MZCの特徴や将来性、MZCが購入できるおすすめの取引所

MZCの特徴・開発状況・将来性まとめ

MZC(MazaCoin/マザコイン)の概要

通貨名称 MZC(MazaCoin/マザコイン)
最大発行数 上限なし
公開日 2014年2月
公式サイト https://www.mazacoin.org/
ホワイトペーパー

MZCの特徴や目指しているもの

MZCは、ネイティブ・アメリカンのオグララ族の経済的自由を目的に開発された暗号資産です。ビットコインと比べてインフレにより親和的で消費電力が少ないという特徴があります。

MZCの仕組み

MZC開発チームとオグララ族は協力関係にあり、両者の覚書に基づいて開発チームが開発を進めています。2014年3月には、開発チームのデイビット・ミルズが、結果に満足すればオグララ族の部族評議会に事業を引き渡すことを支持しました。

MZCの発行枚数は無制限

MZCとビットコインの大きな違いとして、発行枚数の上限(総発行枚数)の有無があげられます。ビットコインの総発行枚数は2100万枚で確定していますが、80%以上に当たる1700万枚強がすでに流通していて、残る20%弱は今後120年以上かけてゆっくりと市場に放出されていきます。今後の市場供給は非常に穏やかになるということです。

これに対してMZCには総発行枚数が定められていません。現在の流通数は約10億5000万枚ですが、今後5年以内に流通数は24億枚まで増える見通しです。その後は年間100万枚のペースで増えていきます。少なくとも今後暫くの間は、インフレ的な傾向が起きやすいと言えるでしょう。

ブロック生成スピードとブロック報酬は優秀

MZCはビットコインと同じく、コンセンサスアルゴリズムにProof or Work(PoW)を採用しています。報酬原資は新規発行されるMZCと他のユーザーが送金手数料として支払ったMZCであり、ブロック生成スピードは2分(120秒)とビットコインの10分よりも短いので、送金スピードが早いのが特徴です。

半減期は95万ブロックごとに訪れ、おおむね約3.6年が目安となります。

MZCの将来性

MZCの将来性は、現時点ではあまり期待はしていません。誕生から4年以上が経過しているのに、それに見合った進捗がないからです。ウォレットの配布こそされているものの、公式サイトではホワイトペーパーやロードマップの記載がないので、今後は不明瞭です。

機能的にも魅力的なものがあるわけではなく、よりメジャーな暗号資産で代用が効くレベルです。開発経緯は特徴的ですが、それだけの暗号資産と評価するしかなさそうです。

MZCが日本に上場する可能性

現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに海外の暗号資産取引所に上場しているため、今すぐ買いたいという方はそちらを利用しましょう。

MZCが購入できる海外の取引所一覧

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