仮想通貨に投資していると問題になるのが、どの通貨にどれだけ投資しているかを管理することです。そのためにはさまざまなツールやアプリがありますが、手軽さや利便性の点から一押しできるのがCrypofolio(クリプトフォリオ)です。
複数の仮想通貨取引所やウォレットに仮想通貨を保管している人には必須と言っても過言ではないほど便利なアプリですので、早めのダウンロードをおすすめします。
目次
手持ちの仮想通貨を一元管理するのに役立つ「クリプトフォリオ」
クリプトフォリオは、株式会社クリプトフォリオが提供する仮想通貨の一元管理アプリです。保有している仮想通貨の種類と量を登録すれば、手持ちの仮想通貨の時価総額がいつでもリアルタイムで確認できるようになります。
複数の仮想通貨取引所やウォレットに仮想通貨を分散保存しているなら、総資産の時価総額を計算するためにはログインと資産状況の確認が何回も必要ですが、クリプトフォリオを使えば1回で作業が終了するようになります。
- 仮想通貨を分散して保存している人
- 海外の仮想通貨取引所を利用している人
- 保有している仮想通貨の時価総額を頻繁に確認したい人
などに当てはまる人にはおすすめできるアプリです。
クリプトフォリオの使い方
クリプトフォリオの魅力を見たところで、実際にどうやって使うのかをストアダウンロードから見てみましょう。
ストアからアプリをダウンロードする
まずはアプリストアからアプリをダウンロードします。iOS版とAndroid版があるので、自身の使っている端末に応じて選びましょう。
App store(iOS)
Google Play(Android)
アプリを開く
ダウンロードが完了したら、アプリを開きます。初期段階では次のような画面が表示されているはずです。

資産を登録する
クリプトフォリオで自身が持つ仮想通貨の時価総額を表示するためには、まずはクリプトフォリオにその仮想通貨の保有量を登録する必要があります。今回はbitbankで買ったビットコインキャッシュを登録してみます。
まず、画面の「追加」ボタンをタップします。

「国内の取引所から選ぶ」をタップします。

「bitbank」をタップします。

「BCC/JPY」をタップします。(時価総額をビットコイン建てにするときはBCC/BTCをタップします)。

取引価格、取引量、手数料、取引日を入力します。含み益・含み損の計算が必要ないなら、取引量以外の部分は適当に入力しても構いません。すべて入力したら、右上の「保存」をタップします。

保有している時価総額だけわかれば問題なければ「そのまま」を、損益計算が必要なら「減額する」をタップします。今回は「そのまま」をタップします。

これで登録は完了です。

手持ちの仮想通貨全てを登録していきます。
資産を登録したあとの画面を確認する
上記の要領で仮想通貨を種類追加すると、以下のような画面が表示されます。
- 保有するすべての仮想通貨の時価総額(円)
- 直近24時間の損益(円・%)
- 各通貨の時価総額(円)
- 各通貨の保有数
- 各通貨の1単位の価格
- 各通貨の24時間の損益(%)

保有資産をソートする
コインの保有価格/保有数もしくは現在価格/24時間変動率をタップすると、仮想通貨の並び替えができます。保有価格を1回タップすると、各通貨の時価総額が多い順に並び替えられます。

もう一度タップすると、保有価格が少ない順に並び替えられます。

登録した通貨を削除をする
登録した通貨の削除も簡単です。削除したい通貨をタップします。

表示された画面の右上から丸刈3つ並んだマークをタップします。

取引をすべて削除を選択します。

DASHが削除されました。

保有している仮想通貨の値動きを見る
各通貨の通貨名をタップします。今回はモナコインの値動きを見てみます。

各通貨のチャートが表示されます。

保有通貨の割合を円グラフで表示する
画面下のビットコインのロゴマークをタップします。

以下のような円グラウが表示されます。

資産推移を確認する
画面下のチャートをタップします。

以下のような資産推移チャートが表示されます。デフォルトで表示されるチャートは「1日」ですが、「1週間」や「1ヶ月」など、任意の長さの長期のチャートも確認できます。

フォルダを使い分ける
クリプトフォリオでは、自身の保有する仮想通貨を任意の目的別に3つのフォルダに分類できます。例えば「長期ホールド」「中期ホールド」「短期ホールド」といった感じです。初期状態はフォルダ機能はオフなので、まずはそれをオンにしましょう。

「フォルダ機能を有効にする」をスライドします。

「フォルダ名を変更」をタップします。

フォルダ名を変更したいフォルダをタップします。まずはfolio1の名前を変更します。

フォルダ名を変更し、OKをタップします。

他のフォルダ名も同じように変更していきます。

フォルダ名をすべて変更したら、円マークをタップします。

この段階では、すべての仮想通貨が長期ホールド(もともとfolio1だったもの)に分類されているはずです。この中から試しにMONAを短期ホールドに移し替えてみましょう。
まず、MONAをタップします。

右上の丸が3つ重なったマークをタップします。

他のフォルダにコピーをタップします。

コピー先フォルダに「短期ホールド」を選択して、OKをタップします。

短期ホールドフォルダにMONAがコピーされていることを確認します。

長期ホールドフォルダのMONAを削除します(長期ホールドフォルダと短期ホールドフォルダの両方に入れておくことも可能です)。

仮想通貨に関するニュースを確認する
画面下の新聞のようなロゴマークをタップします。

気になるニュースをタップします。

ニュースが表示されるので読みます。

仮想通貨は一元管理が大前提
仮想通貨への投資をはじめると、知らぬ間にさまざまな通貨に投資していることは珍しくありません。どの通貨にどれだけ投資をしているかを一元管理することは、リスク管理からも重要です。
一元管理のためにも、クリプトフォリオに代表されるアプリの活用も検討してみましょう。