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OCN(Odyssey/オデッセイ)の概要
通貨名称 | OCN(Odyssey/オデッセイ) |
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最大発行数 | 100億枚 |
公開日 | 2018年1月 |
公式サイト | http://www.ocnex.net/ |
ホワイトペーパー | – |
OCNの特徴や目指しているもの
分散型シェアリングエコノミープラットフォーム「ODESSEY」で流通するトークンが、OCN(Odyssey/オデッセイ)です。
シェアリングサービスの維持・発展にブロックチェーンとトークン、スマートコントラクト、人工知能(AI)などを利用し、ユーザーの信頼度をランク付けすることによって、サービスの改善を図るのが大きな特徴です。
ODESSEYの仕組み
ODESSEYの仕組みでは、借り手が貸し手のレビューをできます。基本的な仕組みはAmazonや楽天市場などのレビューと同じで、良かった点や悪かった点を書き込めます。レビューは他の借り手にとっては非常に重要な参考意見となります。信頼できるレビューを作成した人にはOCNが与えられるのでレビューを書くインセンティブが存在していて、ネットワークの健全性維持が期待できます。
また、ODESSEYのもとでは、サービスの利用状況も明確になります。例えばA社のサービスはリピート率が30%、B社は20%、C社は40%といったデータが明確になるのです。レビューだけでは自作自演の可能性を完全に否定できませんが、利用状況は偽れません。
借り手はレビューだけでなく、利用状況も合わせて確認することによって、より正しい判断を下せるようになります。こうした指標は貸し手にとってもサービス改善に大切な資料となり、双方にとってメリットのある仕組みと言えるでしょう。
大手IT企業を中心にパートナーシップ提携が広がる
ODESSEYはaws(Amazon Web services)、IBM,TRONなど、大手企業・プロジェクトともパートナーシップを結んでいます。パートナーシップはあくまでもパートナーシップであり、その内容は千差万別ですが、OCNのチーフアドバイザーにTRONなどの創業者であるJustin Sun氏が関わっているなど、深い関係があります。
Justin氏はそれ以外にも中国で人気の音楽サービス「Peiwo」の開発者であり、中国リップルラボの元最高責任者でもあるなど、非常に豊富な経験と高い知名度があります。こうした著名な人物が関わるプロジェクトはメディアに露出する機会も多く、長期的な価格上昇はもちろん、短期的な急騰も見込めます。
OCNの将来性
現時点ではなかなか期待できるプロジェクトであると言えるでしょう。シェアリングエコノミーそのものは否定するほうが難しい状態であり、順調に成長していくことは間違いありません。それに伴い、ODESSEYにも大きな成長が期待できます。
シェアリングエコノミー×ブロックチェーンのプロジェクトはいくつかありますが、ODESSEYを上回るような有望株は現状では見られません。今後も順調な開発を期待したいところですね。
OCNが日本に上場する可能性
現時点では日本の仮想通貨取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外の仮想通貨取引所に上場されていますので、取引を検討するならそちらの利用をおすすめします。