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VIA(Viacoin/ヴィアコイン)の概要
通貨名称 | VIA(Viacoin/ヴィアコイン) |
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最大発行数 | 2300万枚 |
公開日 | 2014年6月 |
公式サイト | https://viacoin.org/ |
ホワイトペーパー | https://github.com/viacoin/documents/raw/master/whitepapers/Viacoin_whitepaper.pdf |
VIAの特徴や目指しているもの
VIAは、分散化した取引を可能にする金融プラットフォーム「viacoin」上で使われる暗号資産です。高速な送金やオフチェーンを使ったライトニング・ネットワークにも対応しているだけではなく、ユーザーの独自トークンを発行することも可能であり、機能の大半がすでに実装済みです。
ビットコインの抱える問題点
ビットコインの抱える問題点でも無視できないのが、送金速度の低下とそれに伴う送金手数料の高騰です。ビットコインの本来の送金スピードは10分と、通常の取引には問題がない速度ですが、取引が集中した2017年末から2018年始にかけては送金スピードが急低下して、数時間掛かることもありました。これは、送金リクエストが増えすぎたことによってそれを処理できなくなる送金詰まりが発生したためです。
新技術導入で改善を図るも追いつかない現状
最近ではあまりの人気と価格の急騰ぶりから、ビットコイン本来のメリットであった送金スピードの速さと送金手数料の安さは両立できなくなりました。ビットコインの開発側もSegwit2xやライトニング・ネットワークと呼ばれる新技術の導入で解決に努めていますが、改善にはあまり寄与していません。
こうした決済機能としての欠点が目立つようになってきたビットコインに代わる決済機能が魅力なのがVIAの大きな特徴です。
VIAが導入している独自機能
VIAには独自のトークンを発行する機能「ClearingHouse」が搭載されています。独自トークンは法人や個人など誰でも発行できるもので、それぞれが独自の価値をつけられます。
VIAの将来性
VIAの将来性は、なかなか将来有望であると考えています。機能も十分ですが、開発が順調に進んでいるのも大きいです。開発状況はサイトのロードマップで報告されていますが、必要な機能はすでにあらかた搭載済みです。残るはハードウェアウォレットや匿名化の搭載などで、これが終われば本格的に価値を高めていくかもしれません。
VIAが日本に上場する可能性
現時点では日本の暗号資産取引所に上場される見通しはありません。海外の暗号資産取引所には上場しているので、そちらを利用するといいでしょう。取引高が多いのはバイナンスとBittrex、UPbitの3つなので、そちらの利用をおすすめします。