仮想通貨のマイニング方法はいくつかありますが、その中でも手軽にできることから人気を集めているのが「クラウドマイニング」です。では、クラウドマイニングにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
目次
クラウドマイニングとは?
クラウドマイニングとは、実績のあるマイニング業者(マイナー)に手数料を支払い、その代わりにマイニング作業をしてもらって採掘出来た報酬を分けてもらう方法です。
クラウドマイニングのメリット
高額な初期費用がいらない
個人でマイニングしようと考えると初期費用だけでも20万円近く必要になってくるので、これだけの金額を用意しなくて済むのは大きなメリットといえます。マイニングに不安がある人にとっても、入口としてはじめやすいです。
メンテナンスや音・熱の心配が不要
クラウドマイニングでは自分のパソコンでマイニング作業をしないのでパソコンのメンテナンスも不要です。音と熱の問題が出ないというのは思ってる以上に大きなメリットになるのです。こういった心配をしなくても良いのは有難いですね。
専門的な知識が不要
作業の大部分をマイナー側がやってくれるので、投資した側は報酬の支払いを待っておくだけで大丈夫です。もちろん、ウォレットからの送金や取引所での売買は自分でやらなければいけないので、そこの知識は必要になります。
毎日のように収入が入る
クラウドマイニングではハッシュレートを購入すると、毎日マイニング報酬が支払われます。ハッシュレート購入時の元本回収までに時間が掛かる事もありますが、それさえ回収してしまえば、その後は完全に不労所得となります。副業としてやられている方には非常に大きな収入になりますね。
電気代の負担もない
個人でマイニングを行うと、電気代が非常に掛かってきます。その電気代と採掘出来るであろう期待値を考えなくてはいけないのです。この電気代によって、大赤字が出る事だってあります。しかし、クラウドマイニングにはその心配がありません。
クラウドマイニングのデメリット
マイニング会社の倒産・閉鎖で資金がなくなるリスク
クラウドマイニングで一番怖いのが、投資した業者が倒産して投資資金がなくなってしまうことです。仮想通貨業界は非常に浮き沈みが激しく、安定とは程遠い産業の一つとして認識してください。大手であっても、1年後も変わらずサービスが続いている保証はどこにも無いのです。元本の回収が終わっていれば損失はありませんが、残っていればまるまる損失になってしまいます。
『永久マイニング』を目玉にしている業者もありますが、そんな業者でも利用規約の中には『返金なし』と明記してあることもあるので、細かい部分まできちんと確認する必要があります。クラウドマイニングとは他人任せのマイニングだから、倒産しても文句が言えない事を肝に銘じておいてください。
ビットコイン価格の暴落による元本割れ
ビットコインの価格変動はご存知の通り非常に激しく、値上がり局面では大きな利益が期待できる反面、値下がり局面では大きな損失を生むことになります。クラウドマイニングで『投資した分は半年ほどで回収出来る』と予想出来るのは、『現状のまま』である事が大前提になってきます。少しの下落でも収入に影響してくるリスクがある事は覚えておきましょう。
採掘難易度調整によるリスク
ビットコインは一定間隔で難易度調整がされて採掘速度が一定になるように調整されています。難易度が上がれば採掘出来るビットコインが減少し、難易度が下がれば採掘出来るビットコインが増加します。難易度調整の原因としては、業者によるハッシュレート増強や、新規参入者の増加などがあります。そのため、今後は難易度の上昇が多くなる可能性が高いです。
しかし、難易度が上がったとしても、ビットコイン自体の価格がそれ以上に上がれば結果的に元本回収は早まります。逆に、難易度が上がったのにビットコインの価格が下がってしまうと元本回収が厳しくなります。これも不意に起こるリスクの一つとして覚えておきましょうね。
仮想通貨のPOS移行リスク
また、POSに移行によって技術的にマイニングそのものが出来なくなるかも知れません。例えば、イーサリアムは将来的にPOWからPOSへの移行が決まっているので、将来的にはイーサリアムのマイニングが不可能となるのです。
このPOS移行に関しての時期は未だに明確化されていないため、契約期間中に突然移行してマイニング中止による元本割れ…なんて事態に陥る可能性もあります。そのため、常に仮想通貨の情報には気を張っておきましょう。
詐欺業者の可能性
クラウドマイニングが盛んになった事で、それに乗っかろうと詐欺会社も多く存在しています。詐欺会社の特徴を記載しておきますので、怪しいと思ったら参考にしてみてください。
- どの業者と比較しても異常に利益率が高い
- マイニングプールのアドレスが非公開
- 運営者や責任者が匿名になっている
- 記載されている会社の情報がデタラメ(住所・電話番号など)
- 紹介制度を勧めてくる(いわゆるネズミ講)
- 問い合わせサポートからの返答が一切ない
- 作業場の写真が無い・転載したもの
語学力が求められる可能性
クラウドマイニングを運営している会社は全て海外のものとなります。日本で運営している業者は今のところ存在していません。そのため、サイトの表記は英語である事が基本になります。しかし、全てのサイトが英語だけという訳ではなく、一部には日本語変換出来るサイトもあります。残念ながら、サポートからの返答は全て英語なのでネットで翻訳してから理解しなければいけません。
おすすめのクラウドマイニング業者
ではここで、オススメのマイニング業者を3社紹介します。
ジェネシスマイニング

ジェネシスマイニングはクラウドマイニング業者の中でも最も人気が高いです。その人気振りは凄まじく、ハッシュパワーの購入も困難になるほど。日本語にも対応しているので、日本国内でも利用者が多いとされています。
創設は2013年で、拠点はアイスランド。クラウドマイニングを滞りなく行うには、熱の発生量や電気代の問題から考えて気温が低い地方が適しているため、ジェネシスマイニングもそれに則って設立したのだと思われます。
仮想通貨 | アルゴリズム | 期間 | メンテナンス料金 | 在庫(2018年5月) |
---|---|---|---|---|
ビットコイン | SHA-256 | 無期限 | 必要 | あり |
Dash | X11 | 24ヶ月 | 不要 | 在庫切れ |
イーサリアム | Eth-hash | 24ヶ月 | 不要 | 在庫切れ |
ライトコイン | Scrypt | 24ヶ月 | 不要 | 在庫切れ |
MONERO | CryptoNight | 24ヶ月 | 不要 | 在庫切れ |
Zcash | Equihash | 24ヶ月 | 不要 | 在庫切れ |
現在ジェネシスマイニングで扱ってる仮想通貨は全部で6種類になっています。ここから、ジェネシスマイニングが何故おすすめなのか解説していきます。
契約期間が無期限
ジェネシスマイニングでは、ビットコイン限定ですが、契約期間が無期限となっています。簡単に言ってしまえば、契約してしまえばビットコインを半永久的に掘り続けてくれるという事です。これは、他のマイニング業者では行われていないものなので、ジェネシスマイニングの強みになっています。
費用は手数料のみ(ビットコインに限る)
購入時に支払う金額以降に追加されるものはありません。採掘出来た数量に対しては手数料が発生してしまいますが、マイニング業者自体が倒産などしない限り契約は有効になります。因みに、手数料(メンテナンス料金)は約28%程度となっているので、採掘した分の3割が引かれると考えてください。
マイニング割当に対応している
例えばですが、ライトコインをマイニングしようとしてハッシュパワーを購入したとします。しかし、他の通貨も欲しくなってしまいました。そんな時に便利なのが『マイニング割当』です。
こちらを操作する事によって、任意でハッシュパワーの割り振りを変更する事が可能になります。仮想通貨は非常に浮き沈みの激しいものですから、その相場に合わせて通貨の選択が行えるというのはメリットですよね。
上記のように多くのメリットが存在するジェネシスマイニングですが、クラウドマイニング自体の人気が上がってるのに相まって在庫がない状態が続いているのが問題になっています。契約期間が無期限というのはクラウドマイニングを行う者にとって非常に重要なものになっているのが分かります。毎日欠かさず在庫チェックするのも大切ですよ。

ハッシュフレア

ハッシュフレアは、ブロックチェーンベースの開発やマイニング関連機材販売企業である『Hashcoins社』が2015年から提供しているサービスです。オフィスはエストニアに存在しており、クラウドマイニングの世界では老舗の部類に入ります。
暗号通貨発掘のエキスパート集団が立ち上げた点や3年以上の暗号通貨採掘実績、マイニング関連機器販売企業である事から信頼性も高いサイトになっています。個人的にも信用している企業です。では、ハッシュフレアの特徴を解説していきましょう。
日本語にも対応
クラウドマイニング企業は海外しかありません。そのため、日本語に対応していないサイトもある中、ハッシュフレアは日本語に対応しています。
2015年から運営
ハッシュフレアはビットコインを含めた仮想通貨が高騰していな時から運営しており、今まで大きな問題が起こってない事から、その信頼性の高さが分かります。他のマイニング業者が傾いたとしても、ハッシュフレアは持ち堪えるとも言われており、これからマイニングを始める人にも有難いです。
豊富なプラン
現在、5種類の仮想通貨を取り合っています。どれもメジャーコインなので、知っている人も多いでしょう。現在のハッシュフレアにおけるプランと在庫状況は以下のようになっています。
仮想通貨 | アルゴリズム | 期間 | メンテナンス料金 | 在庫(2018年5月) |
---|---|---|---|---|
ビットコイン(BTC) | SHA-256 | 12ヶ月 | 必要 | あり |
ライトコイン(LTC) | Scrypt | 12ヶ月 | 必要 | あり |
Dash(DASH) | X11 | 12ヶ月 | プランに手数料込 | 在庫切れ |
イーサリアム(ETH) | ETHASH | 12ヶ月 | プランに手数料込 | あり |
ZCASH(ZEC) | Equihash | 12ヶ月 | プランに手数料込 | 在庫切れ |
ビットコインの在庫が残っているのは珍しいですね。2018年5月現在、在庫がないのはDash・ZCASHだけなので、クラウドマイニングを始めようと思っている人には適している企業になってます。
因みに、以前はSHA-256、Scrypt共に採掘期間は無制限でしたが、2017年9月1日の契約変更に伴って1年間の有期契約に変更しています。勘違いしないように気を付けてください。
比較的安価なハッシュレート
ハッシュフレアが提供していいるハッシュレートは他の企業に比べると比較的安価なものになっています。以下にハッシュレートと、それに対する最小販売金額を表にまとめたので確認してみてください(2018年2月)
仮想通貨 | ハッシュレート | 最小販売金額 |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 10GH/s毎 | $1.80 |
ライトコイン(LTC) | 1MH/sあたり | $4.20 |
Dash(DASH) | 1MH/sあたり | $3.20 |
イーサリアム(ETH) | 100KH/s | $2.20 |
ZCASH(ZEC) | 1H/sあたり | $2.00 |
ここから分かる通り、クマウドマイニングの中でも初期投資を抑えられます。クマウドマイニング初心者や、手元に大きなお金がない人、大量に投資する事に恐怖がある人なんかには是非とも検討していただきたいと思います。
自動再投資機能
ハッシュフレアの大きな特徴を担ってるものの一つに再投資のオプションが挙げられます。再投資オプシンをオンにしておくだけで、マイニング出来たビットコインで買えるだけのハッシュパワーを自動的に購入してくれます。放置しておくだけで複利で回す事が可能になるのです。
※複利効果は、費やした時間に比例して利益も大きくなっていくので、半年以上の長期スパンで考える事をオススメします。
マイニングプールの割り当ても自由に選択可能
ハッシュフレアでは、マイニングプールを自分の好きなように割り当てる事が可能になっています。それによって、より大きな収益性のマイニングプールを選択出来るのです。それが結果的に、利益を高める事に繋がります。
例えば、Equihashの採掘難易度(ディフィカルティ)が急上昇した場合、有利なマイニングプールに割り当てを変更する事によって、更に多くの報酬を得る事が出来るという事です。
マイニングプールによって手数料が変わってくるので、安いマイニングプールに変更する事も可能になっている。そうする事で、無駄な費用を積まなくてもよくなる訳です。因みに、何も設定しなくても自動でプールに割り当ててくれるので心配はいりません。このように玄人の要求に柔軟に対応出来るのも、ハッシュフレアでマイニングするメリットと言えるでしょう。
契約から採掘までが早く、すぐに引き出しも可能
ハッシュフレアでは、契約を終えるとすぐに採掘作業が始まります。引き出しに関しても、システム上で行われる関係上、比較的短時間で完了するので、急いでる人には有難いサービスです。企業によっては、採掘までに時間が掛かる事もしばしばあります。そういったストレスがないのは非常に大きいメリットと言えるでしょう。
マイニングの状況がいつでも確認出来る・サイトが見やすい
ハッシュフレアのサイトは機能が多く、非常にまとまっているため見やすい設計になってます。
- 現在保有しているレートの数
- マイニング出来た量はどのくらいだったのか
- 過去のデータと照らし合わせての比較
こういったものがグラフで表示されるので、視覚的にも優しく分かりやすい。
情報の提示が確実
クラウドマイニングをやっていると当然掛かってくるのが手数料。しかし、企業によっては『こういった物にいくら使いました』という情報を一切提示してくれない事もあります。そういった情報って、きちんと見れるだけで安心出来ますよね。
ハッシュフレアなら、毎日の採掘量や手数料、メンテナンス料も細かに提示してくれます。なので、変な不信感を抱かずに契約を続けられるのです。こういった透明性はハッシュフレアの大きな強みでしょう。
サポート体制が整っている
金融・投資関係で一番困るのが、問い合わせに対して一切の連絡がない、若しくは返信が異常に遅く内容もコピペみたいな内容だった…みたいな事態です。実際に仮想通貨の取引所などの問い合わせサポートの返信は非常に遅いです。何回か催促してようやく返ってくるという事もしばしば。
しかし、ハッシュフレアのサポートは非常にユーザー目線になって考えてくれています。基本的に返信は早ければ半日ほど、遅くても3日以内には返ってくるので有難いですよね。少しの時間ロスがとんでもない損害を引き起こす可能性だってありますから。
内容もきちんと把握してくれて、迅速な対応・的確なアドバイスが貰えます。一つ問題があるとすれば、送る際も返ってきた際も全て英語を使わないといけないところです。今は、翻訳サイトもあるので比較的簡単に解読も出来ると思います。

イーオーボット
eobotは、2013年から運営を開始しており、クラウドマイニング・サービスを期間を決める事で利用出来るサイトです。多くの通貨を選択する事が可能で、マイニングに対応していない通貨でもビットコイン・マイニングをリップルなどに換算する事で、アカウントに表示される仕組みになってます。
クラウドマイニングの権利も、24時間、1年、5年とニーズに合わせた期間設定になっているので、計算する際に非常に助かります。微々たる量ですが、毎日リスク無しで無料コインが貰えるサービスもやっているので、それを使ってマイニングする事も可能になってます。これは、eobotならではのメリットですね。
更に、採掘出来るのは通貨だけではなく、ハッシュレートも掘る事が出来ます。それによって、どんどんハッシュパワーが強化されていくのです。更に、24時間のマイニングレンタルを使えば、5年レンタルよりも強力なパワーで採掘が可能になります。毎日の採掘された通貨で24時間マイニングレンタルを購入し、効率的にハッシュパワーを上げる事を繰り返していけば、どんどん報酬が上がっていく訳です。
他のクラウドマイニングには無い特徴を使って、収入を上げるチャンスかも知れませんよ。

クラウドマイニングの参加方法
では、クラウドマイニングを始めるにはどのようにしていけば良いのか、「ハッシュフレア」を例に解説していきたいと思います。
ハッシュフレアの登録方法
ハッシュフレアの登録自体は非常に簡単な手順で完了します。まずは、こちらのURL【https://hashflare.io/】を踏むと登録画面に移動するのでクリックしてください。
数秒間、ロード画面が表示されるかもしれませんが、しばらくすると以下のような画面が出ます。(日本語になってない場合は右上のマークを日本の国旗にする)

もし、出なかった場合はハッシュフレアの公式ホームページに飛んで右上にある『登録』ボタンを選択すれば同じページにいくので試してみてください。次に、指定された情報を入力してください。

『Email』、『国』、『パスワード』、『パスワードの確認』、『誕生日』の5項目です。日本語にしていても何故か誕生日が英語表記で『Date of birth』になっているので注意してください。最後に『私はロボットではありません』という項目にチェックを入れます。
チェックを入れると、数秒間確認状態になります。きちんとチェックマークが出てからて登録してください。

すると、確認メールが送られてくるので開いてください。その中に確認用のURLがありますので、クリックしてください。これでアカウントの登録は終了になります。
ハッシュフレアの利用方法
ハッシュフレアの利用方法を簡単に解説します。
二段階認証を設定する
アカウントの登録が完了し、マイニングを開始する前にやっておかなければいけない事があります。それが『二段階認証』と呼ばれるセキュリティ設定です。仮想通貨の取引所なんかでもよくありますよね。
アカントの乗っ取り被害に会わないためにもしっかりと設定してください。
設定自体は簡単で、『設定』タブにある『2-factor authentification』と書かれている部分を有効にするだけです。大事な資産を守るためにも絶対に設定してくださいね。
ハッシュレートの購入
ここからがクラウドマイニングのスタートです。
まずは、ハッシュフレアが提供しているマイニングの中でどれが良いか決めます。ハッシュフレアが提供しているのは先ほども書いた通り以下の5つになります。
- SHA-256(ビットコイン)
- Scrypt(ライトコイン)
- X11(Dashコイン)
- ETHASH(イーサリアム)
- Equihash(Zcash)
画面左側にあるメニュー欄の『ハッシュレートを買う』から自分に合ったものを選びましょう。
ハッシュレートの選択
購入するマイニングが決定したら、次はハッシュレートの選択に移ります。
『ハッシュレートの数量』と『支払金額(BTC若しくはUSD)』がバーで表示されるので、自分の必要なレートもしくは投資したい金額までスライドさせてください。
購入するハッシュレートの数量が決まった『処理済み』ボタンを押してください。
『ハッシュレートの数量』と『支払金額』の確認画面に移りますので、間違いがなければ決済方法に移ります。
どの程度のハッシュレートを購入すれば良いか分からない人は現時点での採掘難易度(ディフィカルティ)とビットコイン価格から収益を計算してみましょう。
以下の投資シミュレーターを使うと計算してくれます。
『cryptocompare.com』
このサイトを使う際には、採掘条件を合わせる必要があるため下記のような設定に変更してください。
『Power consumption (w):0』
『Cost per KW/h ($):0』
CryptoCompareの計算には、毎日必要になってくる手数料が含まれずに算出しています。そのため、自分で計算して見積もり結果から引かなければいけません。
ビットコインを例に見てみましょう(※毎日手数料が取られるのはビットコインとライトコインのみ)。
ビットコインは10GH/sあたり、1日で手数料0.0035 USDが掛かります。仮に100GH/sを購入すると、10GH/sの10倍なので、1日あたり0.035USD。それが1年契約だと仮定すると、0.035USD/日×365日=12.775USDになる訳ですね。1USDが120円だとすると1,533円ほど手数料が掛かるという事になります。
支払い方法を決めて決済する
ハッシュフレアで現在行える決済方法は以下のようになります。
- ビットコインで支払う
- 残高で支払う
- Pay with EMC
- 電信送金で支払う
- クレジットカードで支払う(要注意)
- Payeerで支払う
すでにビットコインを保有しているのであれば、ビットコインでの支払いがベストだと言われています。コインチェックやビットフライヤーなどの取引所からハッシュフレアへ送金するだけで済みます。
ちなみに、残高で支払うというのはマイニングしたビットコインで支払うという意味ですので、注意してください。
クレジットカードによる決済(マスターカード/VISA/JCB/アメリカンエキスプレス)も簡単に出来ますが、クレジット決済を選択すると警告文が英語で表示されます。
『開いている支払いページを閉じないようにしてください!』という警告と3DSecureが有効でないカードでは決済が出来な旨が書いてあります。
クレジットカード決済で完了してしまうと、不正カード利用防止の観点から、初回引き出しに14日間の日にちが必要になりますので、注意しましょう。
購入完了・マイニング開始
決済が完了し、ハッシュフレアに着金されたら即時にマイニングが開始されます。
ダッシュボードにハッシュパワーがチャージされているのが確認出来ると思います。後は、毎日の報酬を楽しみながら待つだけです。
クラウドマイニング投資をする上での注意点
クラウドマイニングを行う際には、まずその業者がちゃんとしたものなのか確認しましょう。クラウドマイニングの解説でも書いた通り、クラウドマイニングを名乗った詐欺も存在します。正規の業者よりも詐欺の方が多いと言われてるくらいですから用心に越した事はないです。
今回紹介した業者は、今までも実績があり運営も長く続いています。詐欺と言う可能性はありませんが、それでも何らかの理由で会社が倒産してしまうリスクもあります。採掘困難度が上がっていけば、元本を回収する前に採掘出来なくなる可能性だって0ではありません。
通貨自体の大暴落もマイニングに大きな打撃を与えます。そういった事態が起こっても業者は何も補償してくれません。そういったリスクはずっと付いて回る事は覚えておきましょう。
登録や利用する際には必ず隅から隅まで確認する事も大事です。翻訳しなければいけないサイトの方が多いので、面倒かも知れませんがリスクを減らすためには避けては通れない道になってます。少しの解釈の違いでとんでもない被害にあう事だってありますので、しっかり内容を理解したうえで行うようにしましょう。