XBCとBTCの関係は?XBCの特徴や今後の将来性を徹底調査

XBCとBTCの関係はを徹底解説

XBCの概要

通貨名称 XBC(Bitcoin Plus)
最大発行数 100万枚
公開日 2015年5月
公式サイト https://www.bitcoinplus.org/
ホワイトペーパー

XBCの特徴や目指しているもの

XBC(Bitcoin Plus)は、高い匿名性が特徴の仮想通貨です。TORネットワークによってIPアドレスを外部から確認できない状態にし、送信者と受信者の情報を秘匿します。供給量が100万枚と他の仮想通貨と比べて極めて少なく、見かけ上の価格が高くなりやすいことも特徴です。

ビットコインとXBCの関係性

XBCにはBitcoin Plusという名前がついていますが、ビットコインとは全く関係ありません。分岐してできた派生コインというわけでもなく、最大発行数やブロック生成スピードも異なる、ただ単に名前が似ているだけの存在です(ただ、過去には名前が似ていることが原因と思われる暴騰も起きています)。

XBCのプライバシー保護機能

XBCの大きな特徴として、ビットコインよりも高い匿名性が上げられます。その匿名性を担保するのがTORです。TORとはThe Onion Routerの略で、データの接続経路を匿名化するための技術、あるいはその技術が使われたソフトウェアの総称です。当初は米海軍調査研究所の支援のもとに制作され、その後支援者が変わったりなくなったりしながらも、開発が進められています。

The Onion Routerは、直訳すれば「玉ねぎルーター」です。データ本体の上に多重の暗号化(防護)をかける様子が、玉ねぎの皮に似ていることから、このような名称が付けられています。

通常、インターネット上でやり取りされるデータは、その際にパケットと呼ばれる細かな単位に分割されて送信されます。この仕組みでは、データ本体を暗号化することはできますが、データの送受信者を暗号化することはできません。外部から「何を送ったか」はわからなくても、「どのIPアドレスがどのIPアドレスに送ったか」は分かるわけです。通常の(例えばショッピング、ゲームなど)データ送信を行う場合はこれでも問題ありませんが、特定の組織の内部告発や独裁国家における反政府的な意見の投稿などを行う際にはデータ送信者を守ることができません。そこで役立つのがTORです。TORを利用すると、「どのアドレスがそのアドレスに送ったか」を隠せます。

基本的な仕組みは、世界中に点在している6000以上の協力者のサーバの中からランダムに3つを選び、そのサーバを経由してから、最終的な送信先にデータを送る、というものです。いろいろとデータを寄り道させることで、外部から追跡されにくくしているわけです。

さらに、転送経路を逆にたどりながら、IPアドレスも含めて多重に暗号化を行います。アドレスも暗号化されるため、どのIPアドレスがどのIPアドレスに送ったかを隠せるのです。この仕組みも完璧ではありませんが、少なくとも通常の送信と比べれば遥かに匿名性は高いと言えるでしょう。この仕組みを効率的に取り組み、取引を外部から覗かれないようにしたのがXBCです。

コンセンサスアルゴリズムと20%のインフレ

XBCはコンセンサスアルゴリズムにPoS(Proof of Stake)を採用しています。コンセンサスアルゴリズムはブロックチェーンの記帳ルールで、PoSは簡単に言えば「より多くの仮想通貨を保有している人に、優先的に記帳+新規発行通貨受け取りの権利が与えられるシステム」です。

計算競争を軸としたPoW(Proof of Work)と比べると電力消費量が少なく、計算能力が低いコンピュータでも多少は新規発行通貨を受け取れるというのが大きな特徴です。

XBCのインフレ率は年間20%です。これは、1年間で通貨流通量が20%増えることを意味します。例えば、ある時点での通貨流通量が10万XBCだった場合、1年後には12万XBCに、2年後には14万4000XBCになります。

このインフレ率は通貨流通量が100万XBCに達するまで続けられます。新規発行分のコインは、前述のPoSの仕組みに従い、既存のXBC保有者に配布されます。

発行枚数100万枚が持つ意味とは

XBCの発行枚数は100万枚です。ビットコインの2100万枚、ライトコインの8400万枚、NEMの90億枚、リップル(XRP)の1000億枚などと比べると、遥かに少ないです。発行枚数が少ないと、1枚あたりの見かけの価格は高くなります。仮想通貨は法定通貨と違って小数点以下のやり取りも可能なため、実際のところ1枚あたりの価格には対して意味がないのですが、見かけの価格が高いと投資家の食指を動かさず、買いが行われにくい(価格が上昇しづらい)一面があります。

なお、XBCの発行上限数は100万枚ですが、2018年6月29日時点での流通量は約11万1000枚です。つまり、全体の約11%しか供給されていないのです。今後供給量が増えると、それに伴い価格が低下する可能性があります。

筆者が考えるXBCの今後の将来性

現時点では、将来性はあまりないと考えています。他の仮想通貨にはない、独自の強みというのが見つからないからです。

確かにTORによって匿名性を維持しているのは大きな特徴ではありますが、匿名性の高い仮想通貨は他にもあります。時価総額の高いDASHやMonero、Zcash,あるいは2017年に数千倍の伸びを記録したVergeなど、よりメジャーな匿名通貨はたくさんあります。特にVergeは匿名性確保のためにTORを採用しており、その仕組まで似通っていると言えます。

このうちどちらの方が知名度が高いといえばVergeと言わざるを得ません。Vergeの時価総額は約350億円で、XBCの約100倍です。Vergeには匿名性の有無を切り替える機能もあるほか、スマートコントラクト(契約を自動化させる仕組み)の導入も予定されているなど、機能でも優れています。

加えて、XBCは前述の通り、まだ総発行枚数の11%ほどしか供給されていません。需要が増えなければ、供給が増えるに従って価格は下がってしまいます。この点も大きな問題点の1つと言えるでしょう。これらを考慮すると、他の仮想通貨を差し置いてまで投資するほどの将来性はないと言わざるを得ません。

XBCが日本に上場する可能性

現時点では日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外の取引所に上場されていますので、今すぐ買いたいという方はそちらを利用しましょう。

XBCが購入できる海外の取引所一覧

  • Poloniex
  • Coinexchange
  • Cryptopia
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