ビットコインFXの始め方について紹介します。初心者の方でも安心して参入できるよう解説します。是非参考にしてみて下さい。

目次
ビットコインFXと現物取引との違い
ビットコインFXと現物取引の違いは主に2つです。1つはレバレッジをかけられる事、2つ目は売り注文ができる事です。これらを含めて次の章で詳しく解説します。
ビットコインFXを始める前に知っておくべきルール
ビットコインFXを始める前に知っておくべき事を紹介します。取引の基礎にあたるので1つ1つ必ず覚えておきましょう
売り注文
売り注文には2種類あります。1つは買っている物を売る時(買いポジションの利益確定or損切り)と新規の売り注文です。新規の売り注文はレートが下がれば下がるほど利益が増え、上がれば上がるほど損失が出てしまいます。これは現物取引ではできない事なので、ビットコインFXの登場により下降する相場でも利益を出す事が可能になりました。また、別名で「ショート」と呼ばれる事があります。
レバレッジ
レバレッジとは自分の持っている資金以上のお金を運用する場合に使用します。おすすめの業者であるビットフライヤーでは2018年現在、15倍までレバレッジをかける事ができます。
例えば、15000円あれば相場に参加できるとしましょう。ここでは大体勝てば+100円、負ければ−100円くらいの取引です。ここでレバレッジの概念が登場します。この例の場合、ほとんど±100円しか発生しないので参加するのに15000円も必要ないでしょう。もしビットフライヤーのビットコインFXと同じくレバレッジが15倍だとすると、1000円あれば参加できます。
スワップ手数料
ビットコインFXにはスワップポイントが発生します。いわゆる金利ですので、長期間ポジションを保有している場合は1日毎に発生します。ここでの注意点はFXなどの金利と違い、買い売りのどちらにしてもマイナスになってしまう事です。2018年現在、0.04%の支払いが1日毎に発生します。この為、長期間保有を考えている方は特に注意しましょう。
ロスカット
ロスカットとは損切りの事です。取引中に含み損を抱えてしまい、これ以上は耐えられなくなった時、もしくは自分で決めたルールの上限に達した時(こちらが望ましいです)に行います。自分で行なったロスカットであれば良いのですが、業者による強制ロスカットは絶対に避けましょう。これは、業者毎に決められた証拠金維持率を下回ってしまうと業者の方で強制的にポジションがロスカットされる事です。これは負けすぎて借金を負わないようにする為の機能です。
スプレッド
スプレッドとは実質的には手数料と考えましょう。実際には売り、買いの開きの事で、狙ったレートではなくスプレッド分高く買わされ、スプレッド分安く売られます。
追加証拠金
追加証拠金は含み損を抱え、もう証拠金が維持できない時に業者から通告されます。このままではポジションを保有でず、追加入金する必要があります。なるべくこの状態になる前に負担がかからない範囲の内に自らの手でロスカットしましょう。
ビットコインFXのメリット・デメリット
ビットコインFXのメリット、デメリットを紹介します。
メリット
- 24時間365日取引可能
- レバレッジをかける事で少ない資金から利益を出す事が可能
- 現物取引ではできなかった売り注文ができる
デメリット
- 追証の可能性がわずかにある
- 仮想通貨が盗まれるリスクがある
ビットコインFXの始め方と注文方法
ビットコインFXの始め方や注文方法などの基礎的な事項を紹介します。
ビットコインFXを始めるには?
まず、ビットコインFXを始めるには業者選びが非常に大切です。初心者の方にはビットフライヤーがとてもおすすめなのでビッドフライヤーに登録しましょう。
手順は以下です。
- 登録する
- アカウントをトレードクラスへ
- 登録完了のはがきを受け取る
- 入金する
- ビットコインFX専用ページへ移動
- 証拠金を移動する
まずは公式サイトからビットフライヤーへ登録しましょう。メールアドレスやGoogleなどの方法がありますが、これはお好きなものを選んで下さい。また、この際に二段階認証の登録をおすすめします。

トレードができるようアカウントを、トレードクラスにしましょう。これには本人情報の登録、本人確認書類の提出、取引目的の確認が必要になります。本人確認には免許証やマイナンバーカードが必要になるので予め取得しておきましょう。

郵便を受け取りましょう。ここまでを終えると数日後に簡易郵便が届くはずです。ここまで完了すれば取引可能です。
ページを開くと個人個人の口座が表示されるのでそこへ入金しましょう。クイック入金は手数料がかかるので注意が必要です。



ビットコインFX専用ページであるビットフライヤーライトニングへ移動しましょう。ログインID、パスワードは同じです。
ビットフライヤーライトニングでの取引の為にビットフライヤーから証拠金を移動する必要があります。メニュー画面から入出金を選びましょう。ここからお金の移動ができます。これで準備完了です。

ビットコインFXの注文方法
ビットコインFXの注文方法の解説をします。ビットコインFXに限らずほとんどの金融商品で共通の注文方法なので是非参考にしてみて下さい。
※以降の画像は全てデモトレードです。
成行注文
成り行き注文は現在のレートでの注文です。仮に現在のレートが70万円であれば70万円での取引になります。特に難しいことは無く、最も一般的な注文方法です。

指値注文
指値注文は現在よりも有利なレートでの約定を狙う予約注文です。仮に現在70万円のレートであれば80万円での売り注文予約や、60万円での買い注文予約ができます。


逆指値注文
逆指値注文は現在よりも不利なレートでの注文予約です。不利なレートでの注文は一見意味がないように思えますが、かなり使える注文方法です。主な使用法は決済する時の損切り予約です。予め損切り予約を行っておけば、急なレート変動があったとしても被害を抑える事ができます。
ビットコインFXの仕組みとやり方を初心者にもわかりやすく解説まとめ
ビットコインFXの基礎的な事項を解説しました。業者はビットフライヤーがシンプルでわかりやすいのでとてもおすすめです。