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MEDX(Medibloc)の概要
通貨名称 | MEDX(Medibloc) |
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最大発行数 | 100億枚 |
公開日 | 2017年10月 |
公式サイト | https://medibloc.org/ |
ホワイトペーパー | – |
MEDXの特徴や目指しているもの
MEDXは、ブロックチェーンを用いた個人医療情報管理プラットフォーム「Medibloc」で使われるトークンです。現状、各医療機関がバラバラに管理している医療情報をブロックチェーン上で統合して、参照しやすい形で提供します。
これにより医療機関の事務負担は大きく軽減され、無駄な検査をなくせます。患者は自分で医療情報の管理ができるようになり、またその情報を売ることもできるようになります。
MediblocとMEDXの仕組み
Mediblocは、ブロックチェーン技術を医療分野に導入することで2つの問題を同時に解決して、効率的で安全な医療機関同士の情報共有を実現するプラットフォームです。このプラットフォーム上には患者の医療情報が記載されます。医療機関は患者に対してその情報を開示するように求めて、患者はそれに応じて開示します。
患者の個人情報の適切な管理を実現
ブロックチェーンにより、記録されたデータが患者の同意なく勝手に開示されたり、書き換えられたりすることはまずありません。万が一勝手に書き換えられても、患者は全体のデータを復元できます。患者自身はいつでもどこでも医療データにアクセスできるため、自信の健康管理はずっと楽なものになります。
検査削減で負担を削減
また、Mediblocのようなシステムが効率的に稼働し、医療機関同士の上場共有が進めば、現時点で実施されている検査の50%以上を削減できるとしています。
無駄な検査が減れば、それだけ患者と医療機関両方の負担が減ります。患者はさして意味があるとは思えない検査のために時間を作る必要がなくなりますし、医療現場で働く医師や看護師、医療事務員らの負担も大幅に減り、その労働環境も大幅に改善されます。データ共有は世界中で可能なので、自分の医療データが一切ないと思える海外でも安心して治療を受けられます。
Qtumトークンからイーサリアムトークン、そして独自の暗号資産へ
実はMedibloc上で使用されるトークンには、今回の記事で紹介した「MEDX」と、それとは少し異なる「MED」の2種類があります。
MEDXはイーサリアム(ETH)を利用したトークンで、MEDX Qtumという暗号資産プラットフォームを利用したトークンです。最初にMEDができ、のちにMEDXができました。MEDXができた際にはMED保有者に両者を1:1で交換するエアドロップが行われました。
そして、Medoblocは将来的に、より強固なセキュリティを持つ独自のブロックチェーンに移行する予定です。そのときには1MEDX=1MED=0.5(新しいコイン)のレートで交換できます。
MEDXの将来性
現時点では、それなりに期待しても良いのではないかと思っています。医療情報とブロックチェーンの親和性は多くの人が認めるところであり、やろうとしている事自体には確かなニーズがあります。
似たようなプロジェクトも少なくないため安心はできませんが、ある程度は買っても良いのではないでしょうか。
MEDXが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
MEDXが購入できる海外の取引所一覧
- Gate.io
- Kryptono
- Upbit