リップル(XRP)の特徴や将来性、XRPが購入できるおすすめの取引所

リップル(XRP)の将来性とおすすめの取引所

リップルの概要

通貨名称 リップル(XRP)
最大発行数 1000億枚
公開日 2013年9月
公式サイト https://ripple.com/jp/
ホワイトペーパー https://ripple.com/files/ripple_consensus_whitepaper.pdf

リップルの特徴や目指しているもの

リップルは、現状遅くて高い国際送金の高速化・低料金化を目指す一大プロジェクトです。多くの暗号資産や関連プロジェクトには明確な中央管理者がいないのに対して、リップルにはリップルラボ社という中央管理者がいます。中央管理者がいることに対して抵抗を感じる投資家も少なくありませんが、中央管理者がいるゆえのメリットも少なくありません。

リップルが高速・低料金で送金できる理由

現状の国際送金には、長い時間と高い手数料がかかります。リップルを使えば、この問題点を解決することができます。送金手数料は現在のレートで数十円、送金から着金までは数秒程度と、極めて安価で短時間での送金を実現しています。

リップルでは既存の国際送金のように銀行システムを通さず、リップル内で送金を実現しているため、早くて安い国際送金が可能になります。そして、その仲介に使われるのがXRPです。リップル内部では法定通貨同士の国際送金はもちろん法定通貨から暗号資産(あるいはその逆)への送金、さらには暗号資産同士の交換も可能になります。

リップルを支える「IOU」の仕組み

リップルでは、IOUという特殊かつ非常に重要な取引形式が採用されています。IOUとは「I owe you」、直訳すると「私はあなたに対して借りがある」という意味で、要するに借用書のことです。

通常、借用書を用いた取引は、債権者と債務者の間でのみ有効ですが、リップルではすべての利用者の間で有効になります。早い話、お金を借りた人、あるいは貸した人とは別の人と、借用書のやり取りをすることが可能になるのです。あなたはAさんに発行してもらったIOUを使ってBさんから買い物ができますし、BさんはあなたからもらったIOUを使ってAさんからお金を受け取ることができます。

リップルラボ社は、IOUの発行ではなく、IOUの管理をしている企業です。IOUの発行主体をゲートウェイと呼び、信頼できるゲートウェイの発行したIOUは、実質的にお金と同じ価値を持ちます。

リップルは銀行と競合しないことが強み

リップルは既存の国際送金を大きく変える可能性を持つ仕組みであるため、既存の国際システムを支える銀行とは対立するようにも思えますが、実際には銀行にとっても有益なシステムであることから、既存の銀行も提携に積極的です。

国内の61金融機関はリップルを利用した送金システムを構築する「内外為替一元化コンソーシアム」に参加しており、実際に送金実験をすすめるなどして、システムの実現化に努めています。

リップルに出資している企業一覧

リップルは非常に大きなプロジェクトであるため、各国の大企業が出資しています。合計調達額は合計で100億円以上に上り、その期待度が伺えます。代表的な出資者は以下のとおりです。

  • Google Ventures
  • CME Group
  • Blockchain Capital
  • SBI Investment(Lead Investor)

リップルの将来性

リップルの将来性は非常に高いと考えています。ほかの暗号資産と比べてリップルは既存の金融システムである銀行に対して融和的だからです。リップルは既存の金融システムを取り込むことで、自分たちの価値を高めようとしています。銀行としても、国際送金にかかる手間や時間が削減できるのはありがたい話です。

実際、メガバンクやネット銀行に限らず、地方銀行までもリップルとの提携を発表しています。これらの金融機関が実際にリップルを導入すれば、その価値は計り知れないものになります。

懸念点となるのは、リップルラボ社が大量に保有しているXRPです。発行済みの1000億XRPのうち、リップルラボ社はその6割の約630億XRPを保有しています。これが市場に出回れば、価格は一時的に下がるでしょう。リップルラボ社も大量流通による価値低下への対策は進めていて、約550億XRPを自由に売買できなくする「ロックアップ」の対象としています。2018年以降は毎月10億XRPずつロックアップが解除されて、市場放出できます(放出しないという選択肢も選べます)。徐々に放出していくので、早々大きな暴落は起こらないとされています。

国内でリップルが安く購入できるおすすめの取引所

bitbankの公式サイトとスマホアプリ

運営会社名 ビットバンク株式会社

▼ 取扱暗号資産一覧 ▼

ビットコインイーサリアムビットコインキャッシュリップルライトコインモナコイン

取引高(2018年3月) 613.71億円
口座開設に必要な書類 身分証明書(免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
法人名義での登録 可能

ビットバンクは取引所形式の売買で、リップルを買うならもっとも安く購入できる取引所になります。政府から認可もおりていますので、安心して取引できるのもかなり高いポイントのひとつ。

スプレッドや手数料も一切かからないので、是非活用したい取引所です!

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