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ADA(Cardano/エイダコイン)の概要
通貨名称 | ADA(Cardano/エイダコイン) |
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最大発行数 | 450億枚 |
公開日 | 2017年9月 |
公式サイト | https://www.cardanohub.org/ |
ホワイトペーパー | https://whycardano.com/jp/ |
ADAの特徴や目指しているもの
ADAは、オンラインカジノとオンラインゲームのプラットフォーム「Cardano(カルダノ)」で流通している暗号資産です。明確な実需を対象にした暗号資産であることが大きな強みです。
CardanoとADAの仕組み
カルダノは、不正ができないカジノ・ゲームのプラットフォームです。オンラインカジノ・ゲームはカルダノ以外にもたくさんありますが、運営が不正をしていないという保証はありません。カルダノには運営がいないので、運営による不正はありえません。運営がいないのならばカジノ自体が成り立たないのでは?と思われるかもしれませんが、Cardanoにおいては通常のプレイヤーがゲームの主催者になれます。
ADAさえ保有していれば、誰でも主催者になれます。日本の法律上適法なので、日本人が参加してもまったく問題ありません。オリジナルのギャンブルを開発することも可能です。
開発者にもメリットがあるカルダノ
カルダノはカジノやゲームの利用者だけでなく、開発者にとっても大きなメリットがあります。最大のメリットは、プラットフォームに対して莫大な費用を支払う必要がないことです。
現状最も伸びているゲーム市場はスマートフォンゲームですが、リリースにはプラットフォームの提供企業に莫大なライセンスを支払う必要があり、開発者にとって大きな足かせとなっています。
一方、カルダノでは、無料でソフト開発キット(SDK)により開発者はゲーム開発に資本を投入することで、ゲームのクオリティを高められます。開発者がカルダノを利用するようになれば、多くの利用者が集まります。そこで使えるのはADAのみであり、発行枚数にも上限があるため、自然と価値が上がっていくという仕組みです。
ADAの将来性
ADAの将来性は、現状では判断が難しいです。なぜなら、当初から「詐欺コインである」という指摘があるからです。その理由は、公開が当初の予定よりも半年以上遅れたことです。ICOが日本に限られていることや、最低購入金額やマルチレベルマーケティング(MLM)が導入されているなど、大手を振っておすすめできるサービスではありません。
ただ、最近は多くの海外の暗号資産取引所にADAが上場していることから、海外の暗号資産取引所もADAが詐欺コインではないと判断しているます。暗号資産取引所の運営は一個人である私よりもはるかに判断力が高いでしょうし、彼らが詐欺ではないだろうと判断したのは心強いことです。
ADAが日本に上場する可能性
エイダコインが日本に上場する可能性は、現時点ではあまり高くないでしょう。詐欺コインという指摘があるものを、金融庁がそう簡単に審査に通すとは思えません。暗号資産取引所も優先して上場させたい暗号資産がいくつかあるでしょうし、仮に上場されるとしてもそれはもう少し後のことになると考えたほうがいいでしょう。