XELの特徴や将来性、XELが購入できるおすすめの取引所

XEL

XEL(Elastic/イラスティク)の概要

通貨名称 XEL(Elastic/イラスティク)
最大発行数 1億枚
公開日 2017年6月
公式サイト https://xel.org/
ホワイトペーパー https://github.com/xel-software/xel-white-paper/blob/master/Whitepaper_XEL_Draft_001.md

XELの特徴や目指しているもの

XELは、インターネット上に散在するコンピュータの計算資源を活用し、擬似的にスーパーコンピュータのような高い計算能力を実現するためのプロジェクト「Elastic」上で使用される仮想通貨です。インターネットに接続されているコンピュータの中でも待機状態になっているものを有効活用することによって高い計算能力を確保します。

Elasticの仕組み

Elasticの仕組みは、コンピュータの所有者は自身の計算資源を提供し、その見返りとして報酬を受け取り、計算をする側は、お金を払って計算能力を利用するグリッドコンピューティングです。所有者はこれまでなんにも活用されていなかった計算能力をお金に変えることができ、計算を行う側は安価にスーパーコンピュータ並みの計算能力を享受できます。

問題はコンピュータの所有者がどれくらい集まるのかということですが、インターネットユーザーは1999年時点と比べて10倍以上に増加しており、個々人が持つコンピュータの計算能力も以前と比べればだいぶ高いため、問題はないものと考えられます。

独自のプログラミング言語を搭載

Elasticはでは、タスクをネットワーク上に流す際、ElasticPLという独自のプログラミング言語を使用することになっています。プログラミング言語とは、コンピュータプログラムを記述する際に必要となる言語のことです。人間が人間に意見を伝えるときには人間の言語(英語、日本語など)を使いますが、人間がコンピュータに意見を伝えるときにはコンピュータの言語=プログラミング言語を利用します。

プログラミング言語にもメジャーなものからマイナーなものまであり、また似た言語もあれば全く違う言語もあります。Elasticは汎用性の高さから人気があるC言語との類似点が多いとされていますが、それと比べると機能が限定的であるため、そのコードを他のマシンで実行させても問題が生じづらいというメリットがあります。

マルチタスク性能の高さ

スーパーコンピュータは素晴らしい計算能力を持つものの異なるタスクを実行する際に独立した処理機能が必要になるという欠点もあります。一方、Elasticはマルチタスクに適しており、一度にすべての処理を実行できます。

XELの将来性

現時点では、それなりに期待してもいいのではないかと思っています。計算資源の偏在は計算資源を活用する側にとっては大きな問題点であり、これを解決する可能性を秘めているというのは注目に値します。

ただ、このようなグリッドコンピュータのプロジェクトは他にも数多く存在しています。例えばSiacoinやGridCoinなどがその代表格です。まずはこれらとの競争に勝ち残るのが急務となりそうです。

XELが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の仮想通貨取引所に上場されていますので、機になる方はそちらで購入するといいでしょう。

XELが購入できる海外の取引所一覧

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