ZILの特徴や将来性、ZILが購入できるおすすめの取引所

ZILの使い道や将来性とZILが購入できる取引所

ZILの概要

通貨名称 ZIL(Zilliqa)
最大発行数 126億枚
公開日 2018年1月25日
公式サイト https://www.zilliqa.com/
ホワイトペーパー https://docs.zilliqa.com/whitepaper.pdf

ZILの特徴や目指しているもの

ZIL(Zilliqa/ジリカ)は、シンガポール発のプラットフォーム「Zilliqa」上で使われる仮想通貨です。ERC20に準拠したトークンでもあります。クレジットカード並みの処理速度(スケーラビリティ)と高いセキュリティを実現しており、従来の問題点であったスケーラビリティ問題を効率的に解決しています。

ビットコインの処理速度はなぜ遅いのか

ビットコインの取引処理速度は約7件/秒と言われています。クレジットカードの約5000件/秒と比べると、なんとも頼りない数字です。実際、2017年後半から2018年前半にかけては、ビットコインの取引依頼数が処理速度を上回り、その結果送金が当初の想定よりかなり遅れる「送金詰まり」という現象が頻発しました。

送金詰まりが発生する理由は簡単で、ブロックチェーンのブロックのサイズが小さいためです。ビットコインのブロックサイズは1MBです。一方、1取引あたりのサイズは大体250Bです。1MB(100万B)÷250B=4000ですので、1つのブロックには約4000件の取引が入れられることになります。

ブロックは約10分(600秒)に1回生成されます。600秒で4000件の取引を処理できるわけです。1秒あたりに直すと4000÷600=6.66≒7件です。これ以上の取引依頼が来てしまうと、どうしても送金詰まりが発生するわけです。このような問題をスケーラビリティ問題といいます。

ビットコイン側はこれを解決するために取引サイズを圧縮するSegwitを導入したり、あるいはそれに反対したコミュニティがブロックサイズ8MBのビットコインキャッシュを分裂でさせたりしていますが、どちらも根本的な解決にはなっていません。ライトニングネットワークという、取引を数秒で終わる技術の導入も検討されていますが、これにはハッキングリスクの増大などのデメリットもあります。

スケーラビリティ問題はビットコインに限らずブロックチェーンを採用する仮想通貨にとって重要な問題であり、それぞれが異なる解決方法を提示しています。

Zilliqaの場合は、シャーディングという技術を導入することによって処理速度を約2500件/秒にまで上昇させており、その結果スケーラビリティ問題を極めて起こりづらくしています。この数字はテスト段階で出たものであり、日常決済にも十分耐えうると言えます。

ZILの処理速度を劇的に向上させる「シャーディング」とは

ZILは処理速度を向上させるために、シャーディングという技術を導入しています。シャーディングとは簡単に言えば、取引の検証を行うコンピュータの「ノード」を幾つかのグループ「シャード」に分けることによって、取引の並列処理を可能にする仕組みです。今後はイーサリアムでも導入する予定があるんだとか。

ZILの最大の特徴は、トランザクション処理の早さで、ビットコインやイーサリアムは1つのブロックの大きさが1Mと決まっているため、処理が遅いことが課題とされています。
ZILは、シャーディングと呼ばれる技術を利用することでトランザクションの高速処理を実現しました。

しかし、このシャーディングには欠点もあります。シャードを細かく分けるとそれぞれのシャードに所属するノードの数が少なくなります。シャードあたりのノードの数が少なくなると、悪意のあるノードがシャードを占有し、取引の妨害が起こる確率が高まります。理論上、シャードの3分の1を悪意あるノードが占めるようになると意図的に取引を停止させられるようになります。3分の2を超えると、シャードそのものを乗っ取れます。

ZIlliqaはシャードあたりのノード数を自動的に600~1000になるように調整します。この仕組みによって、シャードを悪意のあるノードが占めることを防いでいます。シャードを構成するノードをランダムに選出しているため、安全性はさらに高いです。

独自の言語「SCILLA」を搭載

Zilliqaは独自のスマートコントラクト言語である「SCILLA」を採用しています。スマートコントラクトとは、契約を自動化する機能です。イーサリアムを筆頭に、幾つかのプラットフォームで採用されています。SCCILAのもとでは、複数の命令を並列して実行できます。イーサリアムの言語であるSolidityよりも簡単であり、多くの開発者の参入が望めるのもポイントです。

pBFTという特殊なコンセンサスアルゴリズムを搭載

ZilliqaはpBETという特殊なコンセンサスアルゴリズムによって、取引の正当性を確保しています。コンセンサスアルゴリズムとは簡単に言えば、取引の承認を行う権利の配分方法について定めたルールブックです。例えばビットコインの場合は、計算が最も早かったものにその権利を与える「PoW(Proof of Work)」を採用しています。

PoWはビットコイン以外にも多くの仮想通貨で採用されており、中央管理者がいなくても成り立つ、ハッキングに強い半面、消費電力が大きく、マイニングの寡占化が起こりやすいという欠点もあります。

一方、pBETは中央管理者(コアノード)を設定するのが大きな特徴です。中央管理者が効率的に管理するため、処理性能が高くなります。特定の人物に権限が集中しないように、中央管理者は時々入れ替えられます。

ZILに出資している企業一覧

ZILには多くのブロックチェーン 関連や投資企業が出資しています。設立したのが、シンガポールの国立大学の研究者ということで技術力と将来性に期待されているのがよく分かります。

  • Bitcoijn Suisse
  • DHVC
  • FBG CAPITAL
  • Global Brain corpration
  • Linklaters
  • ONE BLOCK
  • SIGNUM CAPITAL
  • Talenta

筆者が考えるZILの今後の将来性

ZILの将来性については、比較的明るいと筆者は考えています。スマートコントラクトを実現できるdApps系の仮想通貨はたくさんありますが、トランザクション処理の高速化という意味ではZILは頭一つ抜け出している気がします。
競合ではNEOや、本家のETH(イーサ)がありますが、処理速度ではZILの方が上。もちろん、競合がアップデートして処理速度が改善される可能性も高いですが、それ以上にZILも処理速度が上がることが期待できます。
データフロープログラミングという新しい概念でのプログラミング手法を取り入れたあたりは、さすが国立大学の研究者が開発しているだけのことはあります。

余計はプロダクトを削ぎ落としたZILの潔さに、技術力の自信と、今後の飛躍に期待できそうです。既存のブロックチェーンも進化しています。それ以上にZILも進化するだろうという可能性が高そうなので、ZILは買いかと思います。

チャートを見てみましょう。
ZIL チャート
2018年2月中旬は5,6円(0.000004-5BTC)あたりを、一時は4円まで下がりましたが尻上がりに価格を上げてきて、2018年4月23日に11円と最高値を記録します。2018年4月26日現在も10円(0.000010BTC)となっています。仮想通貨全体でも42位と高い順位をキープ。

筆者としては、単価も安いので、無理のない範囲で買っておくことをおすすめします。2018年は大化けする可能性もゼロではありません。

ZILが日本に上場する可能性

今すぐに日本の取引所に上場するというニュースはありません。しかし、2018年にZILは急上昇する可能性もあります。そうなれば日本の取引所も放って置くはずはありません。ロードマップによると、2018年のQ3にはメインがリリースされるとのことですので、その辺りで上場する可能性もあるのでは?と思います。

ZILが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • Kucoin
  • Huobi
  • Gate.io
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