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HST(DecisionToken/ディシジョントークン)の概要
通貨名称 | HST(DecisionToken/ディシジョントークン) |
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最大発行数 | 約4824万枚 |
公開日 | 2017年11月 |
公式サイト | https://horizonstate.com/ |
ホワイトペーパー | – |
HSTの特徴や目指しているもの
HSTは、効率的な投票と意思決定をするための意思決定プラットフォーム「Horizon State」で使用されるトークンです。
Horizon StateとHSTの仕組み
Horizon Stateは、投票や意思決定のためのプラットフォームです。ブロックチェーンを用いることによって、投票結果の改変や投票者の識別を防ぎます。
ブロックチェーン上に保存されているデータは分散して保管されているため、その改ざんは極めて難しく、万が一改ざんされてもすぐに発覚するため、投票や意思決定の結果を保管する仕組みとして優れています。特定の勢力が勝手にブロックチェーンの内容を書き換えて、それが露呈しないのは事実上不可能と言ってもいいでしょう。
安価に導入できるのが魅力
従来の投票所や紙を用いた電子投票では、納税者1人に対して7ドルから25ドル程度の費用がかかりますが、Horizon Stateではわずか0.5ドル程度に抑えることができます。投票にはモバイルアプリを利用するため、電子投票のメリットである手軽さは維持できます。
選挙以外の用途にも使えるHorizon State
Horizon Stateは選挙との相性が非常に良いプラットフォームであり、選挙以外の意思決定、例えば企業が顧客に対するアンケート調査などにも導入できます。迅速な意思決定は、ある程度規模の大きい組織には不可欠であり、手軽に実現するHorizon Stateにはかなりの需要があるものと思われます。
HSTの将来性
HSTの将来性は、現時点では判断が難しい部分があります。ブロックチェーンと投票の相性は非常に良好であり、多数のライバルプロジェクトが存在します。HSTが優位に立つには競合プロジェクトから頭一つ抜きん出なければなりませんが、現時点ではそのような傾向は見えないのが判断を難しくしています。
HSTが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の暗号資産取引所に上場していますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。