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BTCM(BTCMoon/ビーティーシームーン)の概要
通貨名称 | BTCM(BTCMoon/ビーティーシームーン) |
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最大発行数 | 2100万枚 |
公開日 | 2017年10月 |
公式サイト | https://www.btcmoon.info/ |
ホワイトペーパー | – |
BTCMの特徴や目指しているもの
BTCMは、イーサリアム(ETH)のブロックチェーンを用いて作られたトークンです。基本的な仕組みはビットコインと似ていますが、よりブロック生成時間が短く、取引手数料は安く、スマートコントラクトにも対応しているのが特徴です。
BTCMの仕組み
BTCMはイーアリアムをベースにしたERC20トークンです。平均ブロック生成間隔は24秒で、ビットコインと比べると25分の1の時間で済みます。また、取引手数料は法定通貨換算で20円~50円程度と、安価に設定されている点も魅力と言えます。
スマートコントラクトでスムーズな契約の実行を実現
BTCMはスマートコントラクトにも対応しています。スマートコントラクトとは、契約を自動で実行する便利な仕組みのことです。予め契約の内容と、それが実行される条件を定義しておくと、その条件が満たされたときに契約が自動で履行されます。契約から取引までのプロセスを完全に自動化できるため、決済機関を短縮することができます。
また、不正の防止、仲介者を挟まないことによるコストの削減も期待できます。スマートコントラクトは企業や政府に依存しない、非中央集権的な取り組みであり、社会に大きな利便性をもたらすと考えられています。
無制限供給の抑制
BTCMはビットコインと同じ発行枚数である2100万枚に制限しています。ライトコイン(LTC)の8400万枚やリップル(XRP)の1000億枚などと比べるとその量は非常に少なく、全トークンの約5%に当たる100万枚は、開発者によって保有されます。
いかなる国でいかなる方法であってもこのトークンの購入/購入を厳しく禁止されます。残りの2000万枚はすでに投資家が保有しており、仮想通貨取引所を介して自由に交換することができます。
筆者が考えるBTCMの今後の将来性
現時点では、あまり期待していません。性能自体は決して悪いものではないですが、特別優れている点があるとも言えません。ビットコインやイーサリアムと言った主要な仮想通貨と比べると知名度も低く、あまり市場で知られているとは言えません。現時点ではやや苦しい立場にあるといえるのではないでしょうか。
BTCMが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
BTCMが購入できる海外の取引所一覧
- Ether Delta
- IDEX
- Yobit