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XMY(Myriad/マイリアド)の概要
通貨名称 | XMY(Myriad/マイリアド) |
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最大発行数 | 20億枚 |
公開日 | 2014年2月 |
公式サイト | https://myriadcoin.org/ |
ホワイトペーパー | – |
XMYの特徴や目指しているもの
XMYは、2014年に公開された、誰にでもオープンな仮想通貨であり、5つのハッシュ関数を採用することで、ASICユーザーだけでなく、GPUやCPUユーザーもマイニングに参加できるようになっています。
XMYの仕組み
多くの仮想通貨は1つのハッシュ関数を採用しているのに対して、XMYはSHA256dとScrypt、Myr-GroestlとSkein、Yescryptの5つのハッシュ関数を採用しています。複数のハッシュ関数を採用することで、ASIC耐性を得やすくなるというメリットが期待できます。
複数のハッシュ関数を採用するメリット
ASICを用いたマイニングは、GPUやCPUなどのより汎用性の高いパーツを用いたマイニングと比べて非常に効率的ですが、ASICはGPUやCPUと比べると高額になるので、必然的に、ASICを用意できるのは資金に余裕がある大手マイナーに限られ、マイニングの寡占や運営リスクを呼び込む原因となります。
このようなASICに対する耐性を持つことをASIC耐性と言い、ASIC耐性を持つ仮想通貨はより安価なGPUやCPUでもマイニングが可能になります。
XMYの将来性
現時点では、あまり将来性を感じません。すでに公開から4年以上経っているにも関わらず、時価総額が低く、マーケティングもあまり成功しているようには見えないからです。GPでもマイニングしやすいというのは長所ではありますが、それはマイナーから見たものであり、ユーザーにとっては特に大きなメリットではありません。
他に特別な機能があるわけでもない事を考えると、それほど期待はできないかと思います。少なくとも現時点ではまだTwitter上での活動などは行われているため、開発が放棄されたということはないかと思います。
XMYが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場しているため、気になるという方はそちらを利用するといいでしょう。