VRCの特徴や将来性、VRCが購入できるおすすめの取引所

世界初のバイナリチェーン搭載の仮想通貨VRCを解説

VRC(VeriCoin/ヴェリコイン)の概要

通貨名称 VRC(VeriCoin/ヴェリコイン)
最大発行数
公開日 2014年5月
公式サイト www.vericoin.info/
ホワイトペーパー https://www.vericoin.info/downloads/VeriCoinPoSTWhitePaper10May2015.pdf

VRCの特徴や目指しているもの

VRCは、2つの暗号資産を組み合わせることでより高性能にする仕組み(バイナリチェーン)を世界で初めて搭載した暗号資産です。

VRCの仕組み

VRCは、VRMとの組み合わせで力を発揮する暗号資産です。どちらも単独の暗号資産として使えますが、組み合わせることでより高速な送金速度と安価な手数料での取引ができるようになります。

VRCがメインチェーン、VRMがサブチェーンとなり、両者を組み合わせることでVRCの送金時間は1分から30秒、VRMの送金時間は5分から3分まで短縮されます。また、取引手数料は0.0001VRCのみと非常に安価です。

VRCの特徴

バイナリチェーンに採用されているVRCは、コンセンサスアルゴリズムにProof of Stake Time(PoS-T)を採用しています。PoS-Tのベースとなっているのは、保有量に応じてマイニングの権利を振り分けるProof of Stake(PoS)です。PoS-TはPoSの仕組みに時間の概念を加えたもので、時間経過とともにマイニングの可能性が高まります。PoSでは通貨保有量だけが振り分けの判断材料でしたが、PoS-Tでは通貨保有時間も加味されるわけです。

この仕組みのもとで報酬を得る方法はとても簡単で、パソコンやスマートフォン(平均程度のスペックで全く問題なし)に通貨を入れるだけです。後は自動的に銀行預金のように利息がついていきます。年利は1.5%から2.5%です。日本の銀行預金の金利よりもずっと高いですね。

VRMの特徴

もう片方のVRMは、コンセンサスアルゴリズムにProof of Work Time(PoW-T)を採用しています。PoW-Tは計算を早く解き終えたコンピュータにマイニングの権利を与えるPoWに、時間の概念を加えたものです。

PoWではブロックサイズは固定されますが、PoW-Tでは可変となっています。これにより、スケーラビリティが改善され、トランザクションの処理性能は向上するので、ブロックチェーンは安定します。

また、VRMにはASIC耐性及びGPU耐性があるので、マイニングのハードルが低く、高度な分散化が期待できます。最近はASIC耐性を持つ暗号資産も珍しくなくなっていますが、GPU耐性を持つ暗号資産は珍しく、ココが差別化点となっています。

VRCの将来性

VRCの将来性は、現時点では多少期待できると考えています。バイナリチェーンは独自性が高く、利便性に寄与しています。それ以外には目立った特徴がなく、数ある暗号資産の中に埋もれているようにも思えます。過度な期待はしないほうが良いかもしれません。

VRCが日本に上場する可能性

現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場しているので、気になるという方はそちらを利用するといいでしょう。

VRCが購入できる海外の取引所一覧

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