目次
FRC(FREICO)の概要
通貨名称 | FRC(FREICO) |
---|---|
最大発行数 | 1億枚 |
公開日 | 2012年12月 |
公式サイト | http://freico.in/ |
ホワイトペーパー | – |
FRCの特徴や目指しているもの
FRCは労働者階級のための仮想通貨です。現状、経済全体の富の大半を掴んでいるエリートたちの金融資産をより広範囲に分配するための、P2Pの仮想通貨です。
FRCの仕組み
FRCの開発者は、米ドルやユーロと言った法定通貨は、意図的かどうかに関わらず、既存のエリート階級に多くの富をもたらすものと考えています。その根源が中央銀行であり、FRCはそのような現象をなくすために完全に分散化し、コミュニティ内で自己規制を行うようにしています。
法定通貨が中央集権的な存在であるのに対して、仮想通貨であるFRCは分散的な存在を目指しています。一握りのエリートだけでなく、より多くの人によって分散的に管理されることこそが正しい道であると信じています。
コンセンサスアルゴリズムにはProof of Work(PoW)
FRCはコンセンサスアルゴリズムには、仮想通貨でメジャーなProof of Work(PoW)を採用しています。
0%の利子率
FRCの開発メンバーは、仮想通貨に利子がつくことは、自由市場を歪めて、貪欲さを生み出し、過剰であったり短期的すぎたりするものの見方を誘発すると考えています。その結果バブルが形成され、それが崩壊するという悪循環が生み出されると見ており、それを防ぐために最初から利子を排除しています。
利子率が0%であるというのは、結果として長期投資のような持続可能な投資を促進します。FRCで事業を行う事業者は、現在と将来の保有価値を同等に評価し、持続可能なプロセスを優先することができます。
筆者が考えるFRCの今後の将来性
現時点では、あまり期待していません。性能自体はそれなりに評価できる部分もありますが、開発機関の長さに対して知名度や取引できる取引所の数があまりにも少なすぎます。値目処の獲得、マーケティングは現段階ではお世辞にも成功しているとは言えません。
FRCが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
FRCが購入できる海外の取引所一覧
- –