リスク(LSK)の今後の将来性とLSKが購入できるおすすめの取引所

LSKの今後の将来性

リスクの概要

通貨名称 リスク(LSK)
最大発行数 制限なし(発行ペースは減少)
公開日 2016年5月
公式サイト https://lisk.io/
ホワイトペーパー https://lisk.io/documentation

リスクの特徴や目指しているもの

リスク(LSK)は、DApps(分散型アプリケーション)のためのプラットフォーム「LISK」上で使用される仮想通貨です。イーサリアムと同様にスマートコントラクトを導入しており、様々な契約を自動で実行します。

イーサリアムとの違いはサイドチェーンを採用していることと、JavaScriptを採用していることです。どちらもDAppsの開発促進に寄与します。現時点ではイーサリアムにシェアで大きく負けていますが、技術的には負けておらず、将来の躍進も期待されます。

DAppsってどんなアプリ?

LISKはDAppsを作るためのプラットフォームですが、ではDAppsとは一体何なのでしょうか。簡単に言えば、ブロックチェーンを利用して作られたアプリケーション(アプリ)のことです。

もう少し詳しい説明を行いましょう。DAppsに対する投資を行うDavid JohnstonのVCファンドによれば、以下の条件を満たすものをDAppsと呼びます。

DAppsの条件

  • アプリケーションがオープンソースである。
  • 暗号化されたトークンを利用している。
  • ユーザーの合意のもとで改善が行われる。

オープンソースとは、ソースコードを無償で公開することです。公開されているソースコードは誰でも自由に閲覧・改良・再配布できます。そのソースコードを見てプログラミングを勉強するもよし、ソフトウェアをより使いやすいものにするもよし、それを更に配布するもよし。可能性は無限大です。

オープンソースのソフトウェアは実はたくさん存在しています。例えば人気WebブラウザのFirefox、オフィスソフトのOpenOffice、画像編集ソフトのGIMPなどはいずれもオープンソースのソフトウェアです。

なぜ人気ソフトウェアの開発元は、自身の収益源であるソースコードを無償で公開するのでしょうか。理由は千差万別ですが、オープンソースの利用者向けの支援サービスやシステム保守で稼げたり、あるいは外部から開発者を募れたり、というのが主な動機になります。DAppsもオープンソースなため、頻繁な改良が期待できます。

トークンとは、そのシステム上で使われる仮想通貨です。有料のDAppsを利用する際には、法定通貨(円やドル)ではなく仮想通貨で支払いを行います。例えばLISKの場合はLSKを利用しますし、イーサリアムの場合はETHを利用します。DAppsの開発者やマイナーには、こうしたトークンで報酬が支払われます。法定通貨と違って世界で統一された通貨なので、国や地域を気にすることなく支払いができます。

ユーザーの合意のもとでの改善とは、読んで字のごとく、ユーザー間による投票や話し合いなどの方法で改善(ハードフォークなど)が行われることです。中央で管理されるアプリケーションは通常、企業などの管理者が一方的に改善の内容を決めてきますが、DAppsではそのようなことはありません。

上記の特徴からも分かる通り、DAppsは従来のアプリと比べて非中央集権的です。特定の管理者に管理・検閲されることなく、ソースに従って稼働します。開発者は管理者がいないので管理報酬を支払う必要もなく、より多くの収益を得られます。極めて高度に分散化されているので、サーバーダウンの心配もありません。

スマートコントラクトとは?

LISKにはスマートコントラクト機能が搭載されています。スマートコントラクトとは、簡単に言えば、ブロックチェーンを用いて契約を自動化する仕組みです。契約の定義と、その契約が執行される条件を予めブロックチェーン上に記録しておくと、その条件が満たされたときに、契約が自動で行われます。

この仕組みを初めて導入したのは自動販売機であると言われています。自動販売機はあらかじめ「お金を入れてボタンが押されたら、そのボタンに対応する商品を出す」という契約の定義が記録されています。そして、契約の条件である「お金を入れてボタンを押す」を満たすと、「そのボタンに対応する商品を出す」という契約が自動で行われます。

スマートコントラクトの優秀なところは、双方が裏切れない仕組みになっていることです。例えば自動販売機の場合は、買い手(客)がお金を払わずに商品を手に入れることは不可能ですし、売り手(自動販売機)がお金をもらっておいて商品を渡さないことも不可能です。

スマートコントラクトを利用して契約を行えば、信頼できない相手とも契約が可能になります。契約が自動で実行されるので、相手が信頼できるとか出来ないとかはそもそも関係なくなるわけです。

これまで顔が見えない相手との取引(例えば通販)では、買い手側はお金を持ち逃げされないか、売り手はお金を払ってくれないのではないかという心配をしなければなりませんでした。スマートコントラクトを利用すればそのような心配はなくなります。

また、スマートコントラクトでは、もっと細かい契約の条件を定義することも可能です。例えば「商品に傷があった場合は無料で交換する」「商品を3つ以上買ったら5%引きにする」と言った条件も、双方の合意があれば設定できます。

イーサリアムとはどう違うの?

イーサリアムもリスクも、DApps開発のためのプラットフォームで、なおかつスマートコントラクトを導入しているという点では変わりありません。両者の違いはどこにあるのでしょうか。主な違いは以下の2点です。

  • サイドチェーンを導入
  • JavaScriptを採用

サイドチェーンで効率的にDAppsを構築

最大の違いは、リスクはサイドチェーンを導入していることです。サイドチェーンとはメインのブロックチェーンとは別に存在する、サイドにあるブロックチェーンです。イーサリアムは1本のメインチェーンから成り立っており、メインチェーン上のブロックにDAppsを構築します。

一方、リスクはメインチェーンと多数のサイドチェーンから成り立っています。基本的に、1つのDAppsに対して1つのサイドチェーンが与えられ、そのサイドチェーン上にDAppsを構築します。

サイドチェーンを導入するメリットは以下のとおりです。

  • ハッキングの危険性低減
  • 手数料の低減
  • 独自通貨の発行
  • メインチェーンに掛かる負荷の低減・処理速度の向上

中でも大きいのはハッキングの危険性低減です。イーサリアムではメインチェーンに各DAppsのソースコードを書き込んでいるため、ハッキングされた場合に危険です。リスクはサイドチェーンにソースコードを書き込んでいるため、ハッキングを受けてもそれを切り離せばメインチェーンは安全に保たれます。

一方で、サイドチェーンには独自の危険性もあります。マイニングが正しく行われない危険性がやや高いことです。これを解決するために、メインチェーンとサイドチェーンを同時にマイニングするマージマイニングの導入が検討されています。

JavaScriptを使用しているため、開発が容易

リスクはJavaScirptを、イーサリアムはSolidityというプログラミング言語を使用します。Solidityはイーサリアムのための独自言語なので、開発者はそれを1から覚えなければいけません。一方JavaScriptはリスク誕生前から広く使われてきた人気のプログラミング言語であるため、開発はより容易です。開発が容易な方が活発に開発が行われるため、優秀なDAppsが誕生する可能性は高いです。

最大発行数が決められていなくて大丈夫なの?

リスクで使用される仮想通貨LSKには総発行枚数が定められていません。しかし、新規発行量が減少することは定められているため、急激なインフレは起こしづらくなっています。2016年のスタート時に5LSKだった新規発行枚数は、毎年5月24日ごろに1LSKずつ減っていき、2020年には1LISKになる予定です。その後はずっと1LISKで固定されます。

ちなみに、ビットコインのマイニングに相当する行為は、リスクではフォージング(鋳造)と行われます。フォージングを行う作業者は投票によって決められます。

リスクに出資している企業一覧

WindowsAzure(クラウドセールで19億円の出資を受けています)

リスクの半減期予定

前述の通り、LSKの新規発行量は5LSKから1LSKに徐々に減っていきます。発行枚数が半減するわけではないので厳密には半減期とは言わないのかもしれませんが、とりあえず1年につき1LSKのペースで新規発行が減っていくということは覚えておいたほうがいいでしょう。

筆者が考えるリスクの今後の将来性

現時点ではやや厳しいという印象が強いです。最大のライバルであるイーサリアムと比べると知名度・時価総額・支援企業の質と量のいずれでも大きく押されています。サイドチェーンという仕組みは優秀ですが、いくら仕組みが優秀でも知名度が得られなければ広がっては行きません。

国内でリスクが安く購入できるおすすめの取引所

bitflyerの公式サイトとスマホアプリ

運営会社名 株式会社bitFlyer

▼ 取扱仮想通貨一覧 ▼

ビットコインイーサリアムイーサリアムクラシックライトコインビットコインキャッシュモナコインリスク

取引高(2018年3月) 6584.86億円
口座開設に必要な書類 身分証明書(免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
法人名義での登録 可能

BitFlyerは日本では最も取引高の多い仮想通貨取引所です。取引所形式ではなく販売所形式なので手数料が高いのが難点ですが、国内で買うならばビットフライヤーが最もおすすめです。

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