目次
SLG（Sterlingcoin/スターリングコイン）の概要
| 通貨名称 | SLG（Sterlingcoin/スターリングコイン） |
|---|---|
| 最大発行数 | 6390万枚 |
| 公開日 | 2014年9月 |
| 公式サイト | https://sterlingcoin.org/ |
| ホワイトペーパー | – |
SLGの特徴や目指しているもの
SLGは、オンラインとオフラインの両方で使用できる汎用性の高さが魅力の暗号資産です。3つのNoを掲げて、特定の企業や銀行、政府などからは独立した存在として開発されています。
SLGの仕組み
SLGは、特定の企業や銀行、政府やその他中央集権的な機関にコントロールされない完全に分散化された暗号資産です。SLGはこうした既存の管理者ではなく、利用者が直接取引を記録することで成り立っています。
政府の介入を受けないので資金供給は常に限られるので、金融政策によるインフレが発生しないということです。金融政策によるインフレリスクを排除したSLGは、ある意味では法定通貨よりも安全であるとすら言えます。
付加価値税が発生しない「No VAT」
SLGはイギリスで生まれた暗号資産ですが、使用にあたって付加価値税を払う必要はありません。付加価値税とは日本で言う消費税であり、これを払わなくてよいということは、それだけモノの価格が安くなることを意味します。
手軽さと充実したサポートが魅力の「No Hassle」
通常、暗号資産を管理するのは面倒なものですが、SLGに限ってはそのようなことはありません。通貨を保管するためのウォレットは公式サイトから簡単にダウンロードでき、なおかつ開発チームからの包括的なサポートを受けられるからです。誰でも手間なく安全に通貨を管理できるというのは大きな優位点と言えるでしょう。
SLGの将来性
SLGの将来性は、現時点ではあまり期待できません。所々に見どころがあるのは確かなのですが、後発の優秀なアルトコインと比べるとメリットが不足している、というのが正直なところです。
機能的に劣る部分があってもマーケティングに成功していればシェアを握れますが、Twitterアカウントのフォロワー数は3桁と少なく、公式サイトホワイトペーパーはリンク切れのままなど、マーケティングへの熱意も見られません。
SLGが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になるという方はそちらを利用するといいでしょう。
