に実行しようとします。

この仕組みはクラウドソーシングサイトなどで見られるエスクローに似ています。エスクローは第三者に手数料を支払い、金銭のやり取りを仲介してもらうサービスですが、Bitbayはそれを第三者無しで(したがって手数料もなしで)実現します。

電子メールによる匿名取引

BitbayはAmazonなどよりも遥かに高い匿名性を実現しています。匿名性を重視すると契約違反が頻繁に起こるのではないか、と思われるかもしれませんが、Bitbayは上記の安全なスマートコントラクトシステムを採用しているため、その心配はありません。相手がダダかよくわからない状況でも、安全な取引を実現します。

支払いはメールで行えます。BAY用のウォレットもありますが、それを使わなくても問題ありません。支払いはパスワード保護できます。

投票システムによる改善

Bitbayは優れたオンライン取引プラットフォームですが、より完璧に近いものを目指すために、分散投票システムを導入しています。カスタム投票機能もあり、様々な機能に関するアンケートが可能です。

ペッグ技術による価格維持システム

ペッグ技術とは、仮想通貨の急激な価格変動を抑えるための技術です。仮想通貨が投資対象として人気になった理由の1つに、価格変動の大きさがあげられます。価格変動の大きさと市場全体の成長は投資家に対して大きな利益をもたらしました。

一方で、仮想通貨を実需の面から考えた場合、大きすぎる価格変動は弊害になりえます。数日で30%、50%、あるいは100%変動するような通貨は日常的な決済手段には適しません。

Bitbay上で使われる仮想通貨BAYは、コインを凍結し、開放することによって対米ドル価格を維持します。完全に価格が変動しなくなるわけではありませんが、完全に近い自由度を保つビットコインなどと比べると、その幅は著しく小さくなります。そのため売り手や買い手は安心してBAYを保有、取引できます。

筆者が考えるBAYの今後の将来性

現時点では、多少は期待できると考えています。現状存在する中央集権型のマーケットプライスがあまりにも運営者にとって有利であると考えている売り手や買い手は少なからず存在していますし、より少ない手数料で使えるものがあるならば人はそちらに流れるはずだからです。

一方、懸念点は類似のプロジェクトが多数あることです。分散型取引プラットフォームというのはある意味ではありきたりな発想であり、すでに多数のプロジェクトが存在しています。例えばDistrict0xやOpenBazaarはその代表格です。Bitbayがこれらのプロジェクトとどのように戦っていくかで、今後の趨勢が決まると言えるでしょう。

BAYが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外の仮想通貨取引所に上場されているため、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。

BAYが購入できる海外の取引所一覧

  • Bittrex
  • Upbit
  • Cryptopia
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