ビットコインが1時間で20%も上昇、仮想通貨の冬はいよいよ終わるか?

日本時間で2019年4月2日、仮想通貨市場全体が短時間で急騰しました。特にビットコインは同日13時~14時の1時間で約46万円→約56万円と20%以上の暴騰を記録しており、ディーヴァーグループのナイジェル・グリーンCEOは「仮想の冬」が終わったと指摘しました。

参考ページ:ビットコイン一時20%超高、「仮想通貨の冬」終わるとの指摘

ビットコインの急騰に他の通貨も追随

ここ4ヶ月ほど低迷が続いていたビットコイン価格は前述の通り、わずか1時間ほどで20%も上昇。その後約56万円から53万円に下げたものの、その後は53万円~54万円前後で安定した動きを見せています。

これに追随するようにイーサリアムリップル(XRP)ライトコインなどの通貨もな通貨も大幅に値上がりしました。また、大手仮想通貨取引所のトークンであるバイナンスコイン(BNB)は歴代最高となる2200円を突破しました。

マネックス仮想通貨研究所の大槻奈那氏は、米国を始めとする世界の中央銀行が金融緩和路線に切り替えたでリスクオン(投資家がリスクを取ってでもリターンの高い投資を優先すること)の動きを高まっていると予測しています。

また、仮想通貨取引所Bitmexのアーサー・ヘイズCEOは、中央銀行がフリーマネーやイージーマネーを復活させることによって、ビットコインが年末にかけて1万ドルを回復すると見ています。

FXCoinのシニアストラテジストの松田康生氏は、上昇の本質的な原因は日本人の投資家マインドの好転にあると指摘。法整備が進み、仮想通貨業界のイメージが回復したことが大きく寄与しているとしました。

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