注目のICO情報やICOの評価がわかるウェブサイト5 選

ICO情報や評価がわかるウェブサイト

「ICO」という言葉が投資家の間で、トレンドになっています。2017年のビットコインに端を発した仮想通貨ブームの影響で、ICOに投資しようという人が爆発的に増加しました。しかし、ICOという言葉の内容をよく分かっていない方も少なくないようです。

ICOとはいったい何でしょうか?またICOについての情報を得るためには、どのサイトを見ればいいのでしょうか?今回は、ICO情報やICOの評価がよくわかるウェブサイトを厳選しました。どれもオススメのサイトですので、ぜひチェックしてください。

そもそもICOとは?

ICOとは「Initial Coin Offering」の略で、日本語では「新規仮想通貨公開」のことです。簡単にいうと、企業や個人が新しい仮想通貨を発行して、それを売ることで資金を調達する仕組みです。

株の世界ではIPO(新規株式公開)という言葉があります。未上場企業が、証券取引所に新しい株を上場させて、投資家に新規の株を買ってもらって資金を調達することをIPOといいます。これの仮想通貨版がICOと思ってもらえば概ね間違いありません。クラウドファンディングをイメージしてもらってもいいでしょう。上場前の仮想通貨は、仮想通貨をトークンと呼ぶ場合もあります。

ICOは、プレセール、トークンセールといわれる上場前に仮想通貨を売り出す期間があります。投資家としては、上場前に安く仮想通貨を仕入れ、上場して値上がりした仮想通貨を売って利益を得よう、というのが投資家の心理です。

しかし、ICOは詐欺目的や計画性に無理のあるものも多数存在します。多くのICOが上場する前に終わってしまったり、サイト自体がクローズしたりする場合もあります。手軽に投資できる反面、現状ではリスクが高く、投資家は注意が必要です。購入前には、十分に検討する必要があります。

今回紹介するサイトは、ICOについて多くの情報が得られるものばかりです。それぞれ特色がありますので、違いをよく確認してみてください。

ICOの格付けサイト:ICORATING

ICORATING

URL:https://icorating.com/

「ICORATING」は、ICOのレビューサイトです。ロシアの事業家、Dmitry Filatov氏が2016年に創立したサービス。初心者でも一目でわかる見やすいサイトと、SNSメディアのユーザー数、検索エンジンの結果数など、膨大なデータによって導き出された評価ですので、信頼性が高い点が魅力です。

項目のHYPE-SCORE(ハイプスコア)は、ICOの参加者からの関心の高さを示しています。評価が高いほど投資する人が多くなる傾向にあります。RISK-SCORE(リスクスコア)は、詐欺のリスクを評価しています。スコアが高いと危険性が高い、ということを示しています。

英語表記ですが、ICOの開始日と終了日も記載されていて、見やすいのでオススメです。

世界最大のICOの検索サイト:COINJINJA

COINJINJA

URL:https://www.coinjinja.com/

ICOのサイトはたくさんありますが、ほとんどが英語のサイト。翻訳機能を利用すれば、読むことができますが、明らかに翻訳がおかしい箇所もたくさんあります。
「COINJINJA」は、日本のICOサイトです。当然、日本語は問題ありません。扱っているICOの数も約1,500件と豊富。(2018年2月現在)。今後、さらに扱うICOは増えていくことでしょう。

並び替えは「おすすめ順」、「終了時期の早い順、遅い順」、「開始時期の早い順、遅い順」、「募集金額の高い順、安い順」と並べ替えることができます。得体情報の目的によって使いわけてください。

各ICOのページは、「基本情報」「ボーナス」「概要」「チーム」とタブが分かれ、基本情報は、プラットフォームや公式サイト、ホワイトペーパーと欲しい情報が見やすく表形式で表示されています。画面構成が見やすい配置になっているので、万人にとって使いやすいサイトです。

OKWAVEが運営するメディア:Token News

Token News

URL:https://www.tokennews-hk.com

Token Newsは、OKWAVEが運営するサイトで、現在は独立した会社になっています。本社所在地は香港です。その名の通り、ニュース形式で、ICOの情報を伝えるサイト。「プロジェクト」「基礎知識」「ニュース」「イベント」「コラム」と項目が分かれていて、それぞれに見合う記事を紹介するというつくりのサイトです。インターフェイスの操作はストレスなくできて、ブログのように気軽に閲覧できるサイトといえるでしょう。

ICO専門メディア:ボクシルトークン

ボクシルトークン

URL:https://boxil.jp/token/

ビジネスに役立つアプリの比較・ランキングを紹介するサイト「ボクシル」が運営する
ICOに特化したボクシルトークン。「ICO一覧」「ICO関連記事」「ICOとは」の3つの項目に分かれ、「ICO一覧」では、「COMING SOON(近日中トークンセール開始)」、「RUNNING(販売中)」、「CLOSED(トークンセール終了)」と項目をわけてICOを紹介しています。シンプルで見やすいので、過不足なく利用できるサイトといえるでしょう。

日本初のICO専門メディア:ICO Market

ICO Market

URL:icomarket.co.jp/

「ICO Market」 は、JITホールディングスか部式会社が運営するサイトです。国内外のICOの情報を集めてICOへの投資や、ICOを目指す企業のための情報を発信しています。日本の企業が設立したサイトだけに、日本人のとってなじみやすいインターフェイスとなっています。

ICO Marketには、以下の項目があります。

ICOとは? ICOについての説明が丁寧に記述されており、ICOや仮想通貨の初心者も理解しやすく工夫されています。
ICOへの参加 ICOに参加するための流れが詳しく説明されており、ICOを始めたくても何から手をつけていいかわからない!という方にオススメです。
レビュー いま注目のICOが紹介されています。ホワイトペーパー、クラウドセールへのボタンも用意されているので、視覚的にも見やすいページです。
時価総額ランキング 仮想通貨の時価総額ランキングが掲載されています。1〜500位まで掲載されているので、注目度の低いコインの動きも見ることができます。
500位まで掲載されているのは、情報量として希少です。
取引所一覧 13カ所の取引所が掲載されています。それほど掲載数が多いとはいえず、世界最大の取引所である中国の「Binance(バイナンス)」も紹介されていません。
レート計算 各仮想通貨を円に置き換えた時のレートが計算できるページです。こちらはかなり便利です!
ICOリクエスト ICOを検討の企業に対して、取材やコンサルティングの申し込みができる問い合わせフォームのようなページです。
ICOを本気で検討している企業は、相談してみる価値はありそうです。

まとめ

ICOは第三者をはさまずに企業と投資家がダイレクトに売買できるので、手軽です。しかし、はじめから上場する意思のない詐欺目的のICOや、計画に明らかに無理のあるICOも数多くあります。ホワイトペーパーをよく読め!と言われますが、ホワイトペーパーだけでは客観的な評価を得るのは難しく判断に迷います。

今回紹介したサイトを参考にICO投資にお役立て頂ければと思います。これからもICO関連のサイトは多く登場するかと思いますので、アンテナを張っておきましょう。

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