WABIの特徴や将来性、WABIが購入できるおすすめの取引所

WABIの特徴や将来性、使い道を解説

WABI(ワビ)の概要

通貨名称 WABI
最大発行数 9920万枚
公開日 2017年12月
公式サイト https://www.wacoin.io/
ホワイトペーパー https://resources.wacoin.io/WaBI_Whitepaper_ENG.pdf

WABIの特徴や目指しているもの

WABI(ワビ)はあらゆる商品の偽造防止プロジェクト「Walimai」で使用されるイーサリアムベースのトークンです。中国企業のWalimaiが開発しています。消費者はWalimaiのプラットフォームを利用することにより、自身の購入しようとしている商品がどのような流通経路をたどっているかをスマートフォンで簡単に確認できます。

偽造品の多い中国やアフリカなどでは、それが原因で命を落とす事件も発生しており、Walimaiにはこうした事故を防ぐ役割が求められます。

偽造品市場の拡大

アメリカのIP(知的所有財産)コミッションが米アジア研究センターと協力して2013年に出版した報告書「The Theft Of American Intellectual Property: Reassessments Of The Challenge And United States Policy」の2017年アップデート版では、偽造品の市場に関する報告が行われています。

報告書によれば、偽物製品の市場として最も狙われているのは米国で、米国には毎年580億ドル~1180億ドルもの偽物商品が輸入されています。製造元は圧倒的に中国が多く、香港と合わせると全体の87%が中国産です。ジャンルはアパレル、電化製品、スニーカー、医薬品、周辺機器、自動車部品など多岐にわたっています。最近は偽物製品の品質も向上しており、本物と容易に見分けがつかないものも少なくありません。

偽商品が原因で人が死亡する

中国では2008年にメラミン入りの粉ミルクが流出し、乳児6人が亡くなり、29万人が被害を受けました。それより少し前には2004年には本来よりも栄養の少ない粉ミルクが販売され、栄養失調で数十人の乳児が亡くなっています。

また、世界保健機構では、アフリカの医薬品の30%は効果が疑わしい偽造品であると報告しています。こうした偽造品は、人の命を奪うリスクすら抱えているのです。もちろん、それだけでなく、偽造品の流通によって本物のメーカーが被害を受けたり、それが原因で失業者が生まれたりすることも無視できません。

こうした偽造品を市場から一掃するために始められたのがWalimaiというプロジェクトであり、そのプロジェクト上で使用されるのがWABIです。

WABIではRFIDチップとブロックチェーンで偽造を防止

Walimaiプロジェクトに参加した商品には「Walimaiラベル」が貼り付けられています。このラベルにはRFIDが使用されています。RFIDは数mほどの距離の無線通信によって情報をやり取りするシステムで、簡単に言えば高性能なバーコードのようなものです。

RFIDはバーコードと比べて通信距離が長く、同時読み込みも可能で、記憶容量も大きく、おまけに汚れにも強いなど、圧倒的な強みをいくつも抱えています。唯一、コストだけはバーコードと比べるとやや劣りますが、それ以上にメリットのほうが大きいです。RFIDを搭載したチップは非常に小さくできるため、かさばってじゃまになることもありません。

生産者や流通業者は、Walimaiラベル上のブロックチェーンに製造・流通固定を記録します。ブロックチェーンに記載された情報は皆さんもご存知の通り書き換えが非常に難しい(コスト面まで考えると実質不可能)なため、流通経路が偽造されるリスクはほぼありません。もしラベル自体が亡くなっていたら、その商品は偽造されていると疑えます。

また、RFIDには2つのIDがあり、そのうち1つはスキャンされるたびに変わります。消費者は誰がチップをスキャンしたこともわかるわけです。消費者がスキャンをすることによって、偽物の流通はさらに抑制されます。スキャンをするとその見返りとして、WABIが受け取れます。

この仕組みのもとでは、正規の生産者・流通業者は自分たちの取り扱う商品の安全性を効果的にアピールできます。一方、消費者は安全な商品を安心して買いつつ、商品をスキャンしてWABIを受け取れます。双方にとって利益になる、優れたシステムと言えるでしょう。

WABIの使い道

スキャンして受け取ったWABIは仮想通貨取引所で取引できるほか、Walimaiプロジェクトでの商品購入にも使用できます。一企業が発行しており、なおかつ商品と交換できるという点では、仮想通貨というよりもポイントに近いものがあります。

Walimaiプロジェクトの現状

Walimaiプロジェクトはすでに始まっており、実際に乳児用製品を取り扱う店で導入されています。評判も上々であり、今のところは順調に推移していると言えるでしょう。

筆者が考えるWABIの今後の将来性

将来性は極めて高いと言えるでしょう。偽造品に関する諸問題は、中国のみならず、中国から商品を輸入する多くの国家にとっても関心事です。ましてや中国にとってはメンツにも関わる問題であるため、中国政府もWalimaiプロジェクトを後押しする可能性は十分にあります。

プロジェクトがすでに始動し、高い評価を得ている点も優秀です。大風呂敷だけ広げて結局何も行われずに頓挫するようなプロジェクトは少なくありませんが、Walimaiはそうしたプロジェクトとは一線を画しています。

生産者と消費者、双方に利用メリットがあり、また双方が自分の利益を考えることが最適化につながるというのも良くできています。

問題点は競合プロジェクトの存在です。特に有力なライバルがVEN(Vechain)です。VechainはIOTとブロックチェーンを連携させることによって商品追跡を行うプラットフォームです。商品にNFCチップを埋め込み、ブロックチェーンによって取引履歴を照合します。プロジェクトの目的がほぼ完全にかぶっていますね。

現状ではVENが仮想通貨時価総額ランキング16位なのに対してWABIは200位以下と、大きく水を開けられてしまっています。すでに使われ始めているという優位点を活かした巻き返しが期待されます。

WABIが日本に上場する可能性

現状では日本に上場される見通しは立っていません。海外の仮想通貨取引所で買いましょう。

WABIが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • EtherDelta
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