DBCの仕組みや特徴、気になる今後の将来性を詳しく解説!

DBCの仕組み・特徴・将来性を解説

DBC(ディープブレインチェーン)の概要

通貨名称 DBC(DeepBrain Chain)
最大発行数 100億枚
公開日 2017年12月
公式サイト https://www.deepbrainchain.org/pc/en/index.html
ホワイトペーパー https://www.deepbrainchain.org/whitepapers/DeepBrainChainWhitepaper_EN.pdf

DBCの特徴や目指しているもの

DBC(ディープブレインチェーン)は、人工知能をNEOベースのスマートコントラクトで実行することによって、人工知能開発のコストを大幅に削減するプロジェクト「DeepBrain Chain」上で使われるトークンです。

中国版イーサリアムとも呼ばれるNEO系のトークンの一種であり、DeepBrain Chainという中国系企業によって開発されています。現状、人工知能開発の最大の問題点とも言える開発・運用コストを削減することによって、人工知能をより身近なものにするための一大プロジェクトです。

人工知能とは

人工知能とは、人間の知的な振る舞いをソフトウェアで人工的に再現したものです。一般的に広い概念を持つ単語であり、明確な定義があるわけではありませんが、基本的には「自分で考え、状況を把握し、実行する能力があるコンピュータ」と思っていただければだいたい間違いはないでしょう。

従来のコンピュータは人の指図がなければ何もできませんでしたが、AIは人がなにか言わなくても勝手に考え、実行してくれるのです(もちろん、AIを開発するためには人間の力が必要不可欠です)

また、人工知能には人間の脳機能と同等の汎用的な処理ができる「強いAI」と、結果として人間が行っている知的処理ができる「弱いAI」と呼ばれるものがあり、現時点で存在しているのは弱いAIのみです(このあたりの分類方法も複数ありますが、ここでは省略します)。例えば、プロ棋士を破ったことで話題となった「Ponanza」も「弱いAI」の1つです。

人工知能の最大の難点

強い人工知能と比べるとその使用範囲は限定的な弱いAIですが、その弱いAIですらプロ棋士を敗れる所までの実力をつけています。AIは人間と違って感情に支配されることがないため、人間よりも正確に判断を行えるものと考えられています。人間の、特に緊急時の人間の判断はとても信頼に値するものではありません。こうした難しい状況での判断をAIに高度な判断を任せられるようになれば、人間の暮らしはより安全で快適なものになることでしょう。

一方で、現状の人工知能には問題点も少なからず存在しています。その中でも最も大きいのが、コストが高いことです。開発費用もかかりますし、膨大な計算に伴う自社サーバ費用も馬鹿にできません。

囲碁の人工知能であるAlphaGoの場合、1局の対戦でおよそ30万円の費用がかかると言われています。こうした費用を削減し、人工知能の導入をより簡単なものにするのが、DeepBrain Chainです。

DeepBrain chainの仕組み

DeepBrain Chainは分散型の計算システムです。全世界中に点在するノードが、中央サーバに変わって膨大な計算を担当します。ノードにはその報酬としてDBCが与えられます。計算能力を提供する代わりに報酬を受け取るという関係性ですね。

この報酬は中央サーバに対して支払う費用よりも遥かに安価であるため、人工知能の提供側にとってもメリットがあります。公式によれば、DeepBrain Chainを利用したときの費用は、自社サーバの費用よりも30%、従来のクラウドコンピューティングよりもコストを削減できるそうです。

また、分散型であるため、ハッキングへの耐性にも優れています。仮にネットワーク上の一部のコンピュータが攻撃を受けたとしても、残りの大多数が無事ならばデータの漏洩は防がれます(このあたりはDeepBrain Chain以外のブロックチェーン技術にも言えることですが)。

コンピュータの需要がピークの際には、待機ノードを活用して自動調節を行います。

DeepBrain Chainのユーザー

DeepBrain Chainはすでにマイクロソフト社やサムソン電子など100者以上の法人顧客と、20万人以上のユーザーに使用されています。

NEOトークンって何?

DBCは中国版イーサリアムとも呼ばれる「NEO」上で発行されたトークンです。イーサリアム上でイーサリアムベースのトークンが発行できるように、NEO上ではNEOトークンが発行できます。NEOトークンには複数の規格があり、DBCはNEP-5という規格を採用しています。DBC以外にもRed Pluse,QLC、GASなどがNEP-5を採用しています。

イーサリアムとNEOはどちらもスマートコントラクトを採用し(DBCももちろんスマートコントラクトに対応しています)、将来が期待されるプラットフォームという点では一致しています。

一方で、イーサリアムはSolidityというあまりメジャーでない言語を採用しているのに対して、NEOはJavaScriptやPython,C,C#といったメジャーな言語を複数採用しています。開発者にとってより間口が広いのはNEOであることから、将来の躍進が期待されています。

筆者が考えるDBCの今後の将来性

投資先としてはある程度有望で、当たったときのリターンは非常に大きいと考えています。すでにマイクロソフトなどの大手企業を顧客に持っているのも大きいですし、似たようなプロジェクトが存在しない点も強みです。

ただ、現状ではAIに対する期待があまりにも大きなものになりすぎているという点も個人的には否定できません。AIは確かに将来有望なテクノロジーの1つではありますが、期待しすぎるのもよくありません。投資する場合でも、あくまでも分散投資の投資先の1つにとどめておくことをおすすめします。

DBCが日本に上場する可能性

現時点では上場される見通しは立っていません。海外の取引所を利用しましょう。

DBCが購入できる海外の取引所一覧

  • Huobi
  • KuCoin
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