仮想通貨マーケティングなどを展開する米企業「リフェリウム」が、韓国のゲーム会社PUBGコラボレーションと提携し、ゲームをプレイすることによって仮想通貨を得られるキャンペーンを開始しました。
PUBGをプレイして仮想通貨を「RFR」もらおう!
今回のキャンペーンにより、プレイヤーはゲーム上で特定のアクションを取ったり、動画で宣伝したりした見返りとして、RFRを受け取ります。RFRは仮想通貨取引所で換金できる他、ゲーム内アイテムの購入にも使えます。今まで、ゲームプレイヤーは無償でゲームの宣伝を行っていましたが、それに対価が払われるようになるのです。
RFRはコンピュータゲームのさらなる促進を目的に作られた仮想通貨で、インフルエンサーやゲーマーに直接報酬を与えるのが大きな特徴です。2019年7月27日時点での時価総額は約7億8000万円です。
対象のゲームはPUBGコラボレーションのいくつかのゲームで、その中でも目玉となっているのが「PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)」です。
PUBGは最大で100人のプレイヤーが8km×8kmの無人島に集結し、その中で最後の生き残りとなることを目的としたバトルロワイヤルゲームです。島の中で敵を倒したり、物資を調達したり、時には逃げ回ったりできる自由度の高さと、一度死亡したら終了という緊張感、レートが近い人同士で対戦できるマッチングシステムの優秀さなどが売りで、今までに800万本以上を売り上げています。勝利時の「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!」というメッセージは、ある意味有名です。
リフェリウムのダイラン・ジョーンズCEOは、「ゲーマーらは、ストリーミングサービスやソーシャルメディアを通じてゲームのマーケティングを無料でやっている。しかしそれで報酬をもらえることはほとんどなかった」とコメントしています。今回の初回キャンペーンは、8月20日まで行われます。