REP(Augur/オーガー)の概要
通貨名称 | REP(Augur/オーガー) |
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最大発行数 | 1100万枚 |
公開日 | 2016年3月 |
公式サイト | http://augur.strikingly.com/ |
ホワイトペーパー | https://medium.com/@AugurProject/the-augur-white-paper-a-decentralized-oracle-and-prediction-market-platform-ed8907401c48 |
REPの特徴や目指しているもの
REPは、未来予測市場のためのプラットフォーム「Augur」で流通するトークンです。参加者はオーガー上で好きなギャンブルを選んでREPを賭けて、結果に応じて掛け金の払い戻しや没収がされます。
ギャンブルをより公平で身近なものにするとともに、保険市場などへの進出も視野に入れられており、将来有望なプラットフォームと言えるでしょう。
AugurとREPの仕組み
REPは、誰もがギャンブルが作れるプラットフォームであり、管理者ではなくブロックチェーンによって管理されているのが大きな特徴です。管理者がいないので管理者に払う報酬も発生せず、したがって控除率は極めて低くなりますし、不正が行われる心配もありません。
REP上では、誰でも自由にギャンブルを作れます。例えば「サッカーワールドカップ決勝のドイツvsブラジル、どちらが勝つか」というギャンブルも作れますし、「今回の衆議院議員選挙で自民党・公明党の獲得議席数は300を超えるか」というギャンブルも作れます。未来に関する予測なら何でもいいので「明日の東京・新宿の天気は晴れか曇りか雨か」でも問題ありません。
参加者は提供されている複数のギャンブルの中から参加したいものを選択し、REPを使って賭けを行います。当たれば配当を受け取れて、外れれば没収されます。配当の倍率などはブロックチェーン上に記載されます。
REPでは世界に散らばっているレポーターと呼ばれる人たちが答えの報告を行います。どちらかの報告が過半数となれば、それが正しい結果として認められます。
REPは保険にも使える?
REPは保険との相性も良好です。そもそも保険とは「将来自分が病気になったり、死亡したりすることを予測して掛け金を払い、その予想が当たれば保険料を受け取る」というものです。保険というと堅実なイメージがありますが、その仕組みはギャンブルと非常に似ているのです。
この仕組みが正常に働けば、参加者は保険会社の提供する保険よりも遥かに安い掛け金(保険料)で充実した保証を受けられるようになります。
REPの将来性
比較的有望であると考えています。ギャンブル市場は目立たずとも巨大な市場であり、世界のカジノ市場は全体で18兆円以上、日本のパチンコ・パチスロ市場は全体で23兆円以上の超巨大市場です。これらを一部でも取り崩せれば、REP上で使われるREPは十分な価値を持ちます。
REPはブロックチェーンで管理されるため、政府の規制も極めて受けづらいです。カジノやパチンコへの風当たりが強くなればなるほど、REPへの流入が進むことも十分考えられます。