ビットコイン約310BTC(2018年10月14日時点で日本円約2億1600万円に相当)が格納されたウォレットの、プライベートキーを探し出すパズル「Bitcoin challenge」がMarcを名乗るものの手によってクリアされました。
Marc氏は取り出しに成功した310BTCを3つのウォレットに送金していますが、詳しい身元やパズルの攻略方法などは明かされていません。
Bitcoin challengeとは
Bitcoin Challengeは、ウェブ上でPip氏が2018年10月2日に開始したパズルゲームです。公式サイト(bitcoinchallenge.codes)にはモノクロのパズル画像と、ウォレットが実在する証拠が掲載されています。

この1枚の画像が、2億円以上のビットコインが入ったウォレットを開けるためのヒントです。
パズル画像にはパネルのようなものの、数字やアルファベット、線などが書き込まれており、一見すると何を表しているかさっぱり不明なのですが、これが解ければ前述のプライベートキーがわかるとのことです。
Pip氏は英語圏の掲示板「Reddit」で宣伝を行っており(www.reddit.com/r/Bitcoin/)、スレッド内では頻繁に何度か少額のビットコインの取り出しに成功したという報告がなされておりました。
そして10月10日にはMarcを名乗る人物が310BTCを獲得したことが報告され、一躍話題となりました。
これだけ大盤振る舞いしてPip氏は大丈夫なのかと思いきや、同氏は「いくら持っているかを明かすつもりはないが、少なくともお金に困らないだけの資産は持っている」と発言しています(羨ましい限りです)。
Pip氏は同様のイベントを数回行うとのことなので、一攫千金を目指す方は掲示板で情報を追いかけるといいでしょう。