XTZの特徴や将来性、XTZが購入できるおすすめの取引所

XTZの特徴・使い道・将来性を徹底解説

XTZ(Tezos/テゾス)の概要

通貨名称 XTZ(Tezos/テゾス)
最大発行数 約7億6000万枚
公開日 2017年7月
公式サイト https://tezos.com/
ホワイトペーパー

XTZの特徴や目指しているもの

XTZは、ビットコインの弱点を克服することを目指すプラットフォーム「Tezos」で使われる暗号資産です。ビットコインの弱点とされた51%攻撃やハードフォークなど、先行組の暗号資産を悩ませた問題への対処が考慮されているのが大きな特徴です。

XTZの仕組み

XTZは、ネットワークの管理権限の分散を大きな特徴としていて、契約を自動化する「スマートコントラクト」を導入しています。予め契約の内容と、それを遂行する条件を定義すると、その条件が満たされると契約が自動的に履行されます。仲介業者なしに契約の安全性を担保できるこの仕組みは極めて優秀であり、Teroz以外にも多くのプラットフォームに導入されています。

》スマートコントラクトについての詳細はこちら

他のプラットフォームを使えばいいのでは?と思われるかもしれませんが、Terozには設計の仕様、及びその回路を検証「フォーマル検証(Formal Verification)」が容易というメリットがあります。

フォーマル検証は、エラーの許されない重大な契約に向いた仕様ですが、一方で馴染みのない開発者も多く、それを使いこなせるのかという課題もあります。

権限や報酬の集中化を排除

ビットコインやイーサリアムなどの既存の暗号資産は、一部のマイナーなど、少数の者が通貨に対して過剰な権限を持っていることが懸念されています。高度な分散化によってその価値を担保するはずだったにもかかわらず、市場の結果として少数に権限が集中してしまうことがままあるわけです。

Tezosではこうした事態を防ぐため、参加者にもネットワークの管理権限を付与しています。これにより参加者でもアップグレードの提案ができて、管理者への過剰な権限集中も起こりえません。開発者の仕事に対する報酬もTezos上で支払われます。

これまでの暗号資産の開発では善意の有志や第三者の寄付に依存することは珍しくありませんでしたが、Tezosはこうした仕組みと比べて、開発者のモチベーションを維持しやすい仕組みと言えるでしょう。

また、Tezosでは暗号資産には一般的な互換性のないアップデート(ハードフォーク)の必要がありません。必然的にコミュニティも分裂せず、通貨の価値を保ちやすくなることが期待されています。

Delegated Proof of Stake(DPoS)で過剰な電力消費を抑制

XTZはコンセンサスアルゴリズムにDelegated Proof of Stake(DPoS)を採用しています。DPoSは、メジャーなコンセンサスアルゴリズムであるProof of Stake(PoS)をベースに、通貨の保有によって得られる権利を誰かに委任できる仕組みを組み込んだコンセンサスアルゴリズムです。

自分に知識がない、時間がないなどの理由でマイニングに参加したくないときは、他社に完全に任せられます。

XTZの将来性

現時点では、あまり期待していません。取り組みそのものは色々と面白いのですが、過去に運営チームで内紛があったため、ネガティブなイメージがつきまとっています。それでも性能自体は優秀なので、多少の額を入れる分には構わないかと思います。

XTZが日本に上場する可能性

現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。

XTZが購入できる海外の取引所一覧

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